IPO DETAIL
株式会社エコム
工業炉の設計・製造、熱処理設備の保守、燃焼制御、IoTを活用した省エネルギー支援を行う企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
吸収金額約2.7億円、時価総額約17.4億円の超小型案件で、黒字と配当実績もあります。
一方、直近期は減収減益で、名証メインでは上場後の流動性が限られる可能性があります。
東海東京証券を中心に、小幅な初値利益を想定した慎重参加が妥当です。
東海東京証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の東海東京証券を最優先とし、SBI証券、SMBC日興証券、松井証券、マネックス証券なども確認します。
超小型需給は評価しつつ、名証メインの流動性を踏まえて申込額を管理します。
主幹事を最優先
主幹事は東海東京証券です。
公開株数が非常に少ないため、主幹事への申込が当選機会の中心になります。
平幹事も取りこぼさない
元引受取引参加者は7社です。
公式資料の順序に合わせ、東海東京証券、SBI証券、SMBC日興証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券、極東証券を記載しています。
資金と締切を管理
仮条件上限1,680円の場合、100株で16.8万円が必要です。
地方市場の流動性を考え、申込資金を管理します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 東海東京証券を最優先にする
- 超小型需給と配当を評価する
- 名証の流動性を考慮する
- 直近期の減収減益を確認する
注意点
- 名証メインの流動性
- 2022年7月期は減収減益
- 設備投資需要の変動
- 原材料とエネルギー価格の上昇
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年3月15日〜3月22日
公開価格決定日: 2023年3月23日
申込期間: 2023年3月24日〜3月29日
上場日: 2023年3月31日
BB申込期間
2023年3月15日〜2023年3月22日BB期間は2023-03-15〜2023-03-22で、仮条件は1600〜1680円です。
抽選日
2023年3月23日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-03-23です。
購入申込期間
2023年3月24日〜2023年3月29日当選後は2023-03-24〜2023-03-29の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年3月31日上場日は2023-03-31です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社エコム |
|---|---|
| 証券コード | 6225 |
| 市場 | 名証メイン |
| 業種 | 機械 |
| 主幹事 | 東海東京証券 |
| 吸収金額 | 2.7億円 |
| 想定時価総額 | 17.4億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,680円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1600〜1680 |
| 公募価格 | 1,680円 |
| 予想初値 | 1,640円 |
| 予想利益 | -4,000円 |
| 初値 | 1,714円 |
| 初値騰落率 | 2% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約2.7億円です
- 単独最終黒字と配当実績があります
- 省エネルギーと設備保守の継続需要があります
- 創業家と安定株主の持分が厚く主要株主は180日拘束です
マイナス要因
- 名証メイン上場で売買流動性が限られる可能性があります
- 2022年7月期は減収減益です
- 製造業の設備投資動向に業績が左右されます
- 原材料・エネルギー価格の上昇が採算を圧迫します
FINANCIALS
業績推移
単独決算の売上高と当期純利益を百万円単位で掲載しています。
2022年7月期は減収減益です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年7月期(単独) | 1,597百万円 | 141百万円 | - |
| 2021年7月期(単独) | 1,759百万円 | 149百万円 | +10.1% |
| 2022年7月期(単独) | 1,501百万円 | 101百万円 | -14.7% |
業績コメント
単独売上高は1,597百万円、1,759百万円、1,501百万円、当期純利益は141百万円、149百万円、101百万円で推移しました。
2022年7月期は前期比で減収減益となりました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
社員持株会を除く主要株主には価格解除条件のない180日のロックアップがあります。
役職員3名の保有数には潜在株式が含まれます。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 髙梨智志 | 271,500株 | 30.63% | 180日 |
| 髙梨今日子 | 212,500株 | 23.97% | 180日 |
| 東京中小企業投資育成株式会社 | 150,000株 | 16.92% | 180日 |
| エコム社員持株会 | 90,500株 | 10.21% | - |
| 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | 51,000株 | 5.75% | 180日 |
| しんきん-やらまいか投資事業有限責任組合 | 46,000株 | 5.19% | 180日 |
| 関西電力株式会社 | 30,500株 | 3.44% | 180日 |
| 鈴木祥吾 | 11,500株 | 1.30% | 180日(うち潜在株式5,000株) |
| 瀧本典昭 | 10,000株 | 1.13% | 180日(うち潜在株式5,000株) |
| 幡野雄一 | 6,500株 | 0.73% | 180日(うち潜在株式5,000株) |
株主構成コメント
髙梨智志氏と髙梨今日子氏で54.60%、東京中小企業投資育成が16.92%を保有し、創業家と安定株主が中心です。
地域ファンドの保有比率は5.19%です。
役職員3名の記載株数には新株予約権由来の潜在株式が含まれます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
エコムのIPOは、約2.7億円の超小型需給と黒字・配当実績が支えですが、名証メインの流動性を慎重に見たい案件です。
工業炉の設計・製造と保守を手掛け、燃焼制御やIoTを活用した省エネルギー提案で製造業の設備需要を取り込みます。
単独売上高は2021年7月期17.6億円から2022年7月期15.0億円へ減少し、当期純利益も1.0億円へ縮小しました。
公開株が少なく時価総額も約17.4億円にとどまる一方、地方市場では初値形成や上場後の売買高が限られる可能性があります。
創業家と安定株主の持分は厚く、主要株主は180日拘束ですが、製造業の設備投資と原材料価格の変動には注意が必要です。
申込みは主幹事の東海東京証券を優先し、小型需給と配当を評価しながら資金を限定して判断したいです。
東海東京証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年3月31日
公開価格1,680円に対して初値は1,714円となり、騰落率は+2.0%でした。
初値売り損益は100株で3,400円でした。