IPO DETAIL
株式会社FIXER
Microsoft Azureを中心に、クラウドシステムの構築・運用、ライセンス販売、SaaSの開発・提供を行う会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
FIXERはクラウド移行需要を取り込む事業と、直近3期の増収増益が評価材料です。
一方、仮条件上限で吸収金額約30.8億円となり、特定の官公庁案件への売上依存も確認点です。
野村證券を中心に、需要の強さと顧客分散の進捗を見ながら慎重に判断します。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の野村證券を優先し、SBI証券、マネックス証券、松井証券も併用します。
公開規模、官公庁依存、90日後の需給を確認して判断します。
主幹事を最優先
野村證券が主幹事で配分の中心です。
クラウド銘柄への需要を確認して申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
SBI証券、マネックス証券、松井証券はネット抽選を利用でき、当選機会の上積みになります。
資金と締切を管理
仮条件上限1,340円の場合、100株当たりの申込資金は134,000円です。
BB前に、各社の前受金ルールと資金拘束のタイミングを整理してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 野村證券を優先して申し込む
- 仮条件上限1,340円で資金を準備する
- 官公庁案件への依存度を確認する
- ネット幹事も併用する
注意点
- 吸収金額約30.8億円の消化力を確認する
- 特定顧客への売上依存に注意する
- 90日後の株主需給を確認する
- 購入申込期限を忘れない
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年9月16日〜9月26日
公開価格決定日: 2022年9月27日
申込期間: 2022年9月28日〜10月3日
上場日: 2022年10月6日
BB申込期間
2022年9月16日〜2022年9月26日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1280〜1340円です。
抽選日
2022年9月27日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-09-27です。
購入申込期間
2022年9月28日〜2022年10月3日当選後は2022-09-28〜2022-10-03の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年10月6日上場日は2022-10-06です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社FIXER |
|---|---|
| 証券コード | 5129 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 30.8億円 |
| 想定時価総額 | 191.1億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,280円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1280〜1340 |
| 公募価格 | 1,340円 |
| 予想初値 | 1,500円 |
| 予想利益 | 1.6万円 |
| 初値 | 1,822円 |
| 初値騰落率 | 36% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- クラウド移行需要を取り込む成長分野です
- 直近3期は売上高と当期純利益が増加しています
- Microsoft Azureに関する技術力と運用実績があります
- 価格解除条件のないロックアップが設定されています
マイナス要因
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約30.8億円です
- 特定の官公庁案件への売上依存度が高いです
- 主要株主の多くは90日でロックアップが終了します
- クラウド技術者の採用と人件費上昇が利益を圧迫します
FINANCIALS
業績推移
直近3期はいずれも単体業績で、売上高と当期純利益は連続して増加しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年8月期(単体) | 2,551百万円 | 31百万円 | - |
| 2020年8月期(単体) | 2,961百万円 | 143百万円 | +16.1% |
| 2021年8月期(単体) | 3,606百万円 | 196百万円 | +21.8% |
業績コメント
売上高は2019年8月期2,551百万円、2020年8月期2,961百万円、2021年8月期3,606百万円です。
当期純利益は31百万円、143百万円、196百万円と増加し、事業拡大と収益性改善が続いています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は90日または180日拘束で価格解除条件はありません。
役職員の記載株数には潜在株式が含まれます。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 松岡 清一 | 9,970,200株 | 66.47% | 90日 |
| 北村 健 | 1,800,000株 | 12.00% | 90日 |
| 平田 実 | 945,000株 | 6.30% | 潜在株式(全量) |
| 株式会社mam | 663,300株 | 4.42% | 90日 |
| 株式会社SMBC信託銀行(未来創生2号ファンド) | 555,300株 | 3.70% | 90日 |
| FIXER従業員持株会 | 372,300株 | 2.48% | 180日 |
| Wing2号成長支援投資事業有限責任組合 | 166,500株 | 1.11% | 90日 |
| 株式会社北國銀行 | 111,000株 | 0.74% | 90日 |
| 磐前 豪 | 28,200株 | 0.19% | 90日(潜在株式3,600株を含む) |
| 野村 隆志 | 24,000株 | 0.16% | 潜在株式(全量) |
株主構成コメント
松岡清一氏が66.47%、北村健氏が12.00%を保有する経営者中心の構成です。
未来創生2号ファンドとWing2号の合計は約4.8%で、通常株の多くは90日拘束、役職員の一部は潜在株式として区別します。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
FIXERのIPOは、クラウド需要と増収増益を評価できる一方、約30.8億円の需給と官公庁依存を慎重に見る案件です。
Microsoft Azureを軸に、クラウド環境の構築・運用、ライセンス販売、SaaSを一体で提供しています。
売上高は2019年8月期25.5億円から2021年8月期36.1億円へ伸び、最終利益も0.3億円から2.0億円へ増加しました。
仮条件上限1,340円では時価総額約191.1億円、吸収金額約30.8億円となり、初値には成長期待を支える需要が必要です。
未来創生2号ファンドとWing2号の合計は約4.8%で、主要株主の多くは90日後に売却余地が生じる点に注意が必要です。
申込みは野村證券を中心に、特定案件への売上依存と今後の案件分散を確認し、慎重に判断したいIPOです。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年10月6日
公開価格は1,340円、初値は1,822円となり、100株当たりの損益は48,200円でした。