IPO DETAIL
株式会社CaSy
スマートフォンやWebから清掃・料理などの家事代行を予約できるマッチング基盤を運営し、定期利用と法人契約を拡大しています。
SUMMARY
このIPOの結論
CaSyは、共働き世帯の増加を背景に家事代行をオンライン化する成長余地のある事業です。
仮条件上限1,350円での吸収金額は約3.3億円と小さく、赤字企業でも需給主導の初値形成が期待できます。
一方、直近3期は最終赤字で、VC・CVC等の保有は株主一覧全体で約18.9%に達し、多くが1.5倍解除です。
主幹事SBI証券を軸に、黒字化の道筋と解除株を考慮して限定的に参加します。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSBI証券を優先し、みずほ証券、松井証券、マネックス証券なども併用します。
超小型需給を評価しつつ、赤字と1.5倍解除株を踏まえて申込資金を抑えます。
主幹事を最優先
主幹事はSBI証券です。
配分比率とIPOチャレンジポイントの利用価値を確認して申込口数を決めます。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は10社です。
みずほ証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券なども抽選機会として活用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,350円の場合、100株当たりの申込資金は135,000円です。
BB前に、各社の前受金ルールと資金拘束のタイミングを整理してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SBI証券を優先する
- ネット幹事へ広く申し込む
- 黒字化の見通しを確認する
- 1.5倍解除株を確認する
注意点
- 最終赤字が続いている
- VC・CVC等の保有が多い
- 家事代行人材の確保が必要
- サービス品質と採算の両立に注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年2月4日〜2月10日
公開価格決定日: 2022年2月14日
申込期間: 2022年2月15日〜2月18日
上場日: 2022年2月22日
BB申込期間
2022年2月4日〜2022年2月10日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1230〜1350円です。
抽選日
2022年2月14日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-02-14です。
購入申込期間
2022年2月15日〜2022年2月18日当選後は2022-02-15〜2022-02-18の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年2月22日上場日は2022-02-22です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社CaSy |
|---|---|
| 証券コード | 9215 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 3.3億円 |
| 想定時価総額 | 25.5億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,350円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1230〜1350 |
| 公募価格 | 1,350円 |
| 予想初値 | 1,350円 |
| 予想利益 | - |
| 初値 | 2,001円 |
| 初値騰落率 | 48.2% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額約3.3億円の超小型需給
- 家事代行市場の拡大余地
- 売上高が直近3期で増加
- スマートフォン完結型の予約基盤
マイナス要因
- 直近3期は最終赤字
- VC・CVC等の保有が約18.9%
- 多くの株式が公開価格1.5倍で解除
- 人材確保とサービス品質の両立が必要
FINANCIALS
業績推移
単独決算の売上高と当期純損失を百万円単位で掲載しています。
売上は拡大していますがBB時点では赤字です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年11月期 | 536百万円 | -163百万円 | - |
| 2019年11月期 | 806百万円 | -211百万円 | +50.4% |
| 2020年11月期 | 965百万円 | -120百万円 | +19.7% |
業績コメント
売上高は536百万円、806百万円、965百万円と増加しました。
当期純損失は163百万円、211百万円、120百万円で、赤字幅は直近期に縮小していますが黒字化前です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業関係者は主に180日、VC・CVC等は90日または公開価格1.5倍で解除される構成です。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 加茂雄一 | 406,170株 | 21.56% | 180日 |
| ワタキューセイモア株式会社 | 360,000株 | 19.11% | 90日/1.5倍 |
| 池田裕樹 | 334,500株 | 17.75% | 180日 |
| 胡桃沢精一 | 150,000株 | 7.96% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社I.K.D | 71,670株 | 3.80% | 180日 |
| みずほ成長支援投資事業有限責任組合 | 67,050株 | 3.56% | 90日/1.5倍 |
| イーストベンチャーズ投資事業有限責任組合 | 66,000株 | 3.50% | 90日/1.5倍 |
| TSVF1投資事業有限責任組合 | 60,000株 | 3.18% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社CARTA VENTURES | 51,000株 | 2.71% | 90日/1.5倍 |
| BEENOS株式会社 | 45,090株 | 2.39% | 90日/1.5倍 |
株主構成コメント
加茂雄一氏、ワタキューセイモア、池田裕樹氏の上位3者で約58.4%を保有します。
株主一覧全体ではVC・CVC等が約18.9%を占め、多くが公開価格1.5倍で解除されます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
CaSyのIPOは、約3.3億円の超小型需給を評価できる一方、赤字と解除株を踏まえ慎重に見たい案件です。
清掃や料理の家事代行をオンラインで予約でき、共働き世帯の増加を継続利用へつなげる事業モデルです。
売上高は5.4億円から9.7億円へ伸びましたが、直近3期は最終赤字で黒字化の確度が重要になります。
仮条件上限での時価総額は約25.5億円にとどまり、公開株の少なさが初値を支える可能性があります。
VC・CVC等の保有は約18.9%で、多くが90日または公開価格1.5倍で解除される点には注意が必要です。
申込みはSBI証券を中心に、小型需給と赤字リスクを比較し、資金を限定して参加を検討します。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年2月22日
公開価格1,350円に対して初値は2,001円となり、騰落率は+48.2%でした。
初値売り損益は100株で65,100円でした。