IPO DETAIL
株式会社学びエイド
学習塾や教育事業者に映像授業コンテンツと教室運営支援システムを提供し、教材会社向けの動画制作・配信受託も行うEdTech企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
吸収金額約8.2億円の軽さ、EdTechの分かりやすさ、2023年4月期の黒字転換は評価できます。
ただし、公開株比率が高く、K&P系ファンドの保有比率と1.5倍解除が上値の論点になるため、需給を確認しながら参加します。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
SBI証券を最優先に、SMBC日興証券、松井証券、岩井コスモ証券、岡三証券などにも申し込みます。
小型需給と黒字転換を評価しつつ、K&P系VCの保有比率と1.5倍解除を確認します。
主幹事を最優先
SBI証券が主幹事で配分の大半を占めるため、最優先の申込先です。
平幹事も取りこぼさない
SMBC日興証券、松井証券、岩井コスモ証券、岡三証券、東洋証券、極東証券にも申込みを広げます。
資金と締切を管理
仮条件上限970円の場合、100株当たりの申込資金は97,000円です。
SBI証券の抽選ルールとIPOチャレンジポイントの使用方針を事前に決めます。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SBI証券を最優先にする
- 仮条件上限ベースで97,000円を準備する
- VC比率と公開株比率を確認する
- 1.5倍解除価格を意識する
注意点
- 公開株比率が高め
- K&P系VCの保有が大きい
- 90日・1.5倍解除
- 黒字定着の不確実性
- 教育市場の競争激化
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年5月13日〜5月17日
公開価格決定日: 2024年5月20日
申込期間: 2024年5月21日〜5月24日
上場日: 2024年5月28日
BB申込期間
2024年5月13日〜2024年5月17日BB期間は2024-05-13〜2024-05-17で、仮条件は910〜970円です。
抽選日
2024年5月20日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-05-20です。
購入申込期間
2024年5月21日〜2024年5月24日当選後は2024-05-21〜2024-05-24の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年5月28日上場日は2024-05-28です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社学びエイド |
|---|---|
| 証券コード | 184A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 8.2億円 |
| 想定時価総額 | 21.8億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 970円 |
|---|---|
| 仮条件 | 910〜970 |
| 公募価格 | 970円 |
| 予想初値 | 1,050円 |
| 予想利益 | 8,000円 |
| 初値 | 1,282円 |
| 初値騰落率 | 32.2% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額約8.2億円の小型需給
- 学習塾のDXを支えるEdTech事業
- 2023年4月期に増収黒字転換
- 創業者に180日のロックアップ
マイナス要因
- 公開株比率が高め
- K&P系VCの保有比率が大きい
- VC株は90日・公開価格1.5倍で解除
- 黒字定着と教育市場の競争を確認する必要
FINANCIALS
業績推移
全期とも単体数値です。
2023年4月期に黒字化しましたが、利益が定着するかを確認する必要があります。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2021年4月期(単体) | 286百万円 | 4百万円 | - |
| 2022年4月期(単体) | 290百万円 | -60百万円 | +1.4% |
| 2023年4月期(単体) | 501百万円 | 93百万円 | +72.8% |
業績コメント
単体売上高は2021年4月期286百万円、2022年4月期290百万円、2023年4月期501百万円です。
当期純利益は4百万円、△60百万円、93百万円で、2023年4月期に増収と黒字転換を達成しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者・役員・事業会社は180日、K&P系VCは90日・公開価格1.5倍で解除されます。
旺文社系ファンドは全株売出し、役職員の一部は潜在株式です。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 廣政 愁一(うち潜在株式23,400株) | 1,163,700株 | 52.91% | 180日 |
| K&Pパートナーズ2号投資事業有限責任組合 | 514,300株 | 23.38% | 90日/1.5倍 |
| K&Pパートナーズ3号投資事業有限責任組合 | 171,200株 | 7.78% | 90日/1.5倍 |
| 鈴木 健一(うち潜在株式8,000株) | 158,000株 | 7.18% | 180日 |
| 共同印刷株式会社 | 70,000株 | 3.18% | 180日 |
| 旺文社イノベーションファンド1号投資事業有限責任組合 | 22,300株 | 1.01% | 全株売出し |
| 野田 亮太(全量潜在株式) | 11,200株 | 0.51% | 180日 |
| 松本 英二(全量潜在株式) | 9,400株 | 0.43% | 180日 |
| 杉浦 久恵(全量潜在株式) | 8,000株 | 0.36% | 180日 |
| 平林 明日樹(全量潜在株式) | 8,000株 | 0.36% | 180日 |
株主構成コメント
廣政愁一氏が52.91%を保有する一方、K&P系2ファンドの合計は31%超です。
創業者・役員の表示株数には新株予約権由来の潜在株式が含まれ、下位役職員の株数は全量が潜在株式です。
VC売出しと解除後の残存株を分けて需給を考えます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
学びエイドのIPOは、EdTechの分かりやすさと吸収金額約8.2億円の小型需給を評価できる一方、VC比率の高さを慎重に見る案件です。
短尺の映像授業と教室運営支援システムを組み合わせ、学習塾の教材不足や講師負担を補いながら、教育現場のDXを支援しています。
2023年4月期は売上高501百万円、当期純利益93百万円となり、前期の赤字から増収黒字転換を果たして収益改善を示しました。
創業者の180日ロックアップは需給を支えますが、K&P系2ファンドが31%超を保有し、90日・公開価格1.5倍で解除されます。
公開株比率の高さ、黒字定着の確度、教育コンテンツ市場の競争激化、学習塾の投資余力や導入継続率にも継続的な注意が必要です。
申込みはSBI証券を中心に、小型需給の強みだけでなく、VCの残存株と利益成長の持続性を見比べて参加可否を判断したいところです。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年5月28日
公開価格は970円、初値は1,282円となり、公開価格比32.2%上昇、100株当たりの損益は31,200円でした。