IPO DETAIL
株式会社アルファパーチェス
企業向け間接材の購買代行・販売と、店舗や施設の修繕・管理を支援するファシリティマネジメントを展開します。
SUMMARY
このIPOの結論
間接材購買と施設管理の継続需要、連結黒字、親会社・事業会社による長期保有は安定材料です。
一方、吸収金額約20.2億円は軽くなく、アスクルが上場後も支配株主として残ります。
低利益率の卸売型事業であるため、同業比較の割安感と利益成長が初値判断の中心です。
主幹事のSMBC日興証券を優先し、選別参加とします。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSMBC日興証券を優先し、SBI証券、楽天証券、マネックス証券も併用します。
連結黒字と長期ロックアップを評価しつつ、親会社支配と公開規模を確認します。
主幹事を最優先
主幹事はSMBC日興証券です。
配分の中心となるため最優先に申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
SBI証券、楽天証券、マネックス証券にも申し込み、ネット抽選の機会を確保します。
資金と締切を管理
仮条件上限880円の場合、100株当たりの申込資金は88,000円です。
前受金の有無と資金拘束の時期は証券会社ごとに確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SMBC日興証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限880円で資金を準備する
- 親会社アスクルとの関係を確認する
- 同業比較の割安感を評価する
注意点
- 吸収金額約20.2億円で需給は軽くない
- アスクルの支配が続く
- 卸売型で利益率が低い
- 潜在株式による将来の希薄化がある
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年12月9日〜12月15日
公開価格決定日: 2022年12月16日
申込期間: 2022年12月19日〜12月22日
上場日: 2022年12月26日
BB申込期間
2022年12月9日〜2022年12月15日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は850〜880円です。
抽選日
2022年12月16日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-12-16です。
購入申込期間
2022年12月19日〜2022年12月22日当選後は2022-12-19〜2022-12-22の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年12月26日上場日は2022-12-26です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社アルファパーチェス |
|---|---|
| 証券コード | 7115 |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | 卸売業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 20.2億円 |
| 想定時価総額 | 81.6億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 850円 |
|---|---|
| 仮条件 | 850〜880 |
| 公募価格 | 880円 |
| 予想初値 | 950円 |
| 予想利益 | 7,000円 |
| 初値 | 869円 |
| 初値騰落率 | -1.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 間接材購買と施設管理に継続的な法人需要がある
- 2021年12月期は連結増収となり最終利益5.1億円を確保した
- アスクルとアズワンには360日の長期ロックアップがある
- 仮条件上限でも100株の申込資金は8.8万円
マイナス要因
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約20.2億円
- アスクルが上場後も支配株主として残る
- 卸売型で売上高に対する利益率が低い
- 経営陣の記載株数には新株予約権由来の潜在株式が多い
FINANCIALS
業績推移
2019年12月期は単体、2020年12月期以降は連結業績です。
会計範囲を区別して掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年12月期(単体) | 35,207百万円 | 536百万円 | - |
| 2020年12月期(連結) | 32,447百万円 | 506百万円 | -7.8% |
| 2021年12月期(連結) | 37,948百万円 | 510百万円 | +17.0% |
業績コメント
2019年12月期は単体売上高35,207百万円・最終利益536百万円です。
連結では2020年12月期が売上高32,447百万円・最終利益506百万円、2021年12月期が売上高37,948百万円・最終利益510百万円でした。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
アスクルとアズワンは360日、その他主要株主は主に180日拘束です。
潜在株式を通常株式と区別しています。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| アスクル株式会社 | 6,945,000株 | 75.06% | 360日 |
| アズワン株式会社 | 824,500株 | 8.91% | 360日 |
| 多田雅之 | 352,500株 | 3.81% | 180日/うち潜在株式257,000株 |
| 田邉孝夫 | 176,000株 | 1.90% | 180日/うち潜在株式106,500株 |
| 中川特殊鋼MROパートナーズ投資事業組合 | 137,500株 | 1.49% | 180日 |
| 齋藤正弘 | 100,000株 | 1.08% | 潜在株式(全量) |
| 新日本実業株式会社 | 69,000株 | 0.75% | 180日 |
| 佐藤徳久 | 56,500株 | 0.61% | 潜在株式(全量) |
| 松木伸男 | 47,000株 | 0.51% | 180日 |
| 土屋亙 | 45,000株 | 0.49% | 潜在株式(全量) |
株主構成コメント
アスクルが75.06%、アズワンが8.91%を保有する事業会社主導の構成です。
多田雅之氏と田邉孝夫氏の保有数には潜在株式が含まれ、齋藤正弘氏、佐藤徳久氏、土屋亙氏の記載数は全量が潜在株式です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
アルファパーチェスのIPOは、安定黒字を評価できる一方、親会社支配と約20.2億円の需給を慎重に見たい案件です。
間接材の購買代行と施設管理を組み合わせ、顧客企業の調達コスト削減と店舗運営の効率化を支援しています。
連結売上高は2020年12月期324.5億円から2021年12月期379.5億円へ伸び、最終利益も5.1億円を確保しました。
仮条件上限880円では時価総額約81.6億円となり、スタンダード案件では利益水準と同業比較の割安感が重要です。
アスクルとアズワンで約84%を保有し両社には360日の拘束がありますが、親会社との利益相反には注意が必要です。
SMBC日興証券を中心に、安定性を評価しつつ大幅な初値上昇を前提とせず選別参加したいIPOです。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年12月26日
公開価格は880円、初値は869円となり、100株当たりの損益は-1,100円でした。