IPO DETAIL
株式会社STG
マグネシウム・アルミニウムのダイカスト部品を、自動車、家電、産業機器向けに国内・中国・タイ・マレーシアで製造する企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
時価総額約19.0億円、吸収金額約6.8億円の小型需給と、2023年3月期までの増収増益を評価できます。
ただし、既上場市場からの移行案件でVC・ファンド比率も高く、売出し需給を慎重に見たいIPOです。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を優先し、マネックス証券、松井証券、SBI証券、楽天証券なども確認します。
小型需給を評価する一方、ファンド売出しと市場変更案件である点を踏まえて申し込みます。
主幹事を最優先
主幹事はみずほ証券です。
配分の中心となるため最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
マネックス証券、松井証券、SBI証券、楽天証券、岡三証券、リーディング証券も申込可否を確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,920円の場合、100株当たりの申込資金は192,000円です。
売出し比率とファンドの拘束条件を確認して資金を配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- みずほ証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限で192,000円を準備する
- 小型時価総額を評価する
- ファンドごとのロックアップ差を確認する
注意点
- VC・ファンド比率が高い
- 売出し中心
- 一部株主にロックアップなし
- 原材料・為替変動
- 市場変更案件として既存株主の換金需要に注意
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年3月5日〜3月11日
公開価格決定日: 2024年3月12日
申込期間: 2024年3月13日〜3月18日
上場日: 2024年3月21日
BB申込期間
2024年3月5日〜2024年3月11日BB期間は2024-03-05〜2024-03-11で、仮条件は1820〜1920円です。
抽選日
2024年3月12日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-03-12です。
購入申込期間
2024年3月13日〜2024年3月18日当選後は2024-03-13〜2024-03-18の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年3月21日上場日は2024-03-21です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社STG |
|---|---|
| 証券コード | 5858 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 非鉄金属 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 6.8億円 |
| 想定時価総額 | 19億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,870円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1820〜1920 |
| 公募価格 | 1,920円 |
| 予想初値 | 2,000円 |
| 予想利益 | 8,000円 |
| 初値 | 3,215円 |
| 初値騰落率 | 67.4% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額約6.8億円の小型案件
- 直近3期で売上高と利益が回復
- 軽量金属ダイカストの技術蓄積
- 国内外に複数の生産拠点
マイナス要因
- VC・ファンド比率が約40%と高い
- 売出し中心のオファリング
- 一部株主は公開価格1.5倍でロックアップ解除
- 原材料価格と為替変動の影響を受ける
FINANCIALS
業績推移
直近3期はいずれも連結数値です。
2021年3月期から2023年3月期にかけて売上高・純利益とも増加しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2021年3月期(連結) | 1,980百万円 | 75百万円 | - |
| 2022年3月期(連結) | 3,501百万円 | 88百万円 | +76.8% |
| 2023年3月期(連結) | 4,684百万円 | 192百万円 | +33.8% |
業績コメント
連結売上高は2021年3月期1,980百万円、2022年3月期3,501百万円、2023年3月期4,684百万円と増加しました。
親会社株主に帰属する純利益も75百万円、88百万円、192百万円と拡大しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者側は180日、一部VCは90日・公開価格1.5倍です。
KSP系など拘束のないファンド保有株もあります。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 佐藤 輝明 | 264,000株 | 32.48% | 180日 |
| TNP中小企業・ベンチャー企業成長応援投資事業有限責任組合 | 119,300株 | 14.68% | 90日/1.5倍 |
| 佐藤 武幸 | 83,400株 | 10.26% | 180日 |
| 三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合 | 70,000株 | 8.61% | 90日/1.5倍 |
| KSP3号投資事業有限責任組合 | 50,000株 | 6.15% | - |
| 森田 泰成 | 44,000株 | 5.41% | 180日 |
| 兼光 喜彦 | 42,000株 | 5.17% | - |
| ごうぎんキャピタル3号投資事業有限責任組合 | 40,000株 | 4.92% | - |
| 島根県産業活性化ファンド投資事業有限責任組合 | 28,500株 | 3.51% | - |
| KSP4号投資事業有限責任組合 | 20,000株 | 2.46% | - |
株主構成コメント
佐藤輝明氏と佐藤武幸氏で約42.7%を保有する一方、投資ファンドの比率は約40%です。
主要VCの拘束条件が一様ではないため、小型案件でも上場後の売却余地を確認する必要があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
STGのIPOは、約6.8億円の小型需給と業績回復を評価できる一方、ファンド保有比率の高さを重く見たい市場変更案件です。
マグネシウムとアルミニウムのダイカスト部品を国内外で生産し、自動車や家電、産業機器向けに供給する独自の技術基盤を持ちます。
連結売上高と純利益は直近3期で回復・拡大しており、海外生産拠点を活用した事業規模の拡大は着実に確認できると考えられます。
吸収金額と時価総額は小さいものの、売出し中心でVC・ファンド比率が約40%に達し、一部株主は公開価格1.5倍で解除されます。
原材料価格や為替、海外工場の操業状況に業績が左右されやすく、TOKYO PRO Marketからの市場変更である点にも注意が必要です。
主幹事のみずほ証券を中心に、小型需給を評価しながらファンドの売却余地を確認し、慎重に参加を検討する方針が妥当と考えられます。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年3月21日
公開価格1,920円に対し初値は3,215円となり、騰落率は+67.4%でした。
100株当たりの初値売り損益は129,500円です。