IPO DETAIL
ミーク株式会社
法人向けモバイル回線、SIM管理、IoT機器の接続・運用をクラウドで支援し、通信回線とプラットフォームを組み合わせて提供する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
ミークは、IoT通信基盤の継続需要と黒字の安定性を評価する一方、売上高が3期連続で減少しているため、やや積極的にとどめます。
吸収金額は再計算で約29.3億円となり、極端に重くはありません。
ソニー系を中心とする事業会社株主は安心材料ですが、VC株には1.5倍解除があります。
利益率の改善だけでなく、回線数やプラットフォーム収入が再び伸びるかを見極めたい案件です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
共同主幹事のSMBC日興証券と大和証券を優先します。
IoTテーマだけでなく、売上再成長の見通しと1.5倍解除株を確認し、仮条件上限で割高感がなければやや積極的に申し込みます。
主幹事を最優先
共同主幹事はSMBC日興証券と大和証券です。
両社を優先し、国内個人配分と抽選方法の違いを確認します。
平幹事も取りこぼさない
マネックス証券、楽天証券、松井証券などネット抽選対応幹事も併用します。
資金と締切を管理
仮条件上限800円の場合、100株当たりの申込資金は80,000円です。
共同主幹事2社とネット幹事の資金拘束ルールを確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SMBC日興証券と大和証券を優先する
- 仮条件上限800円で資金を準備する
- 売上減少の要因と回線数推移を確認する
- 1.5倍解除水準を計算する
注意点
- 売上減少が続く点に注意する
- VCの90日・1.5倍解除を確認する
- 潜在株式による将来希薄化を確認する
- IoTテーマだけで割高評価になっていないか確認する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2025年3月5日〜3月11日
公開価格決定日: 2025年3月12日
申込期間: 2025年3月13日〜3月18日
上場日: 2025年3月21日
BB申込期間
2025年3月5日〜2025年3月11日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は760〜800円です。
抽選日
2025年3月12日公開価格決定日・抽選結果確認日は2025年3月12日です。
購入申込期間
2025年3月13日〜2025年3月18日当選後は2025年3月13日〜2025年3月18日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2025年3月21日上場日は2025年3月21日です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | ミーク株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 332A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券;大和証券 |
| 吸収金額 | 29.3億円 |
| 想定時価総額 | 91.1億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 760円 |
|---|---|
| 仮条件 | 760〜800 |
| 公募価格 | 800円 |
| 予想初値 | 1,000円 |
| 予想利益 | 2.0万円 |
| 初値 | 845円 |
| 初値騰落率 | 5.6% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 法人IoTの通信・管理基盤に対する継続需要
- 3期連続で最終黒字を確保し利益は微増
- ソニーグループを中心とする事業会社株主
- 吸収金額約29.3億円で過度な大型案件ではない
マイナス要因
- 売上高が3期連続で減少
- VC株約8.5%に90日・1.5倍の解除条件
- 契約回線数の伸び悩みと通信価格競争
- 新株予約権由来の潜在株式による希薄化
FINANCIALS
業績推移
直近3期は単体業績です。
売上高は減少していますが純利益は微増しており、サービス構成変更と再成長の可能性を確認してください。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年3月期(単体) | 6,883百万円 | 474百万円 | - |
| 2023年3月期(単体) | 5,976百万円 | 535百万円 | -13.2% |
| 2024年3月期(単体) | 5,376百万円 | 543百万円 | -10.0% |
業績コメント
直近3期は単体です。
売上高は6,883百万円から5,976百万円、5,376百万円へ減少した一方、当期純利益は474百万円、535百万円、543百万円と増加しました。
売上規模の縮小と利益維持が同時に起きているため、サービス構成の変化と再成長余地を確認する必要があります。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
事業会社には主に180日、VC2社には90日・1.5倍解除があります。
経営陣の一部は全量潜在株式で、SREホールディングスはIPOで全株売出しです。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 | 3,342,700株 | 28.47% | 180日 |
| ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 1,277,300株 | 10.88% | 180日 |
| 峯村竜太 | 1,010,000株(全量潜在株式) | 8.60% | 180日 |
| 東京センチュリー株式会社 | 1,000,000株 | 8.52% | 180日 |
| 株式会社ファミリーマート | 668,100株 | 5.69% | 180日 |
| SREホールディングス株式会社 | 500,000株(IPOで全株売出し) | 4.26% | - |
| MICイノベーション5号投資事業有限責任組合 | 500,000株 | 4.26% | 90日/1.5倍 |
| 大阪瓦斯株式会社 | 500,000株 | 4.26% | 180日 |
| SMBCベンチャーキャピタル7号投資事業有限責任組合 | 500,000株 | 4.26% | 90日/1.5倍 |
| 細井邦俊 | 400,200株(全量潜在株式) | 3.41% | - |
株主構成コメント
ソニーグループ2社が合計約39.4%を保有し、事業会社株主が多い構成です。
VC比率はMICとSMBC系の合計約8.5%で、90日・1.5倍解除があります。
経営陣の記載株には潜在株式が含まれ、SREホールディングスは全株売出しで退出します。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ミークのIPOは、法人IoTの継続需要と安定黒字を評価できますが、売上減少を踏まえて参加の強弱を慎重に選びたい案件です。
通信回線とSIM管理基盤を組み合わせ、IoT機器を導入する企業の接続、運用、請求管理までクラウド上で一体的に支援しています。
当期純利益は474百万円から543百万円へ増加した一方、売上高は3期連続で減少しており、事業の再成長を確認することが重要です。
吸収金額は約29.3億円で極端には重くなく、ソニーグループを中心とする事業会社株主が短期需給の安定材料になると考えられます。
VC株には90日かつ公開価格の1.5倍で解除される条件があり、契約回線数の伸び悩みや通信価格競争の激化にも注意が必要です。
申込みはSMBC日興証券を優先し、契約回線、プラットフォーム収入、仮条件の妥当性を確認して参加水準を慎重に判断したいです。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2025年3月21日
公開価格は800円、初値は845円となり、100株当たりの損益は4,500円でした。