IPO DETAIL
株式会社モンスターラボホールディングス
世界各地の開発拠点を活用し、企業のDX戦略、UI・UX設計、システム開発、データ活用を一貫して支援する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
モンスターラボホールディングスは、世界規模の開発体制とDX支援の成長市場に位置する点が魅力です。
一方、IFRS連結では売上収益が拡大しても大幅な最終赤字が続き、吸収金額約43.0億円の消化には強い需要が必要です。
株主一覧全体でみるVC・投資ファンド等の比率は概算約43%で、多くに1.5倍解除条項があります。
大和証券を軸に、テーマ性より収益改善と需給リスクを重視して慎重に判断します。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の大和証券を中心に、SBI証券と楽天証券も確認します。
低単価でも赤字とファンド比率を重く見て、申込口数は限定します。
主幹事を最優先
主幹事は大和証券です。
国内外の需要動向を確認し、過度な資金配分は避けます。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は4社です。
大和証券に加え、アイザワ証券、SBI証券、楽天証券が参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限720円の場合、100株で7.2万円が必要です。
低単価ですが当選口数が多いため過度な資金配分は避けます。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 大和証券を優先する
- IFRS連結の赤字幅を確認する
- VC・ファンド株の1.5倍解除を重視する
注意点
- 大幅な最終赤字が続く
- 吸収金額は約43.0億円
- VC・ファンド等比率が高い
- ロックアップ解除後の売却に注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年3月10日〜3月16日
公開価格決定日: 2023年3月17日
申込期間: 2023年3月20日〜3月24日
上場日: 2023年3月28日
BB申込期間
2023年3月10日〜2023年3月16日BB期間は2023-03-10〜2023-03-16で、仮条件は660〜720円です。
抽選日
2023年3月17日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-03-17です。
購入申込期間
2023年3月20日〜2023年3月24日当選後は2023-03-20〜2023-03-24の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年3月28日上場日は2023-03-28です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社モンスターラボホールディングス |
|---|---|
| 証券コード | 5255 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 大和証券 |
| 吸収金額 | 43億円 |
| 想定時価総額 | 241.2億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 620円 |
|---|---|
| 仮条件 | 660〜720 |
| 公募価格 | 720円 |
| 予想初値 | 950円 |
| 予想利益 | 2.3万円 |
| 初値 | 1,050円 |
| 初値騰落率 | 45.8% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- グローバルな拠点網で企業のDXを一貫支援
- 2020年から2021年はIFRS連結売上収益が増加
- 100株の申込資金は仮条件上限で7.2万円
- DX関連として投資家の関心を集めやすい
マイナス要因
- IFRS連結で大幅な最終赤字が続く
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約43.0億円
- VC・投資ファンド等の比率は概算約43%
- 多くの株式が90日または公開価格1.5倍で解除
FINANCIALS
業績推移
2019年は持株会社単体、2020年以降はIFRS連結の売上収益と親会社帰属損益を百万円単位で掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年12月期(単体) | 2,828百万円 | -1,501百万円 | - |
| 2020年12月期(IFRS連結) | 7,420百万円 | -1,274百万円 | +162.4% |
| 2021年12月期(IFRS連結) | 9,346百万円 | -3,053百万円 | +26.0% |
業績コメント
2019年12月期は持株会社単体で売上高2,828百万円、当期純損失1,501百万円です。
IFRS連結売上収益は2020年12月期7,420百万円から2021年12月期9,346百万円へ増加しましたが、親会社の所有者に帰属する当期損失は1,274百万円から3,053百万円へ拡大しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者・経営関係者には180日、VC・事業会社の多くには90日または公開価格1.5倍の解除条件があります。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合 | 6,849,300株 | 19.37% | 90日/1.5倍 |
| 鮄川宏樹 | 5,529,950株 | 15.64% | 180日 |
| 株式会社DGベンチャーズ | 2,187,850株 | 6.19% | 90日/1.5倍 |
| 日本郵政キャピタル株式会社 | 1,713,000株 | 4.84% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社パソナ | 1,121,750株 | 3.17% | 90日/1.5倍 |
| Nathanial Trienens | 815,400株 | 2.31% | 180日(うち潜在株式250,000株) |
| 株式会社山陰合同銀行 | 642,600株 | 1.82% | 90日/1.5倍 |
| イーストベンチャーズ投資事業有限責任組合 | 561,000株 | 1.59% | 90日/1.5倍 |
| Calvin Rodney Sylvinus Hart | 559,800株 | 1.58% | 180日 |
| 鈴木澄人 | 552,850株 | 1.56% | 180日 |
株主構成コメント
JICファンドが19.37%、鮄川宏樹氏が15.64%を保有し、複数のVC・投資ファンドが続きます。
株主一覧全体からみたファンド等の比率は概算約43%です。
多くが90日または1.5倍で解除されるため、上場後の売り圧力は重要な確認点です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
モンスターラボホールディングスのIPOは、世界展開するDX支援の成長性よりも、赤字とファンド株主の多さを慎重に見る案件です。
戦略策定、UI・UX設計、システム開発、データ活用を世界各地の拠点で一貫支援し、企業のデジタル変革を請け負います。
IFRS連結売上収益は2020年12月期74.2億円から2021年12月期93.5億円へ増えましたが、親会社帰属損失は30.5億円へ拡大しました。
仮条件上限720円では吸収金額が約43.0億円となり、申込単価は低いものの、売出しと海外配分を含む需給は軽くありません。
VC・投資ファンド等の比率は概算約43%で、多くの株式が90日または公開価格1.5倍で解除されます。
申込みは大和証券を中心に、DXテーマだけで強気にならず、赤字と解除後の売り圧力を踏まえて限定する方針です。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年3月28日
公開価格720円に対して初値は1,050円となり、騰落率は+45.8%でした。
初値売り損益は100株で33,000円でした。