IPO DETAIL
株式会社レナサイエンス
AIを活用した創薬研究と、非感染性疾患を中心とする医薬品・医療機器の研究開発を進める東北大学発バイオベンチャー。
SUMMARY
このIPOの結論
レナサイエンスは、既存薬の新用途探索やAIを活用した創薬を進める東北大学発の研究開発企業です。
売上高は2020年3月期72百万円から2021年3月期210百万円へ増えましたが、直近3期は最終赤字です。
仮条件上限670円では吸収金額約22.7億円で、バイオ案件としては軽い需給ではありません。
複数のパイプラインと1.5倍解除対象約28.1%を比較し、資金を限定して参加したい案件です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSMBC日興証券を最優先とし、大和証券、SBI証券も確認します。
バイオ案件の値動きを考慮し、申込資金は限定します。
主幹事を最優先
配分面では主幹事のSMBC日興証券が中心となります。
抽選方式と購入期限を押さえて申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は7社です。
SMBC日興証券を主幹事に、大和証券、SBI証券、極東証券、東洋証券などが参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限670円の場合、100株あたりの申込資金は67,000円です。
前受金の有無と資金拘束の時期は証券会社ごとに確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SMBC日興証券を最優先に申し込む
- 大和証券とSBI証券も確認する
- 公開価格1.5倍の解除水準を意識する
- パイプラインの進捗を確認する
注意点
- 継続赤字に注意する
- 治験失敗や開発遅延を考慮する
- 約28.1%の解除対象株を確認する
- バイオ株の値動きの大きさを想定する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年9月7日〜9月13日
公開価格決定日: 2021年9月14日
申込期間: 2021年9月15日〜9月21日
上場日: 2021年9月24日
BB申込期間
2021年9月7日〜2021年9月13日BB期間は2021-09-07〜2021-09-13で、仮条件は630〜670円です。
抽選日
2021年9月14日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-09-14です。
購入申込期間
2021年9月15日〜2021年9月21日当選後は2021-09-15〜2021-09-21の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年9月24日上場日は2021-09-24です。
公開規模、業績、株主構成、同時期のIPO需給を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社レナサイエンス |
|---|---|
| 証券コード | 4889 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 医薬品 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 22.7億円 |
| 想定時価総額 | 82.2億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 630円 |
|---|---|
| 仮条件 | 630〜670 |
| 公募価格 | 670円 |
| 予想初値 | 840円 |
| 予想利益 | 1.7万円 |
| 初値 | 976円 |
| 初値騰落率 | 45.7% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- AI創薬と大学発バイオのテーマ
- 複数の医薬品・医療機器パイプライン
- 仮条件上限が670円で参加しやすい
- 創業者一族に180日の拘束
マイナス要因
- 直近3期が最終赤字
- 吸収金額約22.7億円
- 約28.1%が1.5倍解除対象
- 治験結果や提携契約で業績が変動
FINANCIALS
業績推移
単独決算の売上高と当期純利益を百万円単位で掲載しています。
研究開発型企業のため、提携収入と研究開発費で損益が変動します。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年3月期(単独) | 72百万円 | -184百万円 | - |
| 2021年3月期(単独) | 210百万円 | -100百万円 | +191.7% |
業績コメント
売上高を確認できる直近2期では72百万円から210百万円へ増加しています。
当期純損失は直近3期で151百万円、184百万円、100百万円と推移しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者一族には180日、3ファンドには90日または公開価格1.5倍のロックアップがあり、SMBC系ファンドは継続保有です。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 宮田敏男 | 3,420,000株 | 34.05% | 180日 |
| 大和日台バイオベンチャー投資事業有限責任組合 | 2,341,200株 | 23.31% | 90日/1.5倍 |
| 宮田あや | 1,200,000株 | 11.95% | 180日 |
| 宮田萌美 | 1,050,000株 | 10.45% | 180日 |
| 加藤敬子 | 600,000株 | 5.97% | 180日 |
| 宮田光世 | 480,000株 | 4.78% | 180日 |
| THVP-1号投資事業有限責任組合 | 360,000株 | 3.58% | 90日/1.5倍 |
| SMBC社会課題解決投資事業有限責任組合 | 150,000株 | 1.49% | 継続保有 |
| KSP5号投資事業有限責任組合 | 120,000株 | 1.19% | 90日/1.5倍 |
| 宮田一慶 | 120,000株 | 1.19% | 180日 |
株主構成コメント
宮田敏男氏と親族で約68.4%を保有する一方、投資ファンド4者で約29.6%を占めます。
このうち約28.1%が1.5倍解除対象で、SMBC系1.49%は継続保有です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
レナサイエンスのIPOは、AI創薬と大学発バイオのテーマ性はあるものの、赤字と約22.7億円の需給から慎重に見たい案件です。
既存薬の新用途探索を軸に、医薬品や医療機器の複数パイプラインを進め、研究開発リスクを分散しています。
売上高は2020年3月期72百万円から2021年3月期210百万円へ増えましたが、直近3期は最終赤字が続きます。
時価総額約82.2億円で研究開発成果への期待を織り込み、初値は治験テーマへの関心と需給の綱引きになると考えられます。
創業者一族には180日の拘束がありますが、ファンド株の約28.1%は90日または公開価格1.5倍で解除されます。
申込みはSMBC日興証券を優先し、パイプライン進捗と解除価格を確認して資金を限定する方針が妥当です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年9月24日
公開価格670円に対して初値は976円となり、100株当たり損益は+30,600円、騰落率は+45.7%でした。