IPO DETAIL
株式会社情報戦略テクノロジー
顧客企業との直接契約を軸にしたシステム開発・DX支援と、企業とITエンジニアを結ぶマッチングサービスを展開する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
企業のDX投資を追い風に、直接取引型のシステム開発とエンジニアマッチングを組み合わせています。
仮条件上限460円での吸収金額は約11.0億円、時価総額は約45.9億円と小さく、低単価で個人投資家も参加しやすい条件です。
2022年12月期の参考合算値は売上高4,940百万円、最終利益285百万円まで回復しました。
創業者側に株式が集約され、VC不在で通常株式には180日の価格解除なしロックアップがあります。
採用競争と同日上場には注意が必要ですが、需給優位を評価して積極寄りに判断します。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を最優先に、マネックス証券、松井証券、SBI証券などにも申し込みます。
低単価と小型需給を評価しつつ、同日上場による資金分散を確認します。
主幹事を最優先
主幹事はみずほ証券です。
配分の中心となるため、最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
マネックス証券、松井証券、SBI証券、アイザワ証券、岩井コスモ証券、丸三証券、極東証券、あかつき証券も参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限460円の場合、100株当たりの申込資金は46,000円です。
複数の幹事へ申し込む場合も資金負担は比較的小さい案件です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- みずほ証券を最優先にする
- 46,000円を基準に申込資金を準備する
- 約11.0億円の小型需給を評価する
- 同日上場の資金分散を確認する
注意点
- IT人材の採用競争
- 参考合算値と法定単体数値の違い
- 顧客のDX投資予算に依存
- 同日上場による買い需要の分散
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年3月11日〜3月15日
公開価格決定日: 2024年3月18日
申込期間: 2024年3月19日〜3月25日
上場日: 2024年3月28日
BB申込期間
2024年3月11日〜2024年3月15日BB期間は2024-03-11〜2024-03-15で、仮条件は380〜460円です。
抽選日
2024年3月18日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-03-18です。
購入申込期間
2024年3月19日〜2024年3月25日当選後は2024-03-19〜2024-03-25の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年3月28日上場日は2024年3月28日です。
小型需給の強さに加え、カウリスとの同日上場による資金分散を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社情報戦略テクノロジー |
|---|---|
| 証券コード | 155A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 11億円 |
| 想定時価総額 | 45.9億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 600円 |
|---|---|
| 仮条件 | 380〜460 |
| 公募価格 | 460円 |
| 予想初値 | 650円 |
| 予想利益 | 1.9万円 |
| 初値 | 1,021円 |
| 初値騰落率 | 122% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 企業と直接契約するDX・システム開発モデル
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約11.0億円
- 2022年12月期の参考合算値は最終利益285百万円
- 創業者側が約84.5%を保有しVC不在
マイナス要因
- 2022年12月期までの業績は組織再編を補う参考合算値
- ITエンジニアの採用と定着が成長の制約になり得る
- 顧客企業のIT投資抑制で受注が鈍る可能性
- 同日上場による個人投資家資金の分散
FINANCIALS
業績推移
組織再編の影響があるため、掲載値は届出書の参考合算値です。
2022年12月期の参考合算値は未監査であり、法定財務諸表の単体数値とは区別して確認します。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年12月期(参考合算値) | 3,464百万円 | -93百万円 | - |
| 2021年12月期(参考合算値) | 3,876百万円 | 29百万円 | +11.9% |
| 2022年12月期(参考合算値・未監査) | 4,940百万円 | 285百万円 | +27.5% |
業績コメント
組織再編前後の比較を補う参考合算値では、売上高が2020年12月期3,464百万円から2022年12月期4,940百万円へ増加しました。
最終損益も93百万円の赤字から285百万円の黒字へ改善しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者側などの通常株式は180日の価格解除なし拘束です。
全量潜在株式として表示される株主は、上場時の流通株と区別します。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 髙井淳 | 4,476,317株 | 47.42% | 180日 |
| 株式会社ISTホールディングス | 3,500,000株 | 37.08% | 180日 |
| コタエル信託株式会社 | 660,000株(全量潜在株式) | 6.99% | - |
| 近藤将人 | 280,000株(全量潜在株式) | 2.97% | - |
| 礒谷幸始 | 264,320株 | 2.80% | 180日 |
| 情報戦略テクノロジー社員持株会 | 164,963株 | 1.75% | 180日 |
| 廣田重徳 | 94,400株 | 1.00% | 180日 |
株主構成コメント
髙井淳氏とISTホールディングスで約84.5%を保有する、創業者側に集中した構成です。
VCは見当たらず、通常株式の短期売却リスクは限定的です。
一方、コタエル信託と近藤将人氏の株数は全量潜在株式で、通常の既保有株とは分けて見る必要があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
情報戦略テクノロジーのIPOは、小型需給と企業DXを支える直接取引型の開発モデルを評価したい案件と考えられますと考えられます。
顧客と直接契約して要件定義から運用まで関与するため、課題理解を深めながら継続案件へつなげやすい点が事業上の大きな強みです。
参考合算値では売上高が2020年12月期3,464百万円から2022年12月期4,940百万円へ拡大し、黒字化も進みました。
仮条件上限ベースの吸収金額は約11.0億円で、創業者側の保有比率が高くVCも不在なため、初値需給は比較的良好と考えられます。
一方で、開示業績は組織再編前後を補う参考値であり、ITエンジニアの採用競争や顧客の投資抑制には今後も継続的な注意が必要です。
申込みはみずほ証券を優先し、同日上場による資金分散と需要の強さを確認しながら、資金余力の範囲で前向きに判断したいですと考えます。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年3月28日
公開価格460円に対して初値は1,021円となり、騰落率は+122.0%、100株当たりの利益は56,100円でした。