IPO DETAIL
株式会社ストレージ王
トランクルームの企画、開発、運営、管理を手掛け、土地所有者や投資家へ収益不動産として提供するプロパティマネジメント事業を展開します。
SUMMARY
このIPOの結論
小型案件である点は支えになりますが、減収赤字、売出し中心の構成、親会社への株式集中を慎重に評価します。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の大和証券を優先し、SBI証券、マネックス証券、岩井コスモ証券も併用します。
主幹事を最優先
主幹事の大和証券は配分の中心となるため、最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
幹事証券の割当は限定的でも、ネット抽選に参加できる会社は当選機会の上積みになります。
資金と締切を管理
仮条件上限660円の場合、100株の申込資金は66,000円です。
申込資金は小さいものの、業績を踏まえて配分額を抑える選択肢があります。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 大和証券を中心に、ネット抽選のSBI証券とマネックス証券も利用します。
注意点
- 想定価格860円から仮条件が引き下げられています。割安感だけでなく、需要や業績への慎重な評価が反映された可能性も考慮します。
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年4月12日〜4月18日
公開価格決定日: 2022年4月19日
申込期間: 2022年4月20日〜4月25日
上場日: 2022年4月27日
BB申込期間
2022年4月12日〜2022年4月18日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は530〜660円です。
抽選日
2022年4月19日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-04-19です。
購入申込期間
2022年4月20日〜2022年4月25日当選後は2022-04-20〜2022-04-25の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年4月27日上場日は2022-04-27です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ストレージ王 |
|---|---|
| 証券コード | 2997 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 不動産業 |
| 主幹事 | 大和証券 |
| 吸収金額 | 4.9億円 |
| 想定時価総額 | 11.7億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 860円 |
|---|---|
| 仮条件 | 530〜660 |
| 公募価格 | 660円 |
| 予想初値 | 650円 |
| 予想利益 | -1,000円 |
| 初値 | 756円 |
| 初値騰落率 | 14.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額約4.9億円の小型案件
- 継続課金型のトランクルーム運営
- 筆頭株主に価格解除なしの180日拘束
- 仮条件が想定価格から大きく引き下げ
マイナス要因
- 2021年1月期は減収かつ最終赤字
- 公開株比率が高く売出し中心
- 親会社への株式集中が大きい
- 不動産開発時期で業績が変動しやすい
FINANCIALS
業績推移
3期とも単体業績です。
不動産の売却・開発時期で売上と利益が変動しやすいため、継続的な管理収入と物件販売収入を分けて見ます。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年1月期 | 396百万円 | -31百万円 | - |
| 2020年1月期 | 1,345百万円 | 50百万円 | +239.6% |
| 2021年1月期 | 1,134百万円 | -69百万円 | -15.7% |
業績コメント
単体売上高は2019年1月期396百万円、2020年1月期1,345百万円、2021年1月期1,134百万円です。
当期純損益は31百万円の赤字、50百万円の黒字、69百万円の赤字でした。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は原則180日で価格解除条件なしです。
ただし、フィンテックグローバル、フルタイムシステムなど一部株主にはロックアップがありません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社デベロップ | 1,300,000株 | 79.29% | 180日 |
| 寺田倉庫株式会社 | 50,000株 | 3.05% | 180日 |
| 株式会社細谷工業所 | 50,000株 | 3.05% | 180日 |
| 株式会社九州リースサービス | 39,000株 | 2.38% | 180日 |
| 株式会社アイ企画 | 22,500株 | 1.37% | 180日 |
| フィンテックグローバル株式会社 | 20,000株 | 1.22% | - |
| 株式会社フルタイムシステム | 16,000株 | 0.98% | - |
| 株式会社ネクスト・イノベーション | 16,000株 | 0.98% | 180日 |
| 尚紘プランニング有限会社 | 16,000株 | 0.98% | - |
| 株式会社AGSコンサルティング | 10,000株 | 0.61% | - |
株主構成コメント
デベロップが79.29%を保有し、上場前の株主構成は親会社へ集中しています。
主要株主の180日拘束は支えですが、フィンテックグローバルなど一部株主は無拘束です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ストレージ王のIPOは、約4.9億円の小型需給を評価できる一方、直近赤字と高い公開株比率には注意が必要です。
トランクルームの企画から運営までを一体で行い、土地所有者へ収益不動産として提案する事業を展開しています。
売上高は2020年1月期13.4億円から2021年1月期11.3億円へ減少し、最終損益も0.7億円の赤字へ転落しました。
上場時時価総額は約11.7億円と小さいものの、売出しが公募を上回り、公開株比率の高さが需給面の重荷となります。
親会社デベロップは79.29%を保有し180日のロックアップがありますが、一部事業会社株には拘束が設定されていません。
主幹事の大和証券を軸に、仮条件引下げの割安感と業績悪化の双方を確認して慎重に申し込む方針が考えられます。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年4月27日
公開価格660円に対して初値は756円となり、初値騰落率は約14.5%、100株当たりの利益は9,600円でした。
小型需給が支えた一方、業績と売出し構成が上値を抑えました。