IPO DETAIL
株式会社トヨコー
屋根を樹脂で再生するSOSEI工法と、レーザーで錆や塗膜を除去するCoolLaserを開発・施工する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
トヨコーは、老朽屋根を樹脂で再生するSOSEI工法と、レーザーで錆・塗膜を除去するCoolLaserを展開する技術開発型企業です。
2022年は単体、2023年は連結、2024年は単体で会計範囲が異なりますが、直近3期はいずれも最終赤字です。
仮条件上限730円での吸収金額は約31.1億円、時価総額は約95.1億円で、独自技術と脱炭素テーマへの期待が評価材料になります。
一方、黒字化時期、受注の案件依存、ロックアップなし株主がリスクです。
SMBC日興証券を軸に、受注残と収益化計画を確認して選別的に申し込みます。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSMBC日興証券を最優先に、大和証券、みずほ証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券も併用します。
技術テーマだけでなく黒字化計画と受注状況を確認して申込可否を決めます。
主幹事を最優先
SMBC日興証券が配分の中心です。
赤字の技術開発企業であるため、主幹事の需要評価を重視します。
平幹事も取りこぼさない
ネット申込可能なSBI証券、松井証券、マネックス証券などを補完的に利用します。
資金と締切を管理
仮条件上限730円の場合、100株あたりの申込資金は73,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のSMBC日興証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限730円で資金を準備する
- ネット対応の幹事証券も確認する
- 当選後の購入申込期限を忘れない
注意点
- 単体・連結の会計範囲を区別する
- 黒字化時期と受注案件の進捗を確認する
- ロックアップなし株主とファンド比率約10.1%を確認する
- 潜在株式を普通株式と混同しない
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2025年3月12日〜3月18日
公開価格決定日: 2025年3月19日
申込期間: 2025年3月21日〜3月26日
上場日: 2025年3月28日
BB申込期間
2025年3月12日〜2025年3月18日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は700〜730円です。
抽選日
2025年3月19日公開価格決定日・抽選結果確認日は2025年3月19日です。
購入申込期間
2025年3月21日〜2025年3月26日当選後は2025年3月21日〜2025年3月26日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2025年3月28日上場日は2025年3月28日です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社トヨコー |
|---|---|
| 証券コード | 341A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 建設業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 31.1億円 |
| 想定時価総額 | 95.1億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 700円 |
|---|---|
| 仮条件 | 700〜730 |
| 公募価格 | 730円 |
| 予想初値 | 900円 |
| 予想利益 | 1.7万円 |
| 初値 | 871円 |
| 初値騰落率 | 19.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- SOSEI工法とCoolLaserという独自技術を持つ
- 建物とインフラの長寿命化需要を取り込める
- 省資源や脱炭素のテーマと親和性が高い
- 創業者と経営関係者の主要株に180日ロック
マイナス要因
- 直近3期はいずれも最終赤字
- 単体と連結の会計範囲が混在し単純比較しにくい
- 受注時期や大型案件の進捗で業績が変動しやすい
- 一部事業会社とファンド株にロックアップがない
FINANCIALS
業績推移
2022年3月期は単体、2023年3月期は連結、2024年3月期は単体の売上高と純損失を百万円単位で掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年3月期(単体) | 1,046百万円 | -898百万円 | - |
| 2023年3月期(連結) | 1,120百万円 | -119百万円 | +7.1% |
| 2024年3月期(単体) | 1,095百万円 | -158百万円 | -2.2% |
業績コメント
2022年3月期は単体、2023年3月期は連結、2024年3月期は再び単体です。
売上高は1,046百万円、1,120百万円、1,095百万円、純損失は898百万円、119百万円、158百万円で、赤字幅は縮小したものの黒字化には至っていません。
会計範囲が異なるため単純比較には注意が必要です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者・経営関係者の主要株は180日です。
一部事業会社・ファンドにロックアップはなく、主要株主欄には潜在株式が含まれます。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 豊澤一晃(うち潜在株式150,000株) | 5,083,025株 | 38.53% | 180日 |
| 豊澤弘康 | 1,135,000株 | 8.60% | 180日 |
| 白井元(うち潜在株式140,000株) | 984,410株 | 7.46% | 180日 |
| 建装工業株式会社 | 500,000株 | 3.79% | - |
| トヨコー従業員持株会 | 464,850株 | 3.52% | 180日 |
| 大和ハウスグループ共創共生1号投資事業有限責任組合 | 428,500株 | 3.25% | - |
| 鈴与建設株式会社 | 425,500株 | 3.23% | 180日 |
| 鈴木紀行(うち潜在株式140,000株) | 390,000株 | 2.96% | 180日 |
| 従業員(うち潜在株式140,000株) | 312,685株 | 2.37% | 180日 |
| 前田建設工業株式会社 | 300,000株 | 2.27% | - |
株主構成コメント
豊澤一晃氏38.53%を中心に経営関係者の持株比率が高い一方、識別可能な投資ファンド等は約10.1%です。
大和ハウス系ファンドなど一部の株主にロックアップがなく、地方的な事業会社株も含め上場後の需給を確認する必要があります。
株主表の潜在株式は上場時の普通株流通量と区別します。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
トヨコーのIPOは、独自技術とインフラ更新需要に魅力がある一方、赤字継続を踏まえて慎重に選別したい案件です。
SOSEI工法で既存屋根を樹脂再生し、CoolLaserで錆や塗膜を除去する技術は省資源化と長寿命化に適しています。
会計範囲が異なる直近3期はいずれも最終赤字であり、売上拡大だけでなく黒字化の時期を確認する必要があります。
吸収金額は約31.1億円で極端に重くありませんが、技術への期待だけで評価が先行する可能性には注意が必要です。
創業者側の持株は厚い一方、一部事業会社やファンド株にはロックアップがなく、上場後の需給を確認したいです。
申込みはSMBC日興証券を中心に、受注残と収益化計画を精査して慎重に判断したいです。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2025年3月28日
公開価格は730円、初値は871円となり、100株当たりの損益は14,100円でした。