IPO DETAIL
株式会社網屋
ログ管理製品「ALog」とクラウド型ネットワークセキュリティを提供し、企業の情報資産管理と運用負担軽減を支援する企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
網屋はログ管理とネットワークセキュリティの二つのサービスを持ち、企業の情報漏えい対策需要を取り込めます。
売上高は直近3期で伸び、最終損益も赤字から黒字へ改善している点は評価材料です。
仮条件上限では吸収金額約23.3億円、時価総額約78.8億円となり、人気テーマに対して許容可能な規模です。
一方、オリックス9号の9.8%は公開価格1.5倍で解除され、一部株主は無拘束のため、同日上場を考慮して選別参加としました。
岡三証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の岡三証券を優先し、SBI証券、SMBC日興証券、楽天証券、マネックス証券にも申し込みます。
セキュリティ人気と同日上場の資金分散を比較します。
主幹事を最優先
主幹事は岡三証券です。
配分が集中するため、申込締切と購入手続きを最優先で確認します。
平幹事も取りこぼさない
SBI証券、SMBC日興証券、みずほ証券、楽天証券、マネックス証券、むさし証券、水戸証券、香川証券が幹事です。
資金と締切を管理
仮条件上限1,970円では100株19.7万円が必要です。
岡三証券への申込を優先し、ネット幹事の前受金時期を確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 岡三証券を最優先に申し込む
- SBI証券とマネックス証券も活用する
- 公開価格1.5倍の解除水準を確認する
- 同日上場銘柄との資金配分を調整する
注意点
- オリックス9号株の1.5倍解除
- 一部株主にロックアップなし
- 同日上場による需要分散
- セキュリティ人材の採用負担
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年12月7日〜12月13日
公開価格決定日: 2021年12月14日
申込期間: 2021年12月15日〜12月20日
上場日: 2021年12月22日
BB申込期間
2021年12月7日〜2021年12月13日BB期間は2021-12-07〜2021-12-13で、仮条件は1700〜1970円です。
抽選日
2021年12月14日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-12-14です。
購入申込期間
2021年12月15日〜2021年12月20日当選後は2021-12-15〜2021-12-20の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年12月22日上場日は2021-12-22です。
公開規模、業績、株主構成、同日上場の影響を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社網屋 |
|---|---|
| 証券コード | 4258 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 岡三証券 |
| 吸収金額 | 23.3億円 |
| 想定時価総額 | 78.8億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,970円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1700〜1970 |
| 公募価格 | 1,970円 |
| 予想初値 | 3,050円 |
| 予想利益 | 10.8万円 |
| 初値 | 2,100円 |
| 初値騰落率 | 6.6% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- サイバーセキュリティの高い需要
- ログ管理とネットワークの二本柱
- 増収と黒字化が進展
- 経営側株主に180日のロックアップ
マイナス要因
- 吸収金額約23.3億円で超小型ではない
- オリックス9号株は公開価格1.5倍で解除
- 一部事業会社と持株会に拘束なし
- 同日上場による資金分散
FINANCIALS
業績推移
目論見書の単独財務情報を百万円単位で掲載しています。
決算期と比較基準を確認してください。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年12月期 | 1,310百万円 | -83百万円 | - |
| 2019年12月期 | 2,162百万円 | 76百万円 | +65.0% |
| 2020年12月期 | 2,315百万円 | 126百万円 | +7.1% |
業績コメント
売上高は、1310百万円から2315百万円へ推移し、当期純利益は-83百万円、76百万円、126百万円です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主には90日〜180日のロックアップが設定されています。
一部株主は公開価格の1.5倍で解除されます。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社チャクル | 1,164,800株 | 28.55% | 180日 |
| 石田 晃太 | 727,200株 | 17.82% | 180日 |
| 伊藤 整一 | 454,400株 | 11.14% | 180日 |
| 投資事業組合オリックス9号 | 400,000株 | 9.80% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社セキュアヴェイル | 176,000株 | 4.31% | - |
| 網屋従業員持株会 | 149,920株 | 3.67% | - |
| 柴﨑 正道 | 116,800株 | 2.86% | 180日 |
| 新納 隆広 | 100,800株 | 2.47% | 90日 |
| 加藤 光栄 | 84,800株 | 2.08% | 90日 |
| 山﨑 勝巳 | 70,400株 | 1.73% | 90日 |
株主構成コメント
チャクル、石田晃太氏、伊藤整一氏で約57.5%を保有し、経営関係者側が安定した持分を確保しています。
オリックス9号の9.8%は90日または公開価格1.5倍で解除され、セキュアヴェイルや持株会には拘束がない点を確認したいです。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
網屋のIPOはサイバーセキュリティのテーマ性と黒字成長を評価し、需給を確認しながら参加したい案件です。
ログ管理製品「ALog」とクラウド型ネットワークサービスを提供し、情報漏えい対策とIT運用効率化を支援します。
売上高は2018年12月期13.1億円から2020年12月期23.2億円へ伸び、最終損益も赤字から1.3億円の黒字へ改善しました。
仮条件上限で吸収金額は約23.3億円、時価総額は約78.8億円となり、人気テーマとしては過度な大型感はないと考えられます。
オリックス9号の9.8%は公開価格1.5倍で解除され、セキュアヴェイルや従業員持株会に拘束がない点には注意が必要です。
申込みは岡三証券を中心に、同日上場の資金分散と解除価格を確認し、ネット幹事も併用する方針です。
岡三証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年12月22日
公開価格1,970円に対して初値は2,100円となり、騰落率は6.6%でした。
初値売り損益は100株で13,000円でした。