IPO DETAIL
株式会社ジンジブ
高校新卒向け求人サービス「ジョブドラフト」を中心に、企業の採用支援、高校生のキャリア教育、入社後の定着支援を提供する企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
高卒採用という専門市場で売上を伸ばし、2023年3月期に最終黒字へ転換しました。
約7.0億円の小型需給は魅力ですが、利益水準の薄さとVC株の1.5倍解除を踏まえ、積極寄りながら過度な評価は避けたい案件です。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSBI証券を軸に、マネックス証券、SMBC日興証券、松井証券、岩井コスモ証券などへ申込先を広げます。
小型需給を評価しつつ、VCの解除価格2,625円を意識します。
主幹事を最優先
主幹事はSBI証券です。
抽選配分の中心となるため最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
マネックス証券、SMBC日興証券、松井証券、岩井コスモ証券、東海東京証券などのネット申込も併用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,750円の場合、100株当たりの申込資金は175,000円です。
SBI証券でIPOチャレンジポイントを使うかは、配分株数と想定リターンを踏まえて判断します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SBI証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限で175,000円を準備する
- 黒字転換と小型需給を評価する
- 2,625円のVC解除価格を確認する
注意点
- 黒字化の継続性
- VC株の1.5倍解除
- 採用市況の変化
- 高校・企業の開拓費用
- 利益率がまだ低い
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年3月6日〜3月12日
公開価格決定日: 2024年3月13日
申込期間: 2024年3月14日〜3月19日
上場日: 2024年3月22日
BB申込期間
2024年3月6日〜2024年3月12日BB期間は2024-03-06〜2024-03-12で、仮条件は1620〜1750円です。
抽選日
2024年3月13日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-03-13です。
購入申込期間
2024年3月14日〜2024年3月19日当選後は2024-03-14〜2024-03-19の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年3月22日上場日は2024-03-22です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ジンジブ |
|---|---|
| 証券コード | 142A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 7億円 |
| 想定時価総額 | 26億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,590円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1620〜1750 |
| 公募価格 | 1,750円 |
| 予想初値 | 2,250円 |
| 予想利益 | 5.0万円 |
| 初値 | 3,980円 |
| 初値騰落率 | 127.4% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 高校新卒採用に特化した明確な事業領域
- 吸収金額約7.0億円の小型案件
- 売上高が直近3期で大きく拡大
- 直近期に最終黒字へ転換
マイナス要因
- 黒字化後の利益水準がまだ小さい
- VC比率が約14%ある
- 一部VC株は公開価格1.5倍でロックアップ解除
- 企業の採用意欲と学校開拓の進捗に左右される
FINANCIALS
業績推移
単体決算です。
直近3期は増収が続き、2023年3月期に最終黒字へ転換しました。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2021年3月期 | 691百万円 | -300百万円 | - |
| 2022年3月期 | 973百万円 | -66百万円 | +40.8% |
| 2023年3月期 | 1,518百万円 | 41百万円 | +56.0% |
業績コメント
単体売上高は2021年3月期691百万円、2022年3月期973百万円、2023年3月期1,518百万円と拡大しました。
当期純損益は△300百万円、△66百万円、41百万円と改善し、直近期に黒字転換しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者・役員等は180日、主要VC2社は90日・公開価格1.5倍です。
括弧内の株数は新株予約権による潜在株式の内数です。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 佐々木 満秀 | 960,000株 | 74.54% | 180日 |
| 三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合 | 130,000株 | 10.09% | 90日/1.5倍 |
| ナントCVC2号投資事業有限責任組合 | 50,000株 | 3.88% | 90日/1.5倍 |
| 海老根 智仁 | 30,000株 | 2.33% | 180日 |
| 森 隆史 | 22,700株(うち潜在株式21,200株) | 1.76% | 180日 |
| 森田 司 | 14,800株(うち潜在株式11,800株) | 1.15% | 180日 |
| 渡邊 圭美 | 13,800株(うち潜在株式11,800株) | 1.07% | 180日 |
| 新田 圭 | 12,800株(うち潜在株式11,800株) | 0.99% | 180日 |
| 長谷川 佳紀 | 12,800株(うち潜在株式11,800株) | 0.99% | 180日 |
| 池田 良介 | 10,000株 | 0.78% | 180日 |
株主構成コメント
佐々木満秀氏が74.54%を保有する創業者主導の構成です。
従来記載されていたSBI系ファンド等ではなく、届出書上の主要VCは三菱UFJキャピタル7号とナントCVC2号で、合計比率は約14.0%です。
役員の表示株数には潜在株式が多く含まれます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ジンジブのIPOは、高校新卒採用に特化した明確な専門性と約7.0億円の小型需給を、黒字化の持続性と併せて確認したい案件です。
主力のジョブドラフトを通じ、求人情報の提供から学校との接点づくり、入社後の定着支援まで一貫して手掛ける点に特徴があります。
売上高は直近3期で大きく拡大し、最終損益も赤字から黒字へ転換しており、事業基盤の立ち上がりは順調に進んでいると考えられます。
吸収金額が小さく創業者の保有比率も高いため初値需給は引き締まりやすい一方、VC株の一部は公開価格1.5倍で解除されます。
利益水準はまだ厚くなく、企業の採用意欲や学校との関係構築、営業人員の確保に今後の成長が大きく左右される点には注意が必要です。
主幹事のSBI証券を中心に、小型需給とニッチ市場の成長性を評価しつつ、解除価格を意識して申込みを検討するのが自然でしょう。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年3月22日
公開価格1,750円に対して初値は3,980円となり、騰落率は+127.4%でした。
100株当たりの初値売り損益は223,000円です。