IPO DETAIL
UNICONホールディングス株式会社
東北地方の複数の建設会社を傘下に置き、土木・建築工事や地域インフラ関連事業を展開する持株会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
UNICONホールディングスは地域インフラ需要を取り込む事業ですが、IPO評価では需給負担が重くなります。
IFRS連結売上収益は16,130百万円から15,611百万円、親会社の所有者に帰属する利益は987百万円から726百万円へ減少しました。
公募を伴わない売出し案件で、吸収金額は再計算後約57.6億円です。
筆頭株主のエンデバー・ユナイテッド2号が94.91%を保有するファンド支配型で、IPO後も残存株の出口が意識されます。
180日拘束は短期需給を支えますが、業績と供給の両面からBBは限定参加または見送りが妥当です。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の野村證券を中心に需要を確認します。
仮条件上限1,060円では100株106,000円です。
公開規模、ファンド出口、減収減益を踏まえ、明確な割安感がなければ申込みを控えます。
主幹事を最優先
主幹事は野村證券です。
需要申告の強さと配当・価格評価を確認してから申込可否を決めます。
平幹事も取りこぼさない
大和証券、楽天証券、SBI証券、東海東京証券、岡三証券などの取扱いがありますが、申込みは限定的にします。
資金と締切を管理
仮条件上限1,060円の場合、100株の申込資金は106,000円です。
慎重評価のため、資金を他の小型案件へ振り向ける選択肢も残します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 野村證券の需要を確認する
- 仮条件上限1,060円で106,000円を準備する
- 吸収金額57.6億円を正しく把握する
- ファンドの上場後残存株を確認する
注意点
- 公募なしの売出し案件
- ファンド保有比率が極めて高い
- 直近業績は減収減益
- 建設コストと人材不足の影響を受ける
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2025年9月9日〜9月16日
公開価格決定日: 2025年9月17日
申込期間: 2025年9月18日〜9月24日
上場日: 2025年9月26日
BB申込期間
2025年9月9日〜2025年9月16日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1000〜1060円です。
抽選日
2025年9月17日公開価格決定日・抽選結果確認日は2025年9月17日です。
購入申込期間
2025年9月18日〜2025年9月24日当選後は2025年9月18日〜2025年9月24日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2025年9月26日上場日は2025年9月26日です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | UNICONホールディングス株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 407A |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | 建設業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 57.6億円 |
| 想定時価総額 | 104.9億円 |
| 総合評価 | D |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,060円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1000〜1060 |
| 公募価格 | 1,060円 |
| 予想初値 | 1,050円 |
| 予想利益 | -1,000円 |
| 初値 | 1,385円 |
| 初値騰落率 | 30.7% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 地域インフラ更新や災害復旧に関わる継続需要
- 2024年6月期もIFRS連結最終黒字を確保
- 筆頭株主に価格解除のない180日ロックアップ
- 東北の複数建設会社を束ねる地域密着型の事業基盤
マイナス要因
- 吸収金額約57.6億円は時価総額に対して大きい
- 公募を伴わない全株売出し案件
- ファンド保有比率が94.91%
- 直近IFRS連結業績は減収減益
FINANCIALS
業績推移
IFRS連結の売上収益と親会社の所有者に帰属する利益を掲載しています。
確認できる比較可能な直近2期を表示しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2023年6月期(IFRS連結) | 16,130百万円 | 987百万円 | - |
| 2024年6月期(IFRS連結) | 15,611百万円 | 726百万円 | -3.2% |
業績コメント
IFRS連結売上収益は2023年6月期の16,130百万円から2024年6月期の15,611百万円へ減少しました。
親会社の所有者に帰属する利益も987百万円から726百万円へ減少しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
筆頭株主と主要個人株主は180日・価格解除なしです。
少数株主には拘束なしの株式があります。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| エンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合 | 9,391,700株 | 94.91% | 180日 |
| 小山和夫 | 307,700株 | 3.11% | 180日 |
| 小山剛 | 160,000株 | 1.62% | - |
| 小野貞人 | 10,000株 | 0.10% | - |
| 植村賢二 | 8,000株 | 0.08% | - |
| 井上孝 | 3,000株 | 0.03% | - |
| 黒沼理 | 2,400株 | 0.02% | - |
| 植村卓馬 | 2,400株 | 0.02% | - |
| 飯塚信 | 2,000株 | 0.02% | - |
| 大浦和久 | 1,100株 | 0.01% | - |
株主構成コメント
エンデバー・ユナイテッド2号が94.91%を保有するファンド集中型の構成です。
IPOは保有株の一部売出しであり、ファンドは上場後も大株主として残るため、180日後の追加売却方針が重要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
UNICONホールディングスのIPOは、地域インフラ需要よりも、ファンド出口と約57.6億円の供給負担を重く見たい案件です。
東北の複数建設会社を傘下に置き、土木・建築工事を通じてインフラ更新や災害復旧の需要を取り込みます。
IFRS連結売上収益は161.3億円から156.1億円へ減少し、親会社所有者帰属利益も9.9億円から7.3億円へ減りました。
公開株は公募を伴わない売出しで、吸収金額は時価総額約104.9億円に対して大きな割合を占めています。
筆頭株主のエンデバー・ユナイテッド2号が94.91%を保有し、180日後の追加売却方針には注意が必要です。
申込みは野村證券の需要を確認し、仮条件に明確な割安感が見られない場合は無理に参加しない方針が妥当と考えます。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2025年9月26日
公開価格は1,060円、初値は1,385円となり、公開価格比で30.7%上昇しました。
100株当たりの利益は32,500円です。