IPO DETAIL
YCPホールディングス(グローバル)リミテッド
アジア地域で戦略・M&Aなどの経営コンサルティングと、自己資金によるプリンシパル投資を展開する企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
YCPホールディングスはアジアの成長企業へコンサルティングと自己投資を組み合わせて支援します。
売上収益は拡大していますが、プリンシパル投資の影響で利益が年度ごとに大きく変動し、安定収益の評価が難しい事業です。
仮条件上限では吸収金額約37.5億円、時価総額約162.9億円となり、外国株信託受益証券という仕組みも個人需要を限定します。
上位株主の180日拘束は安心材料ですが、事業評価の複雑さを重く見て慎重評価としました。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の野村證券を優先し、みずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券にも申し込みます。
JDRの仕組みと利益変動を踏まえ、低単価でも参加を絞ります。
主幹事を最優先
主幹事は野村證券です。
外国株信託受益証券の申込単位と購入手続きを事前に確認します。
平幹事も取りこぼさない
みずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券、岡三証券が幹事に参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限830円では100口相当で8.3万円が目安です。
取扱単位と証券会社ごとの申込条件を確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 野村證券を申込の中心にする
- JDRの仕組みと取引単位を確認する
- 利益変動を慎重に評価する
- 年末の同日上場による需要分散を確認する
注意点
- プリンシパル投資による利益変動
- 外国株信託受益証券の複雑さ
- 吸収金額約37.5億円
- 複数同日上場による需要分散
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年12月3日〜12月8日
公開価格決定日: 2021年12月9日
申込期間: 2021年12月10日〜12月15日
上場日: 2021年12月21日
BB申込期間
2021年12月3日〜2021年12月8日BB期間は2021-12-03〜2021-12-08で、仮条件は790〜830円です。
抽選日
2021年12月9日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-12-09です。
購入申込期間
2021年12月10日〜2021年12月15日当選後は2021-12-10〜2021-12-15の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年12月21日上場日は2021-12-21です。
公開規模、業績、株主構成、同日上場の影響を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | YCPホールディングス(グローバル)リミテッド |
|---|---|
| 証券コード | 9257 |
| 市場 | 東証マザーズ(外国株信託受益証券) |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 37.5億円 |
| 想定時価総額 | 162.9億円 |
| 総合評価 | D |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 790円 |
|---|---|
| 仮条件 | 790〜830 |
| 公募価格 | 830円 |
| 予想初値 | 850円 |
| 予想利益 | 2,000円 |
| 初値 | 770円 |
| 初値騰落率 | -7.2% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- アジア地域に広がるコンサルティング基盤
- 売上収益が拡大
- 仮条件上限830円で参加資金が小さい
- 上位株主に180日のロックアップ
マイナス要因
- 外国株信託受益証券で仕組みが複雑
- 吸収金額約37.5億円
- 投資損益で利益が大きく変動
- コンサルティングと自己投資の評価が難しい
FINANCIALS
業績推移
目論見書の連結財務情報を千米ドル単位で掲載しています。
国内企業の百万円表示とは単位が異なるため、円換算せず原資料の通貨単位を維持しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年12月期 | 40,383百万円 | 7,126百万円 | - |
| 2019年12月期 | 50,602百万円 | -1,222百万円 | +25.3% |
| 2020年12月期 | 58,912百万円 | 6,300百万円 | +16.4% |
業績コメント
直近の売上高は、40383千米ドルから58912千米ドルへ推移し、当期純利益は7126千米ドル、-1222千米ドル、6300千米ドルです。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主には180日のロックアップが設定されています。
公開価格による解除条件はありません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| Y Asset Management Limited | 12,690,000株 | 80.82% | 180日 |
| 粕本晋吾 | 1,320,000株 | 8.41% | 180日 |
| ダミアン・デュアメル | 456,965株 | 2.91% | 180日 |
| ハイコー・バグズ | 436,989株 | 2.78% | 180日 |
| 天野淳 | 150,000株 | 0.96% | 180日 |
| 石崎貴紘 | 120,000株 | 0.76% | 180日 |
| 松田清人 | 95,000株 | 0.61% | 180日 |
| 松尾豊 | 95,000株 | 0.61% | 180日 |
| 大河原貴宏 | 90,000株 | 0.57% | 180日 |
| ピラー・ディーター | 61,000株 | 0.39% | 180日 |
株主構成コメント
Y Asset Management Limitedが80.82%、粕本晋吾氏が8.41%を保有し、上位2者で約89.2%を占めます。
需給面では、上位10株主すべてに価格解除条件のない180日のロックアップがあり、上場直後の内部株主による売却は抑えられます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
YCPホールディングスのIPOはアジア展開に成長余地がある一方、事業評価の複雑さから慎重に見たい案件です。
経営コンサルティングと自己資金による事業投資を組み合わせ、投資先へ人材、M&A、DX支援を提供します。
売上収益は2018年12月期40,383千米ドルから2020年12月期58,912千米ドルへ伸びましたが、利益は年度ごとの振れが大きいです。
仮条件上限で吸収金額は約37.5億円、時価総額は約162.9億円となり、外国株信託受益証券の仕組みも需要を左右します。
Y Asset Managementが80.82%を保有し、上位10株主すべてに価格解除のない180日のロックアップがあります。
申込みは野村證券を中心に、低単価だけで判断せず、利益変動と年末の資金分散を確認して慎重に決める方針です。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年12月21日
公開価格830円に対して初値は770円となり、騰落率は-7.2%でした。
初値売り損益は100株で-6,000円でした。