IPO DETAIL
株式会社Veritas In Silico
mRNAの構造解析と計算科学を活用して低分子医薬品候補を探索し、製薬企業との共同研究やライセンス導出を目指す創薬企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
mRNA標的創薬の独自性と約9.2億円の小型需給は魅力です。
一方、継続赤字、研究開発の不確実性、契約一時金に左右される収益を踏まえ、バイオ案件として慎重に判断します。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を最優先に、SMBC日興証券、松井証券、楽天証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券にも申し込みます。
小型需給を評価しつつ、バイオ案件として資金を限定します。
主幹事を最優先
主幹事はみずほ証券です。
配分の中心となるため最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
SMBC日興証券、松井証券、楽天証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、あかつき証券も申込可否を確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,000円の場合、100株当たりの申込資金は100,000円です。
赤字創薬案件のため、当選後の価格変動に耐えられる範囲で申し込みます。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- みずほ証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限で100,000円を準備する
- 小型需給を評価する
- 共同研究・導出パイプラインを確認する
注意点
- 最終赤字が継続
- 臨床・導出の不確実性
- VC比率が高い
- 契約一時金で業績が変動
- バイオ株の値動きが大きい
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年1月24日〜1月30日
公開価格決定日: 2024年1月31日
申込期間: 2024年2月1日〜2月6日
上場日: 2024年2月8日
BB申込期間
2024年1月24日〜2024年1月30日BB期間は2024-01-24〜2024-01-30で、仮条件は800〜1000円です。
抽選日
2024年1月31日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-01-31です。
購入申込期間
2024年2月1日〜2024年2月6日当選後は2024-02-01〜2024-02-06の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年2月8日上場日は2024-02-08です。
小型需給、赤字業績、創薬開発を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社Veritas In Silico |
|---|---|
| 証券コード | 130A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 医薬品 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 9.2億円 |
| 想定時価総額 | 63億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,120円 |
|---|---|
| 仮条件 | 800〜1000 |
| 公募価格 | 1,000円 |
| 予想初値 | 1,000円 |
| 予想利益 | - |
| 初値 | 2,001円 |
| 初値騰落率 | 100.1% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- mRNA標的創薬の独自技術
- 吸収金額約9.2億円の小型案件
- 製薬企業との共同研究実績
- 主要株主に価格解除なしロックアップ
マイナス要因
- 直近3期は最終赤字
- VC比率が約27.8%
- 研究開発とライセンス導出の不確実性
- 契約一時金で業績が大きく変動する
FINANCIALS
業績推移
直近3期はいずれも単体決算です。
事業収益は共同研究契約やマイルストーンの時期に左右されるため、売上高の年度比較には注意が必要です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年12月期 | 13百万円 | -298百万円 | - |
| 2021年12月期 | 59百万円 | -232百万円 | +353.8% |
| 2022年12月期 | 179百万円 | -141百万円 | +203.4% |
業績コメント
単体売上高は2020年12月期13百万円、2021年12月期59百万円、2022年12月期179百万円と増加しました。
一方、純損失は298百万円、232百万円、141百万円で、赤字幅は縮小しているものの黒字化には至っていません。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
経営陣・一部事業会社は180日、主要VC・エムスリーは90日で、価格解除条件はありません。
括弧内は潜在株式の内数です。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 中村 慎吾 | 1,426,000株(うち潜在株式26,000株) | 23.33% | 180日 |
| 三菱瓦斯化学株式会社 | 731,256株 | 11.96% | 180日 |
| New Life Science1号投資事業有限責任組合 | 556,444株 | 9.10% | 90日 |
| 三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合 | 512,640株 | 8.39% | 90日 |
| 上村 孝 | 498,000株(うち潜在株式98,000株) | 8.15% | 180日 |
| IEファスト&エクセレント投資事業有限責任組合 | 344,000株 | 5.63% | 90日 |
| 梨本 正之 | 298,390株 | 4.88% | 180日 |
| 名古屋大学・東海地区大学広域ベンチャー1号投資事業有限責任組合 | 285,834株 | 4.68% | 90日 |
| エムスリー株式会社 | 240,000株 | 3.93% | 90日 |
| 松岡 弘之 | 208,000株(うち潜在株式108,000株) | 3.40% | 180日 |
株主構成コメント
中村慎吾氏が23.33%を保有するほか、三菱瓦斯化学、複数のライフサイエンス系ファンド、エムスリーが分散保有しています。
中村氏、上村氏、松岡氏の表示株数には新株予約権由来の潜在株式が含まれます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
Veritas In SilicoのIPOは、mRNA標的創薬の独自性と約9.2億円の小型需給を、継続赤字と研究開発リスクに照らして判断したい案件です。
mRNAの構造解析と計算科学を活用して低分子医薬品候補を探索し、製薬企業との共同研究や将来のライセンス導出を目指しています。
売上高は直近3期で拡大し赤字幅も縮小していますが、研究開発費が先行しており、黒字化の時期は依然として見通しにくいと考えられます。
吸収金額は小さく主要株主には価格解除なしのロックアップがありますが、VC比率は約27.8%と無視できない水準にあります。
共同研究や導出契約の成否で収益が大きく変動し、開発中止や試験遅延、バイオ株全体の市場地合いにも継続して十分な注意が必要です。
主幹事のみずほ証券を中心に、小型需給と技術の独自性を評価しつつ、投資額を抑えて慎重に申込みを検討するのが自然と考えられます。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年2月8日
公開価格1,000円に対して初値は2,001円となり、騰落率は+100.1%でした。
100株当たりの初値売り損益は100,100円です。