IPO DETAIL
ブレインズテクノロジー株式会社
製造設備などの異常を検知するAIソフト「Impulse」と、社内文書を横断検索する「Neuron Enterprise Search」を開発・提供します。
SUMMARY
このIPOの結論
ブレインズテクノロジーは、設備の予知保全と企業内検索という実務性の高いAI製品を持つ点が魅力です。
売上高は3期で2.8億円から6.3億円、純利益は17百万円から78百万円へ伸びました。
吸収金額は約16.8億円と小さめですが、利益評価とVC株の1.5倍解除を確認して参加したい案件です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
SMBC日興証券を最優先とし、副幹事の野村證券、みずほ証券、SBI証券も確認します。
AIテーマを評価しつつ、VC株の1.5倍解除を考慮します。
主幹事を最優先
最優先の申込先はSMBC日興証券です。
主幹事の抽選配分と購入期限を確認します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は7社です。
SMBC日興証券を主幹事に、野村證券、みずほ証券、いちよし証券などが参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,780円の場合、100株あたりの申込資金は178,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SMBC日興証券を最優先に申し込む
- 野村證券とみずほ証券も確認する
- 利益評価と成長率を比較する
- 公開価格1.5倍の解除水準を意識する
注意点
- 高い利益評価に注意する
- 製造業の設備投資動向を確認する
- VC比率13.55%を織り込む
- AI製品の販売集中を確認する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年7月9日〜7月15日
公開価格決定日: 2021年7月16日
申込期間: 2021年7月19日〜7月26日
上場日: 2021年7月28日
BB申込期間
2021年7月9日〜2021年7月15日BB期間は2021-07-09〜2021-07-15で、仮条件は1630〜1780円です。
抽選日
2021年7月16日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-07-16です。
購入申込期間
2021年7月19日〜2021年7月26日当選後は2021-07-19〜2021-07-26の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年7月28日上場日は2021-07-28です。
公開規模、業績、株主構成、同時期のIPO需給を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | ブレインズテクノロジー株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 4075 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 16.8億円 |
| 想定時価総額 | 95.6億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,630円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1630〜1780 |
| 公募価格 | 1,780円 |
| 予想初値 | 2,900円 |
| 予想利益 | 11.2万円 |
| 初値 | 4,165円 |
| 初値騰落率 | 134% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 設備異常検知AIの実用性
- 企業内検索との二本柱
- 3期連続の増収増益
- 吸収金額約16.8億円
マイナス要因
- 利益規模に対して評価が高い
- 製造業の設備投資に左右される
- VC比率13.55%
- VC株は1.5倍で解除
FINANCIALS
業績推移
単独決算の売上高と当期純利益を百万円単位で掲載しています。
BB時点の2021年7月期会社予想は売上高862百万円、純利益104百万円でした。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年7月期(単体) | 282百万円 | 17百万円 | - |
| 2019年7月期(単体) | 432百万円 | 39百万円 | +53.2% |
| 2020年7月期(単体) | 631百万円 | 78百万円 | +46.1% |
業績コメント
売上高は2018年7月期282百万円から2020年7月期631百万円へ拡大し、当期純利益も17百万円から78百万円へ増加しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主には90日〜180日のロックアップが設定されています。
一部株式は公開価格1.5倍で解除されます。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 斎藤佐和子 | 3,000,000株 | 54.17% | 180日 |
| 中沢宣貴 | 700,000株(うち潜在株式100,000株) | 12.64% | 180日 |
| NVCC7号投資事業有限責任組合 | 300,000株 | 5.42% | 90日/1.5倍 |
| SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合 | 300,000株 | 5.42% | 90日/1.5倍 |
| 河田哲 | 250,000株(うち潜在株式50,000株) | 4.51% | 180日 |
| 今野勝之 | 250,000株(うち潜在株式50,000株) | 4.51% | 180日 |
| 三生6号投資事業有限責任組合 | 150,000株 | 2.71% | 90日/1.5倍 |
| 林琢磨 | 140,000株(潜在株式) | 2.53% | 180日 |
| 榎並利晃 | 130,000株(潜在株式) | 2.35% | 180日 |
| 田中幸一 | 45,000株(潜在株式) | 0.81% | 180日 |
株主構成コメント
斎藤佐和子氏が54.17%を保有し、経営陣の持分には潜在株式が含まれます。
VC3社の計13.55%は90日または公開価格1.5倍で解除されるため、解除価格到達後の売り圧力には注意が必要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ブレインズテクノロジーのIPOは、実用的なAI製品と増収増益、約16.8億円の需給を評価し、前向きに検討したい案件です。
設備の異常予兆を捉える「Impulse」と社内情報を横断検索する「Neuron」を提供し、製造現場や企業の省力化を支援します。
売上高は2018年7月期2.8億円から2020年7月期6.3億円へ伸び、純利益も17百万円から78百万円へ増加しました。
時価総額約95.6億円は利益規模に比べ高めですが、AI・予知保全のテーマ性と公開株の少なさが初値を支えると考えられます。
VC3社の合計13.55%は90日または公開価格1.5倍で解除されるため、上昇時の供給には注意が必要です。
申込みはSMBC日興証券を優先し、野村證券も併用しながら評価水準と解除価格を確認する方針が妥当です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年7月28日
公開価格1,780円に対して初値は4,165円となり、100株当たり損益は+238,500円、騰落率は+134.0%でした。