IPO DETAIL
マーソ株式会社
人間ドック・健診予約プラットフォーム「MRSO.jp」を運営し、医療機関や自治体向けに予約・業務管理のDXサービスを提供する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
マーソは健診・人間ドック予約のDX化を担い、売上高が509百万円から2,251百万円へ拡大しました。
2021年・2022年12月期は最終利益も650百万円前後です。
一方、吸収金額約20.0億円の大半は既存株主の売出しで、ジャフコ株には90日・1.5倍解除があります。
感染症関連需要が落ち着いた後も医療機関・自治体向けDXが伸びるかを確認し、主幹事SBI証券を中心にやや慎重に申し込みます。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSBI証券を最優先とし、松井証券などネット受付可能な幹事も利用します。
成長実績は評価しますが、売出し中心で約20.0億円を吸収するため、需要状況を見て参加します。
主幹事を最優先
主幹事はSBI証券です。
ネット抽選の中心になるため、マーソへ参加する場合は最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券、東海東京証券、松井証券が引受団に参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限2,260円の場合、100株当たりの申込資金は226,000円です。
1単元の必要資金が比較的大きいため、他案件との資金拘束を調整します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SBI証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限2,260円で226,000円を準備する
- 特需後の収益持続性を確認する
- ジャフコの1.5倍解除を意識する
注意点
- 売出し中心で既存株主の換金色がある
- 申込資金が22.6万円と大きい
- 感染症関連需要の反動リスク
- 1.5倍到達時のVC売りに注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年12月6日〜12月12日
公開価格決定日: 2023年12月13日
申込期間: 2023年12月14日〜12月19日
上場日: 2023年12月21日
BB申込期間
2023年12月6日〜2023年12月12日BB期間は2023-12-06〜2023-12-12で、仮条件は2110〜2260円です。
抽選日
2023年12月13日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-12-13です。
購入申込期間
2023年12月14日〜2023年12月19日当選後は2023-12-14〜2023-12-19の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年12月21日上場日は2023-12-21です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | マーソ株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 5619 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 20億円 |
| 想定時価総額 | 79.8億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 2,110円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2110〜2260 |
| 公募価格 | 2,260円 |
| 予想初値 | 2,600円 |
| 予想利益 | 3.4万円 |
| 初値 | 2,079円 |
| 初値騰落率 | -8% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 健診予約のオンライン化という明確な医療DXテーマ
- 直近3期で売上高が大幅に拡大
- 2021年以降は高水準の最終黒字
- 医療機関と自治体の双方にサービスを提供
マイナス要因
- 公開株の大半が既存株主の売出し
- 感染症関連需要の反動を見極める必要
- ジャフコ残存株は90日・公開価格1.5倍で解除
- 吸収金額約20.0億円で超小型ではない
FINANCIALS
業績推移
直近3期はいずれも単体業績です。
感染症対策関連の予約支援が売上・利益へ与えた影響と、平常時の健診予約・DX事業の成長を分けて確認します。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年12月期 | 509百万円 | -49百万円 | - |
| 2021年12月期 | 1,739百万円 | 651百万円 | +241.7% |
| 2022年12月期 | 2,251百万円 | 654百万円 | +29.4% |
業績コメント
売上高は2020年12月期509百万円、2021年12月期1,739百万円、2022年12月期2,251百万円へ拡大しました。
最終損益は49百万円の赤字から651百万円、654百万円の黒字へ改善しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要事業株主・経営株主は180日、ジャフコSV4は90日・公開価格1.5倍解除です。
売出し後に残る株数を需給評価へ反映します。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 西野 恒五郎 | 1,488,750株 | 40.13% | 180日 |
| 三和システム株式会社 | 774,700株 | 20.88% | 180日 |
| ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 | 375,000株 | 10.10% | 90日/1.5倍 |
| 神田 有宏 | 336,700株 | 9.08% | 180日 |
| Aflac Ventures LLC | 232,800株 | 6.28% | 180日 |
| 阿部 順一 | 154,500株 | 4.16% | 180日 |
| 菅生 淳一 | 90,500株 | 2.44% | 180日 |
| 森トラスト株式会社 | 75,000株 | 2.02% | 180日 |
| 株式会社ウエスト・プラニング | 37,500株 | 1.01% | - |
| 吉田 弘 | 21,600株 | 0.58% | - |
株主構成コメント
西野恒五郎氏が40.13%、三和システムが20.88%を保有し、ジャフコSV4やAflac Venturesも上位株主です。
三和システム247,000株、ジャフコ200,600株、Aflac139,700株などが売り出されますが、各社は売出し後も一部株式を残します。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
マーソのIPOは、健診予約の医療DXという分かりやすい成長テーマを持つ一方、売出し中心の需給と利益の持続性を見極めたい案件です。
人間ドック・健診予約サイトを軸に、医療機関や自治体向けの予約・業務管理を提供し、オンライン化の進展を取り込める事業と考えられます。
売上高は2020年12月期5.1億円から2022年12月期22.5億円へ急拡大し、直近2期は最終利益6.5億円前後を確保しました。
仮条件上限では吸収金額が約20.0億円となり、自己株式処分7.5万株に対して既存株主の売出しが中心である点は需給上の注意材料です。
感染症対策に伴う特需の反動に加え、ジャフコの残存株が90日・公開価格1.5倍で解除されるため、上昇局面には注意が必要です。
申込みは主幹事のSBI証券を軸とし、医療DXの成長余地を評価しながら、平常時の利益水準と売出し負担を確認して判断します。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年12月21日
公開価格2,260円に対して初値は2,079円となり、騰落率は-8.0%でした。
初値売り損益は100株で-18,100円です。