IPO DETAIL
株式会社魁力屋
京都背脂醤油ラーメンを主力とする「京都北白川ラーメン魁力屋」を、ロードサイド、商業施設、フードコートで展開する外食会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
魁力屋は店舗拡大とともに売上高・最終利益を伸ばし、公募中心で新規出店資金を調達する点を評価できます。
吸収金額約23.3億円はスタンダード市場として一定の規模ですが、創業者側の残存株は180日拘束され、VCもありません。
役職員の上位表示株には潜在株式が多いため通常株と区別します。
主幹事大和証券を中心に、外食株の地合いと原価上昇を確認してやや前向きに申し込みます。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事大和証券を最優先とし、SBI証券や楽天証券にも申し込みます。
公募中心・増収増益・180日ロックアップを評価しつつ、外食業のコスト上昇を確認して参加します。
主幹事を最優先
主幹事は大和証券です。
公募株の配分中心となるため、魁力屋への参加時は最優先とします。
平幹事も取りこぼさない
野村證券、SBI証券、みずほ証券、西村証券、楽天証券が引受団に参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,400円の場合、100株当たり140,000円です。
出店成長を評価しながら、同日上場案件との資金分散も考慮します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 大和証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限1,400円で140,000円を準備する
- 公募中心の資金使途を確認する
- 役職員の潜在株式を通常株と区別する
注意点
- 外食業の原材料・人件費上昇に注意
- 新規出店の採算と人材確保を確認する
- 同日上場による資金分散
- 潜在株式を即時売却可能株と誤認しない
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年11月30日〜12月6日
公開価格決定日: 2023年12月7日
申込期間: 2023年12月8日〜12月13日
上場日: 2023年12月15日
BB申込期間
2023年11月30日〜2023年12月6日BB期間は2023-11-30〜2023-12-06で、仮条件は1300〜1400円です。
抽選日
2023年12月7日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-12-07です。
購入申込期間
2023年12月8日〜2023年12月13日当選後は2023-12-08〜2023-12-13の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年12月15日上場日は2023-12-15です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社魁力屋 |
|---|---|
| 証券コード | 5891 |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | 小売業 |
| 主幹事 | 大和証券 |
| 吸収金額 | 23.3億円 |
| 想定時価総額 | 76.9億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,290円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1300〜1400 |
| 公募価格 | 1,400円 |
| 予想初値 | 1,800円 |
| 予想利益 | 4.0万円 |
| 初値 | 1,822円 |
| 初値騰落率 | 30.1% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 公募120万株を中心とする成長資金調達
- 直近3期で売上高と最終利益が増加
- 認知度のある京都背脂醤油ラーメンブランド
- 主要株主の残存株に180日のロックアップ
マイナス要因
- 吸収金額約23.3億円で外食IPOとして一定の買い需要が必要
- 原材料費・人件費・光熱費の上昇リスク
- 出店加速に伴う投資負担と採算管理
- 役職員の表示株に新株予約権由来の潜在株式が多い
FINANCIALS
業績推移
直近3期はいずれも単体業績です。
既存店売上、客数・客単価、新規出店費用、原材料・人件費の変化を確認します。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年12月期 | 6,942百万円 | 133百万円 | - |
| 2021年12月期 | 7,086百万円 | 234百万円 | +2.1% |
| 2022年12月期 | 8,816百万円 | 314百万円 | +24.4% |
業績コメント
売上高は2020年12月期6,942百万円、2021年12月期7,086百万円、2022年12月期8,816百万円へ増加しました。
最終利益も133百万円、234百万円、314百万円と拡大しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は180日拘束で価格解除条件はありません。
マルフジコーポレーションの売出し後残存株と、役職員の潜在株式を分けて評価します。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社マルフジコーポレーション | 2,948,100株 | 64.46% | 180日(250,000株売出し) |
| 藤田 宗 | 1,290,000株 | 28.21% | 180日 |
| 丸本 純平 | 48,000株(うち潜在株式43,500株) | 1.05% | 180日 |
| 田口 剛 | 35,000株(うち潜在株式30,000株) | 0.77% | 180日 |
| 河原 智彦 | 25,500株(全量潜在株式) | 0.56% | 180日 |
| 赤松 繁男 | 22,500株(全量潜在株式) | 0.49% | 180日 |
| 株式会社大垣書店 | 21,200株 | 0.46% | 180日 |
| 大和商工株式会社 | 21,200株 | 0.46% | 180日 |
| 松浦 基之 | 21,000株(全量潜在株式) | 0.46% | 180日 |
| 濱口 孝之 | 19,000株(全量潜在株式) | 0.42% | 180日 |
株主構成コメント
マルフジコーポレーション64.46%、藤田宗氏28.21%で約92.7%を占める創業者側中心の構成です。
売出しはマルフジコーポレーションの250,000株のみで、上場後も大株主として残ります。
下位株主の多くは潜在株式です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
魁力屋のIPOは、増収増益と公募中心の資金調達を評価できる一方、外食業特有のコスト上昇と公開規模を慎重に確認したい案件です。
京都背脂醤油ラーメンを主力に、ロードサイドや商業施設へ店舗を広げており、調達資金を新規出店に充てる明確な成長戦略を掲げています。
売上高は2020年12月期69.4億円から2022年12月期88.2億円へ増加し、最終利益も1.3億円から3.1億円へ伸びました。
仮条件上限では吸収金額が約23.3億円となりますが、公募120万株に対して売出し25万株で、既存株主の換金色は比較的薄い構成です。
創業者側の主要株主は上場後も大株主として残り、残存株には180日のロックアップがあるため、直後の需給は安定しやすいと考えられます。
申込みは主幹事の大和証券を軸とし、業績成長を評価しながら、原材料費や人件費の上昇と出店採算を確認してやや前向きに判断します。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年12月15日
公開価格1,400円に対して初値は1,822円となり、騰落率は+30.1%でした。
初値売り損益は100株で42,200円です。