IPO DETAIL
株式会社トリプルアイズ
システムインテグレーションを収益基盤とし、独自AIプラットフォーム「AIZE」を顔認証や画像認識、需要予測などへ展開しています。
SUMMARY
このIPOの結論
顔認証AIのテーマ、小型の公開規模、連結黒字転換を評価する一方、利益の厚みと1.5倍解除株には注意が必要です。
いちよし証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のいちよし証券を優先し、SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券などの抽選も併用します。
主幹事を最優先
配分面ではいちよし証券が中心です。
主幹事として優先的に申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
幹事証券の割当は限定的でも、ネット抽選に参加できる会社は当選機会の上積みになります。
資金と締切を管理
仮条件上限880円の場合、100株の申込資金は88,000円です。
取扱幹事が多いため、資金不要・後期型の申込条件も確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- いちよし証券の対面・ネット配分を確認し、平等抽選を採用するネット証券にも広く申し込みます。
注意点
- 公開価格1.5倍は1,320円です。テーマ人気で上昇した場合でも、ファンドや事業会社の解除条件到達後の売り圧力に注意します。
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年5月13日〜5月19日
公開価格決定日: 2022年5月20日
申込期間: 2022年5月23日〜5月26日
上場日: 2022年5月31日
BB申込期間
2022年5月13日〜2022年5月19日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は800〜880円です。
抽選日
2022年5月20日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-05-20です。
購入申込期間
2022年5月23日〜2022年5月26日当選後は2022-05-23〜2022-05-26の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年5月31日上場日は2022-05-31です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社トリプルアイズ |
|---|---|
| 証券コード | 5026 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | いちよし証券 |
| 吸収金額 | 5.5億円 |
| 想定時価総額 | 59.9億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 880円 |
|---|---|
| 仮条件 | 800〜880 |
| 公募価格 | 880円 |
| 予想初値 | 1,300円 |
| 予想利益 | 4.2万円 |
| 初値 | 2,200円 |
| 初値騰落率 | 150% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 顔認証AIという市場関心の高いテーマ
- 吸収金額約5.5億円の小型案件
- 2021年8月期に連結最終黒字へ転換
- 公募のみで会社へ成長資金が入る構成
マイナス要因
- 利益水準はまだ小さく業績の安定性に課題
- PEファンドを含む株主に公開価格1.5倍解除
- いちよし証券主幹事でネット抽選の選択肢が限られる
- システム開発人材の確保が成長の制約となり得る
FINANCIALS
業績推移
2019年8月期は単体、2020年8月期以降は連結業績です。
単体値と連結値を混在させず、黒字転換後の利益の持続性を確認します。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年8月期(単体) | 1,479百万円 | -89百万円 | - |
| 2020年8月期(連結) | 1,792百万円 | -261百万円 | +21.2% |
| 2021年8月期(連結) | 2,122百万円 | 38百万円 | +18.4% |
業績コメント
2019年8月期の単体売上高は1,479百万円、最終損失89百万円です。
2020年8月期と2021年8月期の連結売上高は1,792百万円、2,122百万円、最終損益はそれぞれ261百万円の赤字、38百万円の黒字でした。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は90日拘束が中心ですが、ファンド・事業会社の一部は公開価格1.5倍で解除されます。
山田氏と丸茂氏の潜在株式を通常株式と区別しています。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 福原 聖子 | 2,347,000株 | 33.59% | 90日 |
| 株式会社コスモウエア | 1,800,000株 | 25.76% | 90日 |
| AI・テクノロジー・イノベーション・ファンド1号有限責任事業組合 | 470,000株 | 6.73% | 90日/1.5倍 |
| JPE第1号株式会社 | 400,000株 | 5.72% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社キューブシステム | 300,000株 | 4.29% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社TOKAIコミュニケーションズ | 250,000株 | 3.58% | 90日/1.5倍 |
| 山田 雄一郎 | 138,600株(うち潜在株式48,600株) | 1.98% | 90日 |
| ジェイズ・コミュニケーション株式会社 | 125,000株 | 1.79% | 90日/1.5倍 |
| 東港金属株式会社 | 100,000株 | 1.43% | 90日/1.5倍 |
| 丸茂 喜泰 | 70,000株(全量潜在株式) | 1.00% | - |
株主構成コメント
福原聖子氏と資産管理会社のコスモウエアで約59.4%を保有します。
AIファンドとJPE第1号の合計は約12.45%で、公開価格1.5倍到達後の売却余地が需給上の注意点です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
トリプルアイズのIPOは、顔認証AIのテーマ性と約5.5億円の小型需給を評価できる案件と考えられます。
受託システム開発を基盤に、独自AIプラットフォーム「AIZE」を店舗やオフィスの顔認証へ展開しています。
連結売上高は2020年8月期18.0億円から2021年8月期21.2億円へ増え、最終損益も黒字へ転換しました。
公募のみで売出しがないため資金使途は明確ですが、上場時時価総額は約59.9億円で利益規模に比べた評価には注意が必要です。
投資ファンド2者などの株式は90日または公開価格1.5倍で解除されるため、上昇後の需給変化を確認したいところです。
主幹事のいちよし証券を中心に、取扱いのあるネット証券も併用して無理のない範囲で申し込む方針が考えられます。
いちよし証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年5月31日
公開価格880円に対して初値は2,200円となり、初値騰落率は150.0%、100株当たりの利益は132,000円でした。
AIテーマと小型需給が強く評価されました。