IPO DETAIL
日本情報クリエイト株式会社
不動産会社向けに賃貸管理、仲介業務、物件情報流通を支援するクラウド・業務ソフトを提供する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
日本情報クリエイトは、不動産会社向け業務ソフトの継続課金収益、増収増益、創業者側の安定保有が評価材料です。
吸収金額は約22.3億円と軽くありませんが、不動産テックのテーマと収益性を踏まえて前向きに評価しました。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の野村證券を軸に、大和証券、SBI証券、楽天証券なども併用します。
増収増益を評価しつつ、約22.3億円の公開規模を踏まえて申込強度を調整します。
主幹事を最優先
主幹事は野村證券です。
配分の中心となるため、抽選方式と購入申込期限を確認して優先します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は8社です。
大和証券、SBI証券、楽天証券などの申込機会も活用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,300円の場合、100株で13.0万円が必要です。
主幹事とネット幹事の資金拘束時期を確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 野村證券を優先する
- 大和証券とSBI証券も併用する
- 増収増益と継続課金収益を評価する
- 中型の公開規模を確認する
注意点
- 吸収金額は22億円台と軽くない
- 不動産業界の景況に影響される
- 主力ソフトへの依存がある
- 一部株主にはロックアップがない
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年7月13日〜7月17日
公開価格決定日: 2020年7月20日
申込期間: 2020年7月21日〜7月28日
上場日: 2020年7月31日
BB申込期間
2020年7月13日〜2020年7月17日BB期間は2020-07-13〜2020-07-17です。
仮条件は1200〜1300です。
抽選日
2020年7月20日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-07-20です。
購入申込期間
2020年7月21日〜2020年7月28日購入申込期間は2020-07-21〜2020-07-28です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年7月31日上場日は2020-07-31です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 日本情報クリエイト株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 4054 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 22.3億円 |
| 想定時価総額 | 86.9億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,090円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1200〜1300 |
| 公募価格 | 1,300円 |
| 予想初値 | 1,800円 |
| 予想利益 | 5.0万円 |
| 初値 | 2,210円 |
| 初値騰落率 | 70% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 不動産業務を支える垂直型ITサービス
- 継続課金収益を積み上げる事業モデル
- 直近3期が増収増益
- 創業者側が約91%を保有
マイナス要因
- 吸収金額約22.3億円で小型とは言いにくい
- 不動産会社のIT投資動向に左右される
- 主力ソフトへの依存
- 無拘束の従業員持株会・少数株主が存在
FINANCIALS
業績推移
目論見書に掲載された直近3期の単独決算を百万円単位に丸めて記載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2017年6月期 | 1,692百万円 | 154百万円 | - |
| 2018年6月期 | 1,921百万円 | 168百万円 | +13.5% |
| 2019年6月期 | 2,148百万円 | 234百万円 | +11.8% |
業績コメント
業績面では、売上高が1,692百万円、1,921百万円、2,148百万円へ増加し、当期純利益も154百万円、168百万円、234百万円へ伸びています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
米津健一氏と資産管理会社NJCには180日のロックアップが設定されています。
従業員持株会と少数株主には拘束がありません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 米津 健一 | 2,700,000株 | 45.65% | 180日 |
| 株式会社NJC | 2,700,000株 | 45.65% | 180日 |
| 日本情報クリエイト従業員持株会 | 174,000株 | 2.94% | - |
| 丸田 英明 | 14,000株 | 0.24% | - |
| 日髙 健 | 14,000株 | 0.24% | - |
| 新井 篤史 | 14,000株 | 0.24% | - |
| 瀬之口 直宏 | 11,000株 | 0.18% | - |
| 尾之上 健太 | 8,000株 | 0.14% | - |
| 古田 公四郎 | 8,000株 | 0.14% | - |
| 高木 翼 | 8,000株 | 0.13% | - |
株主構成コメント
米津健一氏と資産管理会社NJCがそれぞれ45.65%を保有し、創業者側だけで約91.3%を占めます。
需給面では、VC保有はなく中核株主には180日のロックアップがありますが、従業員持株会などの株式には拘束がありません。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
日本情報クリエイトのIPOは、不動産テックの成長性と増収増益を評価できる一方、約22.3億円の公開規模を見極めたい案件です。
賃貸管理や仲介業務を支援するソフトを提供し、導入後の利用料や保守料を継続的に積み上げる収益モデルです。
売上高は1,692百万円から2,148百万円へ、純利益は154百万円から234百万円へ伸びており、業績は安定しています。
仮条件上限では時価総額約86.9億円、公開株数1,713,500株となり、IT人気は追い風でも供給量には一定の重さがあります。
米津健一氏と資産管理会社NJCで約91.3%を保有し、両株主には価格解除条件のない180日のロックアップがあります。
申込みでは主幹事の野村證券を優先し、業績の安定性と中型の公開規模を比較しながらネット幹事も併用する方針が考えられます。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年7月31日
公開価格1,300円に対し初値は2,210円となり、100株当たりの初値売り損益は91,000円でした。