IPO DETAIL
ティアンドエス株式会社
大手企業向けシステム開発・運用保守、半導体工場のITインフラ支援、AI関連ソフトウェア開発を行う会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
ティアンドエスは、AI・半導体関連のテーマ、直近3期の増収増益、仮条件上限で約7.8億円の小型需給が評価材料です。
特定顧客への依存と当選口数の少なさはありますが、VC不在の株主構成も踏まえて前向きに評価しました。
いちよし証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のいちよし証券を優先し、SBI証券、マネックス証券、楽天証券などのネット幹事も併用します。
公開株が少ないため、申込可能な幹事へ広く申し込みます。
主幹事を最優先
主幹事はいちよし証券です。
配分の中心となるため、抽選方法と購入申込期限を確認して優先します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は8社です。
SBI証券、マネックス証券、楽天証券などのネット申込も併用します。
資金と締切を管理
仮条件上限2,800円の場合、100株で28.0万円が必要です。
主幹事とネット幹事の資金拘束時期を確認して配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- いちよし証券を優先する
- SBI証券とマネックス証券も併用する
- 小型需給と増収増益を評価する
- 特定顧客への依存を確認する
注意点
- 主要顧客グループへの売上依存がある
- 高度IT人材の採用が成長を左右する
- 仮条件上振れで評価負担が増す
- 公開株が少なく当選確率は低い
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年7月20日〜7月28日
公開価格決定日: 2020年7月29日
申込期間: 2020年7月30日〜8月4日
上場日: 2020年8月7日
BB申込期間
2020年7月20日〜2020年7月28日BB期間は2020-07-20〜2020-07-28です。
仮条件は2650〜2800です。
抽選日
2020年7月29日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-07-29です。
購入申込期間
2020年7月30日〜2020年8月4日購入申込期間は2020-07-30〜2020-08-04です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年8月7日上場日は2020-08-07です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | ティアンドエス株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 4055 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | いちよし証券 |
| 吸収金額 | 7.8億円 |
| 想定時価総額 | 49億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 2,650円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2650〜2800 |
| 公募価格 | 2,800円 |
| 予想初値 | 4,480円 |
| 予想利益 | 16.8万円 |
| 初値 | 7,010円 |
| 初値騰落率 | 150.4% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- AI・半導体分野への展開
- 直近3期が増収増益
- 吸収金額約7.8億円の小型需給
- VC保有がなく主要株主に価格解除なし
マイナス要因
- キオクシア・東芝グループへの依存
- 高度IT人材の採用競争
- 仮条件上振れで割安感が縮小
- 主幹事からの当選口数が限定的
FINANCIALS
業績推移
目論見書に掲載された直近3期の単独決算を百万円単位に丸めて記載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2017年11月期 | 1,905百万円 | 110百万円 | - |
| 2018年11月期 | 2,134百万円 | 146百万円 | +12.0% |
| 2019年11月期 | 2,297百万円 | 184百万円 | +7.6% |
業績コメント
直近の売上高は、1,905百万円、2,134百万円、2,297百万円へ増加し、当期純利益も110百万円、146百万円、184百万円へ伸びています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要な経営関係者には90日のロックアップが設定されています。
従業員持株会と福田悦生氏は継続保有の意向を示し、価格解除条件はありません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 武川 義浩 | 693,000株 | 39.87% | 90日 |
| 渡辺 照男 | 248,600株 | 14.30% | 90日 |
| 日下 理 | 187,000株 | 10.76% | 90日 |
| 遠藤 玲 | 122,100株 | 7.03% | 90日 |
| 日下 寛之 | 111,100株 | 6.39% | 90日 |
| ティアンドエス従業員持株会 | 38,500株 | 2.22% | 継続保有 |
| 木村 実 | 37,400株 | 2.15% | 90日 |
| 福田 悦生 | 28,600株 | 1.65% | 継続保有 |
| 日下 藍子 | 25,300株 | 1.46% | 90日 |
| 渡辺 貴美子 | 22,000株 | 1.27% | 90日 |
株主構成コメント
武川義浩氏が39.87%を保有し、上位株主の大半を経営関係者が占める安定した株主構成です。
需給面では、VC保有はなく主要株主には90日のロックアップまたは継続保有の約束があるため、上場直後の売却圧力は限定的です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ティアンドエスのIPOは、AI・半導体関連のテーマと増収増益、約7.8億円の小型需給から初値上昇を期待しやすい案件です。
大手企業向けの開発・運用保守を収益基盤とし、半導体工場のIT支援やAIソフトウェアへ成長領域を広げています。
売上高は1,905百万円から2,297百万円へ、純利益は110百万円から184百万円へ伸びており、業績は堅調です。
仮条件上限では時価総額約49.0億円、公開株数277,000株となり、供給の少なさが初値形成を支えると考えられます。
経営関係者を中心とした株主構成でVCはなく、主要株主には90日のロックアップまたは継続保有の約束があります。
申込みでは主幹事のいちよし証券を優先しつつ、SBI証券やマネックス証券などへも広く申し込む方針が考えられます。
いちよし証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年8月7日
公開価格2,800円に対し初値は7,010円となり、100株当たりの初値売り損益は421,000円でした。