IPO DETAIL
株式会社Laboro.AI
顧客固有の経営課題に合わせ、機械学習モデルの設計から実装までを行うオーダーメイドAI開発会社。
SUMMARY
このIPOの結論
製造、広告、社会インフラなど各業界の課題に合わせたAIを開発するため、汎用AIサービスとは異なる技術提案力があります。
売上は3期連続で増え、事業会社株主との協業余地もあります。
一方、2022年9月期は赤字で、受注・検収の時期やAI人材への先行投資が利益を左右します。
吸収金額約27.8億円は極小ではありませんが、低単価とAIテーマを考慮し、主幹事を中心に前向きに検討します。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSMBC日興証券を最優先とし、大和証券やSBI証券などネット申込可能な幹事も確認します。
AIテーマは強いものの直近期は赤字のため、仮条件と需要の強さを見ながら申込量を調整します。
主幹事を最優先
主幹事はSMBC日興証券です。
配分比率が高い主幹事からの申込を最優先にします。
平幹事も取りこぼさない
引受幹事は7社です。
JPX会社概要の順序に合わせ、SMBC日興証券、大和証券、SBI証券、岡三証券、楽天証券、あかつき証券、松井証券としています。
資金と締切を管理
仮条件上限580円の場合、100株で5.8万円の申込資金が必要です。
証券会社ごとの前受金と資金拘束の時期を確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事を中心に、資金不要・平等抽選・後期型抽選の証券会社を組み合わせると申込機会を増やせます
注意点
- 購入申込期間と入金期限は証券会社ごとに異なります。辞退ペナルティの有無も申込前に確認してください
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年7月13日〜7月20日
公開価格決定日: 2023年7月21日
申込期間: 2023年7月24日〜7月27日
上場日: 2023年7月31日
BB申込期間
2023年7月13日〜2023年7月20日BB期間は2023-07-13から2023-07-20までです。
抽選日
2023年7月21日公開価格決定・抽選日は2023-07-21です。
購入申込期間
2023年7月24日〜2023年7月27日購入申込期間は2023-07-24から2023-07-27までです。
上場日
2023年7月31日上場日は2023-07-31です。
初値形成時の気配と売買規制を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社Laboro.AI |
|---|---|
| 証券コード | 5586 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 27.8億円 |
| 想定時価総額 | 91.9億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 525円 |
|---|---|
| 仮条件 | 525〜580 |
| 公募価格 | 580円 |
| 予想初値 | 900円 |
| 予想利益 | 3.2万円 |
| 初値 | 1,195円 |
| 初値騰落率 | 106% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- オーダーメイドAI開発の専門性が高い
- 売上高が3期連続で拡大している
- AI関連の成長テーマとして注目されやすい
- 博報堂や製造業各社との協業基盤がある
マイナス要因
- 直近期は最終赤字へ転じている
- 案件の検収時期で業績が変動しやすい
- 高度なAI人材の採用と定着が不可欠
- 吸収金額約27.8億円は超小型ではない
FINANCIALS
業績推移
3期とも単体数値です。
売上成長が続く一方、2022年9月期は人員・開発投資の影響を受けて最終赤字となりました。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年9月期(単体) | 381百万円 | 53百万円 | - |
| 2021年9月期(単体) | 657百万円 | 61百万円 | +72.4% |
| 2022年9月期(単体) | 733百万円 | -40百万円 | +11.6% |
業績コメント
単体売上高は381百万円、657百万円、733百万円と増加しました。
最終利益は53百万円、61百万円の黒字から、2022年9月期は40百万円の赤字へ転じています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主の保有株数・比率・ロックアップを目論見書ベースで整理しています。
新株予約権は保有株数に含めていません。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 椎橋徹夫 | 5,175,000株 | 35.39% | 180日 |
| 藤原弘将 | 5,175,000株 | 35.39% | 180日 |
| 株式会社博報堂 | 1,173,709株 | 8.03% | - |
| 松藤洋介 | 1,150,000株 | 7.86% | 180日 |
| MCIイノベーション投資事業有限責任組合 | 469,483株 | 3.21% | - |
| 株式会社SCREENホールディングス | 352,112株 | 2.41% | - |
| 株式会社SCREENアドバンストシステムソリューションズ | 230,414株 | 1.58% | 180日 |
| THK株式会社 | 117,370株 | 0.80% | - |
| 日本ガイシ株式会社 | 117,370株 | 0.80% | - |
| ZFP第1号投資事業有限責任組合 | 117,370株 | 0.80% | - |
株主構成コメント
椎橋徹夫氏と藤原弘将氏が各35.39%を保有し、博報堂、SCREEN、THK、日本ガイシなどの事業会社が続きます。
VC比率は低く、創業者主導の構成です。
ただし、全ての事業会社株に同一のロックアップが付くわけではないため、契約上の拘束と戦略保有を混同しないよう整理しました。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
Laboro.AIのIPOはAIテーマの強さと売上成長を評価しつつ、直近期の赤字と案件型収益の変動性を確認したい案件です。
顧客ごとの経営課題に合わせて機械学習モデルを設計・実装するカスタムAIは、汎用サービスと異なる提案力を発揮しやすい事業です。
売上高は3期連続で増加していますが、開発体制や人材採用への先行投資により直近期は最終赤字となり、利益回復の道筋が焦点です。
吸収金額は約27.8億円で極端な小型案件ではないものの、低い申込単価とAI関連銘柄としての希少性は初値需要を支えると考えられます。
案件の受注・検収時期や高度人材の確保が業績を左右するほか、成長期待を織り込んだ評価水準と利益回復の遅れには注意が必要です。
申込みは主幹事のSMBC日興証券を軸に、仮条件と機関投資家需要を確認しながら、公開価格の妥当性を見極めて前向きに検討する方針が適切です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年7月31日
公開価格580円に対して初値は1,195円となり、騰落率は+106.0%、100株当たりの初値売り損益は61,500円でした。