IPO DETAIL

株式会社ナルネットコミュニケーションズ

証券コード:5870 東証グロース サービス業 総合評価 D

オートリース会社や法人車両のメンテナンス管理を受託し、全国の提携整備工場網と業務システムを組み合わせて車両管理を代行する会社です。

初値期待度 45 /100
想定利益 -4,000円

SUMMARY

このIPOの結論

総合評価 D
予想初値 1,000円
予想利益 -4,000円
主幹事 みずほ証券

車両管理BPOは継続性のある事業ですが、ナルネットコミュニケーションズのIPOはジャフコ系ファンドの売出し比率が高く、需給を優先して判断したい案件です。
旧事業会社の参考数値では売上・利益とも拡大し、合併後の2023年3月期も売上高7,028百万円、最終利益622百万円を確保しています。
一方、仮条件上限1,040円での吸収金額は約27.5億円です。
売出し後に残るファンド株には90日・1.5倍解除があるため、公開価格を大きく上回る場面では売り圧力が意識されます。
主幹事のみずほ証券を最優先とし、安定業績とファンド出口案件としての重さを比較して申し込みます。

IPO申込の準備

みずほ証券でIPO申込を準備

主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。

APPLICATION STRATEGY

このIPOの申込戦略

最優先:みずほ証券

主幹事のみずほ証券を最優先とし、SBI証券などネット申込可能な幹事も補完的に利用します。
車両管理BPOの安定性は評価できますが、ファンド売出しと約27.5億円の公開規模を踏まえ、資金配分は抑えめとします。

1

主幹事を最優先

主幹事はみずほ証券です。
配分の中心になるため、ナルネットコミュニケーションズへの参加を決める場合は最優先で申し込みます。

2

平幹事も取りこぼさない

SBI証券、安藤証券、岩井コスモ証券、岡三証券、東海東京証券、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が引受団に参加します。
ネット受付の有無と申込資金ルールを個別に確認します。

3

資金と締切を管理

仮条件上限1,040円の場合、100株当たりの申込資金は104,000円です。
公開規模が小さくないため、同時期のIPOと資金拘束期間を比較して配分します。

優先して申し込みたい証券会社

最優先
  • みずほ証券
併用して申し込みたい証券会社
  • SBI証券
    • 抽選方式:口数比例抽選+IPOチャレンジポイント+裁量配分
    • 入金:抽選時(発行価格決定日18時以降)
    • IPO取扱:62件
    口座開設 レビュー
  • 岩井コスモ証券
  • 岡三証券

申込のコツ

  • みずほ証券を最優先に申し込む
  • 仮条件上限1,040円で104,000円を準備する
  • ファンド売出し比率と1.5倍解除を確認する
  • 合併前後の業績を同一基準と誤認しない

注意点

  • ジャフコ系ファンドの出口色が強い
  • 吸収金額約27.5億円で軽量案件ではない
  • 1.5倍到達時は残存ファンド株を意識する
  • 結果情報をBB時点の判断材料に混在させない

SCHEDULE

IPOスケジュール

今日:2026年7月29日

BB期間: 2023年12月7日〜12月13日
公開価格決定日: 2023年12月14日
申込期間: 2023年12月15日〜12月20日
上場日: 2023年12月25日

1

BB申込期間

2023年12月7日〜2023年12月13日

BB期間は2023-12-07〜2023-12-13で、仮条件は870〜1040円です。

2

抽選日

2023年12月14日

公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-12-14です。

3

購入申込期間

2023年12月15日〜2023年12月20日

当選後は2023-12-15〜2023-12-20の購入申込を忘れないようにします。

4

上場日

2023年12月25日

上場日は2023-12-25です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。

BASIC INFO

基本情報

銘柄名 株式会社ナルネットコミュニケーションズ
証券コード 5870
市場 東証グロース
業種 サービス業
主幹事 みずほ証券
吸収金額 27.5億円
想定時価総額 55.5億円
総合評価 D

PRICE / FORECAST

価格情報・初値予想

想定価格 1,180円
仮条件 870〜1040
公募価格 1,040円
予想初値 1,000円
予想利益 -4,000円
初値 956円
初値騰落率 -8.1%

LISTING RESULT

上場後の結果

初値マイナス
公募価格 1,040円
初値 956円
初値売却損益 -8,400円
初値騰落率 -8.1%

更新日:2023年12月25日

公開価格1,040円に対して初値は956円となり、騰落率は-8.1%でした。
初値売り損益は100株で-8,400円です。

EVALUATION POINTS

評価ポイント

プラス要因

  • 法人車両の点検・車検を継続受託するストック型BPO
  • 全国の提携整備工場網と業務システムが競争力
  • 参考業績と合併後業績の双方で売上・利益が拡大
  • 事業会社株主の残存株には180日のロックアップ

マイナス要因

  • 吸収金額約27.5億円でグロース案件として軽くない
  • ジャフコ系ファンドの売出しが公開株の大半を占める
  • ファンド残存株は90日・公開価格1.5倍で解除
  • 合併前後と収益認識基準の違いで業績比較が難しい

FINANCIALS

業績推移

2021年3月期・2022年3月期は旧事業会社の参考情報であり、監査済みの提出会社数値とは範囲が異なります。
2022年4月の吸収合併と収益認識基準の適用をまたぐため、成長率は参考値として確認してください。

売上・利益推移

単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益

0 2.3千 4.7千 7.0千 0 207 415 622 2021年3月期(旧会社・参考) 2022年3月期(旧会社・参考) 2023年3月期(合併後) 売上 利益
売上:棒グラフ 利益:線グラフ
年度 売上 利益 売上成長率
2021年3月期(旧会社・参考) 5,804百万円 311百万円 -
2022年3月期(旧会社・参考) 6,418百万円 534百万円 +10.6%
2023年3月期(合併後) 7,028百万円 622百万円 +9.5%
期間売上成長率 +21.1%
直近期の利益 黒字
直近売上 7,028百万円

業績コメント

2021年3月期と2022年3月期は吸収合併前の旧ナルネットコミュニケーションズの参考数値で、売上高は5,804百万円から6,418百万円、最終利益は311百万円から534百万円へ増加しました。
2022年4月の合併後となる2023年3月期は売上高7,028百万円、最終利益622百万円です。

SHAREHOLDER / LOCK-UP

株主構成・ロックアップ

事業会社株主は180日、ジャフコ系を含む一部株主は90日・公開価格1.5倍解除です。
売出し後の残存株数と潜在株式を区別して需給を確認します。

VC保有率 61.4%

VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。

主な株主

保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。

10件
株主名 保有株数 保有比率 ロックアップ条件
ジャフコSV6投資事業有限責任組合 2,602,096株 47.35% 90日/1.5倍
Mobility & Maintenance Japan 株式会社 1,899,396株 34.56% 180日
ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合 650,508株 11.83% 90日/1.5倍
JIA1号投資事業有限責任組合 62,100株 1.13% 90日/1.5倍
あいぎんベンチャーファンド2号投資事業有限責任組合 62,000株 1.12% 90日/1.5倍
鈴木 隆志 40,000株 0.72% -
東村 大介 40,000株 0.72% -
服部 正次 40,000株 0.72% -
永冶 健 40,000株 0.72% -
大賀 正寛 15,000株 0.27% -

株主構成コメント

上場前はジャフコSV6と同SV6-Sが合計約59.2%、Mobility & Maintenance Japanが34.56%を保有する集中構成です。
ジャフコ系2ファンドは合計2,241,900株を売り出しますが、なお残存株を持ちます。
役職員の表示株には新株予約権由来の潜在株式が含まれる点にも留意が必要です。

BROKERS

申込できる証券会社・おすすめ口座

申込候補の証券会社

みずほ証券 主幹事 SBI証券 岩井コスモ証券 岡三証券 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 東海東京証券 安藤証券

COMMENTARY

詳細・管理人コメント

まず確認したいポイント

ナルネットコミュニケーションズのIPOは、安定性のある車両管理BPOを評価できる一方、ファンド売出しと公開規模を慎重に見たい案件です。

法人車両の点検・車検・修理を継続的に受託し、全国の提携整備工場網と管理システムを組み合わせた事業基盤が強みと考えられます。

旧事業会社の参考数値では売上高と最終利益が伸び、合併後の2023年3月期も売上高70.3億円、最終利益6.2億円を確保しました。

仮条件上限では吸収金額が約27.5億円となり、ジャフコ系2ファンドによる売出しが中心のため、初値需給に軽快さは期待しにくいと考えられます。

両ファンドの残存株は90日・公開価格1.5倍で解除されるため、上昇局面では追加の売り圧力が意識される点に注意が必要です。

申込みは主幹事のみずほ証券を軸とし、安定収益を評価しながら、ファンド出口色と公開規模を踏まえて慎重寄りに判断する方針です。

IPO申込の準備

みずほ証券でIPO申込を準備

申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。