IPO DETAIL
株式会社クリーマ
ハンドメイド作品のマーケットプレイス「Creema」とイベント、店舗、作家支援サービスを運営する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
クリーマはハンドメイドマーケットプレイスとしての知名度と、EC需要を追い風にした売上成長が評価材料です。
仮条件上限では吸収金額が約65.7億円となり、マザーズ案件として需給は軽くありません。
連結最終損失は大幅に縮小していますが、VC比率約38.9%で主要ファンド株に公開価格1.5倍の解除条件があります。
SBI証券を中心に、EC需要と解除価格までの値幅を確認して限定的に参加する方針です。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主な申込先は主幹事のSBI証券です。
あわせて幹事証券のネット抽選も確認します。
公開規模、業績、ロックアップ、市場の地合いを踏まえて申込強度を調整します。
主幹事を最優先
SBI証券は主幹事で割当の中心となるため、最優先で申し込みたい証券会社です。
抽選方式と購入申込期限を確認します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は9社です。
主幹事のSBI証券を軸に、大和証券、みずほ証券、SMBC日興証券も確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限3,570円の場合、100株当たりの申込資金は357,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のSBI証券を優先する
- 仮条件上限を基準に必要資金を準備する
- ネット抽選対応幹事を併用する
- 購入申込期限を証券会社ごとに確認する
注意点
- 公開規模と同日上場の有無を確認する
- ロックアップロックアップ解除条件を確認する
- 直近の市場地合いにより申込強度を調整する
- 上場後の流動性にも注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年11月11日〜11月17日
公開価格決定日: 2020年11月18日
申込期間: 2020年11月19日〜11月25日
上場日: 2020年11月27日
BB申込期間
2020年11月11日〜2020年11月17日BB期間は2020-11-11〜2020-11-17です。
仮条件は3250〜3570です。
抽選日
2020年11月18日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-11-18です。
購入申込期間
2020年11月19日〜2020年11月25日購入申込期間は2020-11-19〜2020-11-25です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年11月27日上場日は2020-11-27です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社クリーマ |
|---|---|
| 証券コード | 4017 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 65.7億円 |
| 想定時価総額 | 217.4億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 3,250円 |
|---|---|
| 仮条件 | 3250〜3570 |
| 公募価格 | 3,570円 |
| 予想初値 | 4,300円 |
| 予想利益 | 7.3万円 |
| 初値 | 4,850円 |
| 初値騰落率 | 35.9% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- ハンドメイドECで高い知名度
- 連結売上高が継続成長
- 連結赤字が大幅縮小
- SBI証券が主幹事
マイナス要因
- 吸収金額約65.7億円
- VC比率約38.9%
- 主要VCに1.5倍解除
- 連結最終損益は赤字
FINANCIALS
業績推移
2018年2月期は単独、2019年2月期以降は連結決算を百万円単位で掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年2月期(単独) | 891百万円 | -348百万円 | - |
| 2019年2月期(連結) | 1,150百万円 | -373百万円 | +29.1% |
| 2020年2月期(連結) | 1,518百万円 | -28百万円 | +32.0% |
業績コメント
2018年2月期の単独売上高は891百万円、当期純損失は348百万円です。
連結売上高は2019年2月期1,150百万円から2020年2月期1,518百万円へ伸び、親会社株主に帰属する当期純損失は373百万円から28百万円へ縮小しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者側には180日、上位VCには90日のロックアップがあります。
主要7ファンドは公開価格の1.5倍で解除されます。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 丸林 耕太郎 | 2,200,000株 | 31.89% | 180日 |
| アニマリズムグループ株式会社 | 628,000株 | 9.10% | 180日 |
| グロービス4号ファンド投資事業有限責任組合 | 591,000株 | 8.57% | 90日/1.5倍 |
| グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合 | 490,000株 | 7.10% | 90日/1.5倍 |
| 大橋 優輝 | 477,000株 | 6.92% | 180日 |
| KDDI新規事業育成2号投資事業有限責任組合 | 421,000株 | 6.10% | 90日/1.5倍 |
| KDDI新規事業育成投資事業有限責任組合 | 400,000株 | 5.80% | 90日/1.5倍 |
| Globis Fund IV, L.P. | 355,000株 | 5.15% | 90日/1.5倍 |
| 日本郵政キャピタル株式会社 | 212,000株 | 3.07% | 90日/1.5倍 |
| SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合 | 212,000株 | 3.07% | 90日/1.5倍 |
株主構成コメント
丸林耕太郎氏とアニマリズムグループで約41.0%を保有する一方、上位VC比率は約38.9%と高い構成です。
需給面では、主要ファンドの多くが90日・公開価格1.5倍で解除されるため、解除条件到達後はまとまった売り圧力に注意が必要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
クリーマのIPOはハンドメイドECの成長性を評価できる一方、約65.7億円の需給とVC売りを踏まえて選別参加したい案件です。
「Creema」の販売手数料を軸に、実店舗、イベント、企業・自治体とのアライアンスへ事業領域を広げています。
連結売上高は2019年2月期11.5億円から2020年2月期15.2億円へ伸び、最終赤字は3.7億円から0.3億円へ縮小しました。
仮条件上限では時価総額約217.4億円、吸収金額約65.7億円となり、成長市場のIPOでも軽くない需給です。
創業者側の保有は約41%ですが、VC比率約38.9%で、主要ファンドには90日または公開価格1.5倍の解除条件があります。
申込みはSBI証券を最優先に、EC需要、赤字縮小、解除価格までの値幅を確認し、資金を絞って判断する方針です。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年11月27日
公開価格3,570円に対し初値は4,850円となり、100株当たりの初値売り損益は128,000円でした。