IPO DETAIL
株式会社ドリーム・アーツ
大企業向けノーコード業務デジタル化クラウド「SmartDB」や、企業間コミュニケーションサービスなどを提供するソフトウェア企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
大企業向けSaaSの売上拡大と黒字転換、創業者中心の安定株主は評価できます。
吸収金額は約24.2億円と軽量ではありませんが、成長性と需給のバランスからやや積極的に申し込みたい案件です。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を最優先とし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、東海東京証券、SBI証券なども利用します。
SaaS成長と黒字化を評価し、公開規模と非拘束株を踏まえてやや積極的に参加します。
主幹事を最優先
主幹事はみずほ証券です。
配分の中心となるため最優先に申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、東海東京証券、SBI証券、SMBC日興証券の5社です。
資金と締切を管理
BB時点の仮条件上限は2,660円で、100株の申込資金は266,000円です。
高単価案件のため、他のIPOとの資金拘束を確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- みずほ証券を最優先にする
- 2,660円上限で266,000円を準備する
- SaaS成長と利益定着を確認する
- 加賀電子の非拘束株と潜在株式を区別する
注意点
- 24億円台の公開規模
- 大企業向け営業の長期化
- SaaS投資による費用増
- 加賀電子株にロックアップなし
- 高い申込単価
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年10月12日〜10月18日
公開価格決定日: 2023年10月19日
申込期間: 2023年10月20日〜10月25日
上場日: 2023年10月27日
BB申込期間
2023年10月12日〜2023年10月18日BB期間は2023-10-12〜2023-10-18で、仮条件は2340〜2660円です。
抽選日
2023年10月19日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-10-19です。
購入申込期間
2023年10月20日〜2023年10月25日当選後は2023-10-20〜2023-10-25の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年10月27日上場日は2023-10-27です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ドリーム・アーツ |
|---|---|
| 証券コード | 4811 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 24.2億円 |
| 想定時価総額 | 107.9億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 2,660円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2340〜2660 |
| 公募価格 | 2,660円 |
| 予想初値 | 3,300円 |
| 予想利益 | 6.4万円 |
| 初値 | 3,005円 |
| 初値騰落率 | 13% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 大企業向けノーコードSaaSの成長性
- 売上拡大と最終損益の黒字転換
- 創業者と資産管理会社中心の安定株主
- 主要株主に価格解除のない180日ロックアップ
マイナス要因
- 吸収金額が約24.2億円で軽量とはいえない
- 大企業向け営業は受注まで長期化しやすい
- クラウド事業拡大に先行投資が必要
- 加賀電子の保有株にロックアップがない
FINANCIALS
業績推移
2020年12月期は提出会社単体、2021年12月期以降は連結数値です。
売上高が増加し、最終損益は黒字へ転換しました。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年12月期 | 2,714百万円 | -19百万円 | - |
| 2021年12月期 | 2,939百万円 | 11百万円 | +8.3% |
| 2022年12月期 | 3,670百万円 | 127百万円 | +24.9% |
業績コメント
2020年12月期の単体売上高は2,714百万円、2021年12月期と2022年12月期の連結売上高は2,939百万円、3,670百万円です。
当期純損益は19百万円の赤字から11百万円、127百万円の黒字へ改善しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主の多くは180日拘束です。
加賀電子はロックアップ対象外で、コタエル信託の表示株は全量が潜在株式です。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 山本 孝昭 | 861,000株 | 22.45% | 180日 |
| 芸夢YAMAMOTO株式会社 | 704,400株 | 18.37% | 180日 |
| 前川 賢治 | 347,600株 | 9.06% | 180日 |
| 芸夢前川株式会社 | 284,400株 | 7.42% | 180日 |
| 牧山 公彦 | 202,400株 | 5.28% | 180日 |
| 金井 正義 | 188,000株 | 4.90% | 180日 |
| コタエル信託株式会社(全量潜在株式) | 183,000株 | 4.77% | 180日 |
| 株式会社ブイ・シー・エヌ | 160,000株 | 4.17% | 180日 |
| NTTファイナンス株式会社 | 140,000株 | 3.65% | 180日 |
| 加賀電子株式会社 | 92,000株 | 2.40% | - |
株主構成コメント
山本孝昭氏・芸夢YAMAMOTOと、前川賢治氏・芸夢前川で57%超を保有し、創業者側の支配力は安定しています。
主要株主の多くは180日拘束ですが、加賀電子は対象外です。
コタエル信託の表示株は時価発行新株予約権信託に係る潜在株式であり、通常株式の即時売却圧力とは区別します。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ドリーム・アーツのIPOは、大企業向けSaaSの成長性と黒字転換を評価でき、公開規模を消化できれば初値に一定の期待を持てる案件です。
主力のSmartDBは複雑な申請や承認業務をノーコードで構築でき、大企業の業務デジタル化を支援する点に競争力があります。
売上高は3期にわたり拡大し、最終損益も赤字から黒字へ改善しており、クラウド型収益への移行が利益成長につながるかが注目されます。
吸収金額は約24.2億円、上場時時価総額は約107.9億円で、小型SaaSほどの需給妙味はないものの、成長性との均衡は取れています。
創業者側の保有と180日のロックアップは安定材料ですが、加賀電子の株式は拘束対象外であり、大企業案件の受注時期による変動にも注意が必要です。
申込みは主幹事のみずほ証券を中心に検討し、黒字化とSaaS成長を評価しながら、公開規模を踏まえてやや積極的に参加する方針が考えられます。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年10月27日
公開価格2,660円に対して初値は3,005円となり、騰落率は+13.0%でした。
初値売り損益は100株で34,500円でした。