IPO DETAIL
株式会社ハッチ・ワーク
月極駐車場の検索・契約・入金・管理をオンライン化する「アットパーキングクラウド」と、貸会議室サービスを運営する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
月極駐車場の契約・集金・管理は紙や対面の業務が残り、DX余地のある市場です。
売上高は増加していますが、2020年から2022年まで最終赤字が続き、2022年12月期の赤字は372百万円です。
BB上限1,800円では吸収金額約6.3億円、時価総額約32.7億円と小型で、需給は初値を支えやすい条件でした。
創業者側の持分は厚いものの、VC株には90日・1.5倍解除があります。
テーマと小型需給を評価しつつ、黒字化の確度を重視して中立からやや積極寄りに判断します。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
SMBC日興証券を最優先に、SBI証券、岡三証券、東海東京証券、松井証券などにも申し込みます。
BB時点の小型需給を評価しつつ、赤字継続を踏まえて資金を絞ります。
主幹事を最優先
主幹事はSMBC日興証券です。
配分の中心となるため、最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
SBI証券、岡三証券、東海東京証券、松井証券、アイザワ証券、極東証券、東洋証券が参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,800円の場合、100株当たりの申込資金は180,000円です。
上限を超えて価格決定される場合に備え、購入申込時の余裕を確保します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SMBC日興証券を最優先にする
- BB時点では180,000円を基準に準備する
- 月極駐車場の管理台数を確認する
- 赤字とVC解除条件を比較する
注意点
- 直近3期は最終赤字
- 開発・営業投資の負担
- 主要VCに1.5倍解除
- 上限超えの価格決定リスク
- 貸会議室需要の変動
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年3月8日〜3月14日
公開価格決定日: 2024年3月15日
申込期間: 2024年3月18日〜3月22日
上場日: 2024年3月26日
BB申込期間
2024年3月8日〜2024年3月14日BB期間は2024-03-08〜2024-03-14で、仮条件は1680〜1800円です。
抽選日
2024年3月15日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-03-15です。
購入申込期間
2024年3月18日〜2024年3月22日当選後は2024-03-18〜2024-03-22の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年3月26日上場日は2024年3月26日です。
BB時点の小型需給、上限超えの価格決定可能性、同日上場4社の資金分散を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ハッチ・ワーク |
|---|---|
| 証券コード | 148A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 7.5億円 |
| 想定時価総額 | 39.3億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,680円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1680〜1800 |
| 公募価格 | 2,160円 |
| 予想初値 | 1,950円 |
| 予想利益 | 1.5万円 |
| 初値 | 2,815円 |
| 初値騰落率 | 30.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 月極駐車場の契約・入金・管理をオンライン化する独自テーマ
- 売上高は2020年12月期から2022年12月期まで増加
- BB時点の仮条件上限では吸収金額約6.3億円
- 管理台数の積み上げによる継続収益の拡大余地
マイナス要因
- 直近3期は最終赤字
- 2022年12月期の最終赤字は372百万円
- 複数のVC株が90日・公開価格1.5倍で解除
- プラットフォーム開発費と貸会議室需要の変動
FINANCIALS
業績推移
単独決算です。
売上高は増加していますが、月極駐車場プラットフォームへの投資で赤字が続いています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年12月期 | 1,276百万円 | -337百万円 | - |
| 2021年12月期 | 1,419百万円 | -368百万円 | +11.2% |
| 2022年12月期 | 1,648百万円 | -372百万円 | +16.1% |
業績コメント
直近の売上高は、2020年12月期1,276百万円から2022年12月期1,648百万円へ増加しましたが、直近3期は最終赤字が続いています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者側は180日、主要VCは90日・1.5倍解除です。
全株売出しとなる通常株式と、残る潜在株式を分けて評価します。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社大竹アンドパートナーズ | 465,000株 | 25.27% | 180日 |
| 株式会社ダイナエッグ | 276,600株 | 15.03% | 180日 |
| 大竹弘 | 211,500株 | 11.49% | 180日 |
| 増田知平 | 184,400株(うち潜在株式120,000株) | 10.02% | 通常株式全株売出し |
| ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社 | 116,700株 | 6.34% | 180日 |
| EEI4号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合 | 59,900株 | 3.25% | 90日/1.5倍 |
| イノベーション・エンジンPOC第2号投資事業有限責任組合 | 54,700株 | 2.97% | 90日/1.5倍 |
| IEファスト&エクセレント投資事業有限責任組合 | 50,700株 | 2.75% | 90日/1.5倍 |
| 谷正男 | 45,600株 | 2.48% | 180日 |
| マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合 | 38,900株 | 2.11% | 90日/1.5倍 |
株主構成コメント
資産管理会社と創業者・経営陣の持分が厚く、ENEOS系事業会社も株主です。
VC比率は約11%で、複数ファンドに90日・1.5倍解除があります。
増田氏の184,400株には潜在株式120,000株が含まれ、通常株式は今回すべて売り出されます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ハッチ・ワークのIPOは、月極駐車場管理のDXという独自性と、BB時点での小型需給を評価しつつ赤字も確認したい案件です。
「アットパーキングクラウド」は検索から契約、入金、管理までをオンライン化し、管理台数の積み上げによる継続収益を目指します。
売上高は2020年12月期1,276百万円から2022年12月期1,648百万円へ増えましたが、開発投資が先行し最終赤字が続いています。
BB時点の仮条件上限1,800円では吸収金額約6.3億円と軽く、創業者側の持分も厚いため、初値需給は比較的良好と考えられます。
一方、複数のVC株は90日・公開価格1.5倍で解除され、貸会議室需要や黒字化までの資金負担についても慎重な確認が必要です。
申込みはSMBC日興証券を優先し、管理台数の伸びと赤字縮小の進捗を確認しながら、過熱を避けて選別的に判断したいですと考えます。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年3月26日
公開価格2,160円に対して初値は2,815円となり、騰落率は+30.3%、100株当たりの利益は65,500円でした。