IPO DETAIL
株式会社スタメン
従業員エンゲージメントを高めるクラウドサービス「TUNAG」を開発・提供する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
スタメンは、従業員エンゲージメントを支援するSaaS「TUNAG」のテーマ性と、仮条件上限で約16.2億円の小型需給が評価材料です。
売上高は急拡大し赤字幅も縮小していますが、BB時点では利益基盤が確立していません。
ジャフコ2ファンドとエイチームの株式には公開価格1.5倍の解除条件があり、初値上昇時の売り圧力を確認する必要があります。
大和証券を軸に、成長率と公開株の少なさを重視して前向きに検討する方針です。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の大和証券を優先しつつ、幹事証券のネット抽選にも申し込む方針です。
公開規模、業績、ロックアップ、市場の地合いを踏まえて申込強度を調整します。
主幹事を最優先
大和証券は主幹事で割当の中心となるため、最優先で申し込みたい証券会社です。
抽選方式と購入申込期限を確認します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は7社です。
主幹事を中心に、SBI証券とマネックス証券のネット抽選も活用します。
資金と締切を管理
仮条件上限880円の場合、100株当たりの申込資金は88,000円です。
BB前に、各社の前受金ルールと資金拘束のタイミングを整理してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事の大和証券を優先する
- 仮条件上限を基準に必要資金を準備する
- ネット抽選対応幹事を併用する
- 購入申込期限を証券会社ごとに確認する
注意点
- 公開規模と同日上場の有無を確認する
- ロックアップロックアップ解除条件を確認する
- 直近の市場地合いにより申込強度を調整する
- 上場後の流動性にも注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年11月30日〜12月4日
公開価格決定日: 2020年12月7日
申込期間: 2020年12月8日〜12月11日
上場日: 2020年12月15日
BB申込期間
2020年11月30日〜2020年12月4日BB期間は2020-11-30〜2020-12-04です。
仮条件は800〜880です。
抽選日
2020年12月7日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-12-07です。
購入申込期間
2020年12月8日〜2020年12月11日購入申込期間は2020-12-08〜2020-12-11です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年12月15日上場日は2020-12-15です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社スタメン |
|---|---|
| 証券コード | 4019 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 大和証券 |
| 吸収金額 | 16.2億円 |
| 想定時価総額 | 74.1億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 800円 |
|---|---|
| 仮条件 | 800〜880 |
| 公募価格 | 880円 |
| 予想初値 | 1,700円 |
| 予想利益 | 8.2万円 |
| 初値 | 2,051円 |
| 初値騰落率 | 133.1% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 従業員エンゲージメントSaaSの成長テーマ
- 売上高が直近3期で急拡大
- 吸収金額約16.2億円
- 創業者が過半を保有
マイナス要因
- 直近3期は最終赤字
- ジャフコ2ファンドとエイチームに1.5倍解除
- 人事SaaSの競争激化
- 利益基盤が未確立
FINANCIALS
業績推移
目論見書に掲載された直近3期の単独決算を百万円単位に丸めて記載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2017年12月期 | 7百万円 | -83百万円 | - |
| 2018年12月期 | 113百万円 | -145百万円 | +1514.3% |
| 2019年12月期 | 396百万円 | -37百万円 | +250.4% |
業績コメント
売上高の推移を見ると、7百万円、113百万円、396百万円へ急拡大し、当期純損失は83百万円、145百万円、37百万円で推移しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者側と経営関係者には180日、主要VCには90日のロックアップがかかります。
ジャフコ、三菱UFJキャピタル、名古屋中小企業投資育成は公開価格の1.5倍で解除されます。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 加藤厚史 | 4,265,000株 | 54.39% | 180日 |
| ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合 | 960,000株 | 12.24% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社スターフロンツ | 600,000株 | 7.65% | 180日 |
| 大西泰平 | 455,000株(うち潜在株式50,000株) | 5.80% | 180日 |
| 株式会社エイチーム | 400,000株 | 5.10% | 90日/1.5倍 |
| ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合 | 240,000株 | 3.06% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社ライフワーク | 200,000株 | 2.55% | 180日 |
| 中京テレビ放送株式会社 | 100,000株 | 1.28% | - |
| 小林一樹 | 100,000株(うち潜在株式50,000株) | 1.28% | 180日 |
| 満沢将孝 | 100,000株(うち潜在株式70,000株) | 1.28% | 180日 |
株主構成コメント
加藤厚史氏が54.39%を保有し、資産管理会社と経営陣を含む内部株主の支配力は安定しています。
一方、ジャフコ2ファンドとエイチームの合計20.4%は90日または公開価格1.5倍で解除されるため、上昇局面の売り圧力に注意が必要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
スタメンのIPOはエンゲージメントSaaSの成長性と約16.2億円の小型需給を評価し、前向きに検討したい案件です。
「TUNAG」で社内制度や情報共有をデジタル化し、組織課題の可視化から施策運用まで継続的に支援します。
売上高は2017年12月期7百万円から2019年12月期396百万円へ急拡大し、最終赤字も37百万円まで縮小しました。
仮条件上限では時価総額約74.1億円、吸収金額約16.2億円となり、SaaS銘柄として公開株を吸収しやすい需給と考えられます。
加藤厚史氏が54.39%を保有する一方、ジャフコ2ファンドとエイチームの合計20.4%は公開価格1.5倍で解除されます。
申込みは大和証券を最優先に、赤字継続と解除価格を確認しつつ、売上成長と公開株の希少性を重視する方針です。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年12月15日
公開価格880円に対し初値は2,051円となり、100株当たりの初値売り損益は117,100円でした。