IPO DETAIL
rakumo株式会社
Google Workspaceと連携するカレンダー、ワークフロー、勤怠管理、経費精算などの法人向けクラウドサービスを提供します。
SUMMARY
このIPOの結論
rakumoは法人向けSaaSの継続課金モデルと売上成長を評価できます。
一方、直近3期は最終赤字でVC・投資会社の保有比率も約50.6%あるため、1.5倍解除後の需給を踏まえて選別参加とします。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を優先し、東海東京証券、野村證券、SBI証券なども併用します。
SaaS人気と赤字・VC需給を比較して申し込みます。
主幹事を最優先
みずほ証券は主幹事で割当の中心となるため、優先して申し込みたい証券会社です。
抽選方式と購入申込期限を確認します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は12社です。
東海東京証券、野村證券、SBI証券、楽天証券、松井証券なども併用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,250円の場合、100株で12.5万円が必要です。
主幹事とネット幹事へ申込資金を配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- みずほ証券を最優先に申し込む
- SaaSの売上成長を評価する
- VC株の1.5倍解除を確認する
注意点
- 直近3期が最終赤字
- VC比率約50.6%
- 吸収金額約19.1億円
- 競合SaaSが多い
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年9月8日〜9月14日
公開価格決定日: 2020年9月15日
申込期間: 2020年9月16日〜9月23日
上場日: 2020年9月28日
BB申込期間
2020年9月8日〜2020年9月14日BB期間は2020-09-08〜2020-09-14です。
仮条件は1100〜1250です。
抽選日
2020年9月15日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-09-15です。
購入申込期間
2020年9月16日〜2020年9月23日購入申込期間は2020-09-16〜2020-09-23です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年9月28日上場日は2020-09-28です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | rakumo株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 4060 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 19.1億円 |
| 想定時価総額 | 66.2億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,100円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1100〜1250 |
| 公募価格 | 1,250円 |
| 予想初値 | 1,700円 |
| 予想利益 | 4.5万円 |
| 初値 | 3,800円 |
| 初値騰落率 | 204% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 法人向けクラウドSaaSの成長市場
- 継続課金型の収益モデル
- 連結売上高が拡大
- Google Workspaceとの連携
マイナス要因
- 直近3期が最終赤字
- VC・投資会社比率約50.6%
- 多数の株式が1.5倍で解除
- 吸収金額約19.1億円
FINANCIALS
業績推移
2017年12月期は決算期変更による単独9カ月決算、2018年12月期以降は連結決算を百万円単位で記載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2017年12月期(単独・9カ月) | 262百万円 | -51百万円 | - |
| 2018年12月期(連結) | 534百万円 | -9百万円 | +103.8% |
| 2019年12月期(連結) | 665百万円 | -38百万円 | +24.5% |
業績コメント
2017年12月期は単独9カ月決算、2018年12月期以降は連結決算です。
売上高は262百万円から665百万円へ伸びましたが、当期純損失は51百万円、9百万円、38百万円と赤字が続いています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者と事業会社には180日、主要VCには90日のロックアップがあります。
VC株の多くは公開価格の1.5倍で期間内でも解除されます。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| MICイノベーション4号投資事業有限責任組合 | 1,084,700株 | 21.58% | 90日/1.5倍 |
| 御手洗 大祐 | 973,100株 | 19.36% | 180日 |
| アイ・マーキュリーキャピタル株式会社 | 511,200株 | 10.17% | 90日/1.5倍 |
| 田近 泰治 | 501,100株 | 9.97% | 180日 |
| BIG1号投資事業有限責任組合 | 488,100株 | 9.71% | 90日/1.5倍 |
| Spiral Capital Japan Fund 1号投資事業有限責任組合 | 459,900株 | 9.15% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社創世 | 346,800株 | 6.90% | 180日 |
| HENNGE株式会社 | 162,400株 | 3.23% | 180日 |
| 高間 徹 | 102,500株 | 2.04% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社日本政策金融公庫 | 51,300株 | 1.02% | - |
株主構成コメント
御手洗大祐氏など経営関係者が一定の持分を維持する一方、VC・投資会社の保有比率は約50.6%と高い構成です。
その一方、主要VC株は90日または公開価格1.5倍で解除されるため、上昇局面では段階的な売り圧力が意識されます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
rakumoのIPOは、法人向けクラウドSaaSの成長性を評価できる一方、赤字と高いVC比率を踏まえて選別参加としたい案件です。
Google Workspaceと連携する勤怠管理やワークフローなどを月額課金で提供し、企業の業務効率化需要を取り込みます。
売上高は2017年12月期の2.6億円から2019年12月期の6.7億円へ伸びましたが、最終損益は3期連続で赤字となっています。
吸収金額は約19.1億円、時価総額は約66.2億円で、SaaS人気は期待できるものの、公開株の供給は小さくありません。
VC・投資会社が約50.6%を保有し、その多くが90日または公開価格1.5倍で解除されるため、上昇局面の売り圧力に注意が必要です。
申込みはみずほ証券を軸に、赤字からの収益化と解除対象株を確認しながら、資金余力の範囲で参加する方針です。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年9月28日
公開価格1,250円に対し初値は3,800円となり、100株当たりの初値売り損益は255,000円でした。