IPO DETAIL

ローランド株式会社

証券コード:7944 東証一部 その他製品 総合評価 D

電子ピアノ、電子ドラム、ギター関連機器などの電子楽器と音響機器を世界で製造・販売する会社です。

初値期待度 38 /100
想定利益 -7.1万円

SUMMARY

このIPOの結論

総合評価 D
予想初値 3,000円
予想利益 -7.1万円
主幹事 SMBC日興証券;UBS証券

ローランドは世界的な電子楽器ブランドと安定した黒字業績を持つ一方、公募がない全株売出しの再上場案件です。
仮条件上限では吸収金額が約456.2億円に達し、初値形成には国内外の機関投資家による相応の需要が必要と考えられます。
筆頭ファンドが約91%を保有する出口案件ですが、同ファンドには360日のロックアップが設定されています。
個人が申し込みやすいSMBC日興証券を軸に、仮条件の割安度が明確な場合に限って慎重に検討する方針です。

IPO申込の準備

SMBC日興証券でIPO申込を準備

主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。

APPLICATION STRATEGY

このIPOの申込戦略

最優先:SMBC日興証券

共同主幹事のうち個人が申し込みやすいSMBC日興証券を優先します。
公募なしの大型売出しと再上場案件であることを踏まえ、仮条件と需要状況を確認して申込強度を抑えます。

1

主幹事を最優先

共同主幹事はSMBC日興証券とUBS証券です。
国内個人向けの申込先としてはSMBC日興証券を優先します。

2

平幹事も取りこぼさない

幹事証券はSMBC日興証券;UBS証券;野村證券;松井証券;楽天証券;SBI証券;マネックス証券です。配分は主幹事が中心ですが、ネット抽選対応会社も併用して当選機会を増やします。

3

資金と締切を管理

仮条件上限3,710円の場合、100株当たりの申込資金は371,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。

優先して申し込みたい証券会社

最優先
  • SMBC日興証券
    • 抽選方式:10%同率抽選+最大5%ステージ別抽選+店頭裁量配分
    • 入金:需要申告前
    • IPO取扱:27件
    口座開設 レビュー
併用して申し込みたい証券会社
  • 野村證券
    • 抽選方式:10%以上完全抽選+店頭裁量配分
    • 入金:当選・補欠当選後、購入申込前
    • IPO取扱:28件
    口座開設 レビュー
  • 松井証券
    • 抽選方式:70%以上完全平等抽選+裁量配分
    • 入金:当選・補欠当選後、購入申込期間最終日15:45まで
    • IPO取扱:51件
    口座開設 レビュー
  • 楽天証券
    • 抽選方式:申込株数単位の抽選(口数比例型の公平抽選)
    • 入金:公開価格決定日18時まで
    • IPO取扱:44件
    口座開設 レビュー

申込のコツ

  • 主幹事のSMBC日興証券
  • UBS証券を優先する
  • 仮条件上限を基準に必要資金を準備する
  • ネット抽選対応幹事を併用する
  • 購入申込期限を証券会社ごとに確認する

注意点

  • 公開規模と同日上場の有無を確認する
  • ロックアップロックアップ解除条件を確認する
  • 直近の市場地合いにより申込強度を調整する
  • 上場後の流動性にも注意する

SCHEDULE

IPOスケジュール

今日:2026年7月29日

BB期間: 2020年12月1日〜12月7日
公開価格決定日: 2020年12月8日
申込期間: 2020年12月9日〜12月14日
上場日: 2020年12月16日

1

BB申込期間

2020年12月1日〜2020年12月7日

BB期間は2020-12-01〜2020-12-07です。
仮条件は2810〜3710です。

2

抽選日

2020年12月8日

公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-12-08です。

3

購入申込期間

2020年12月9日〜2020年12月14日

購入申込期間は2020-12-09〜2020-12-14です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。

4

上場日

2020年12月16日

上場日は2020-12-16です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。

BASIC INFO

基本情報

銘柄名 ローランド株式会社
証券コード 7944
市場 東証一部
業種 その他製品
主幹事 SMBC日興証券;UBS証券
吸収金額 456.2億円
想定時価総額 1014.5億円
総合評価 D

PRICE / FORECAST

価格情報・初値予想

想定価格 3,260円
仮条件 2810〜3710
公募価格 3,100円
予想初値 3,000円
予想利益 -7.1万円
初値 2,954円
初値騰落率 -4.7%

LISTING RESULT

上場後の結果

初値マイナス
公募価格 3,100円
初値 2,954円
初値売却損益 -1.5万円
初値騰落率 -4.7%

更新日:2020年12月16日

公開価格3,100円に対し初値は2,954円となり、100株当たりの初値売り損益は-14,600円でした。

EVALUATION POINTS

評価ポイント

プラス要因

  • 世界的な電子楽器ブランド
  • 海外に広い販売基盤
  • 連結黒字を維持
  • 筆頭株主に360日のロックアップ

マイナス要因

  • 吸収金額約456.2億円
  • 公募なしの全株売出し
  • 投資ファンドの出口案件
  • 再上場で利益が減少傾向

FINANCIALS

業績推移

2017年12月期は単独、比較可能な2018年12月期以降は連結決算を百万円単位で掲載しています。

売上・利益推移

単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益

0 2.1万 4.2万 6.3万 0 1.4千 2.7千 4.1千 2017年12月期(単独) 2018年12月期(連結) 2019年12月期(連結) 売上 利益
売上:棒グラフ 利益:線グラフ
年度 売上 利益 売上成長率
2017年12月期(単独) 43,081百万円 4,065百万円 -
2018年12月期(連結) 61,153百万円 3,048百万円 +41.9%
2019年12月期(連結) 63,247百万円 2,629百万円 +3.4%
期間売上成長率 +46.8%
直近期の利益 黒字
直近売上 63,247百万円

業績コメント

2017年12月期の単独売上高は43,081百万円、当期純利益は4,065百万円です。
連結売上高は2018年12月期61,153百万円から2019年12月期63,247百万円へ増加した一方、親会社株主に帰属する当期純利益は3,048百万円から2,629百万円へ減少しました。

SHAREHOLDER / LOCK-UP

株主構成・ロックアップ

Taiyo Jupiterと役員には360日、日本カストディ銀行と社員持株会には180日のロックアップがかかります。
価格解除条件は設定されていません。

VC保有率 91%

VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。

主な株主

保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。

10件
株主名 保有株数 保有比率 ロックアップ条件
Taiyo Jupiter Holdings, L.P. 25,949,430株 90.98% 360日
三木 純一 582,300株 2.04% 360日
日本カストディ銀行(信託口) 491,010株 1.72% 180日
ローランド社員持株会 347,520株 1.21% 180日
柳瀬 和也 255,130株 0.89% 360日
池上 嘉宏 252,820株 0.88% 360日
ゴードン・レイゾン 130,000株 0.45% 360日
田村 尚之 96,320株 0.34% 360日
ジェイ・ワナメイカー 77,000株 0.27% 360日
湯川 純郎 76,320株 0.27% -

株主構成コメント

Taiyo Jupiter Holdingsが90.98%を保有し、投資ファンドが実質的に単独支配する出口色の強い株主構成です。
その一方、360日のロックアップは当面の需給を支えますが、期間経過後の追加売却余地が非常に大きい点は中長期の懸念です。

BROKERS

申込できる証券会社・おすすめ口座

申込候補の証券会社

SMBC日興証券 UBS証券 野村證券 松井証券 楽天証券 SBI証券 マネックス証券

COMMENTARY

詳細・管理人コメント

まず確認したいポイント

ローランドのIPOは世界的なブランド力がある一方、約456.2億円の大型売出しを踏まえて慎重に判断したい再上場案件です。

電子ピアノや電子ドラム、ギター関連機器で高い知名度を持ち、欧米を中心とする海外市場に幅広い販売基盤があります。

連結売上高は2018年12月期611.5億円から2019年12月期632.5億円へ伸びましたが、最終利益は30.5億円から26.3億円へ減少しました。

公募がなく公開株はすべて売出しで、仮条件上限では吸収金額約456.2億円となるため、初値には強い機関投資家需要が必要です。

Taiyo Jupiterが約91%を保有するファンド出口案件で、360日のロックアップ後に残存株の追加売却余地が大きい点も懸念です。

申込みはSMBC日興証券を中心に、仮条件の割安度と需要状況を確認し、初値益だけを目的とした積極参加は避ける方針です。

IPO申込の準備

SMBC日興証券でIPO申込を準備

申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。