IPO DETAIL
GO株式会社
タクシーアプリ「GO」を中心に、配車、決済、広告、端末、法人向け管理、GX関連サービス、自動運転実証などを展開するモビリティ関連企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
タクシーアプリ「GO」の知名度と利用基盤、決済・広告・GXへの展開力は大きな評価材料です。
2025年5月期には売上高31,434百万円、当期純利益2,000百万円となり、最終黒字へ転換しました。
ただし、仮条件上限2,400円での吸収金額は約971.6億円と極めて大きく、公募なしの売出し案件です。
海外機関投資家の需要が強ければ安定した初値形成が期待できますが、BBでは大幅上昇より公開価格近辺から小幅高を基本線として判断します。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
国内個人配分の中心とみられる野村證券を軸に、大和証券、SBI証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券も確認します。
当選本数は多い一方、超大型で上値は限定されやすいため、複数当選時の購入額を事前に決め、海外需要と地合いを重視します。
主幹事を最優先
野村證券、ゴールドマン・サックス証券、BofA証券、大和証券の4社が共同主幹事です。
国内個人向けの申込では、配分の中心となる野村證券と大和証券を優先して確認します。
平幹事も取りこぼさない
SBI証券、SMBC日興証券、岩井コスモ証券などネット対応のある幹事は当選機会を増やす候補です。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券や大和証券も口座があれば確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限2,400円の場合、100株あたりの申込資金は24万円です。
証券会社ごとに前受金の有無・資金拘束タイミングが異なるため、BB締切前に各社のルールを確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事の野村證券を最優先に確認する
- SBI証券やSMBC日興証券などネット対応幹事も併用する
- 仮条件上限2,400円で資金を準備する
- 当選後の購入申込期間を必ず確認する
注意点
- 吸収金額が大きく地合いが悪いと初値が伸びにくい
- 公募株なしの売出し中心で成長資金調達色は薄い
- 仮条件上限決定でも大型案件のため過度な上昇期待は禁物
- 購入申込忘れに注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2026年6月2日〜6月5日
公開価格決定日: 2026年6月8日
申込期間: 2026年6月9日〜6月12日
上場日: 2026年6月16日
BB申込期間
2026年6月2日〜2026年6月5日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は2,350円〜2,400円です。
抽選日
2026年6月8日公開価格決定日・抽選結果確認日は2026年6月8日です。
購入申込期間
2026年6月9日〜2026年6月12日当選後は2026年6月9日〜6月12日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2026年6月16日上場日は2026年6月16日です。
大型案件のため、初値形成までの需給と出来高を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | GO株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 581A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 野村證券;ゴールドマン・サックス証券;BofA証券;大和証券 |
| 吸収金額 | 971.6億円 |
| 想定時価総額 | 1864.3億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 2,350円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2350〜2400 |
| 公募価格 | 2,400円 |
| 予想初値 | 2,700円 |
| 予想利益 | 3.0万円 |
| 初値 | 2,910円 |
| 初値騰落率 | 21.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- タクシーアプリ「GO」の高い知名度と大規模な利用基盤
- 配車から決済、広告、法人管理、GXへ広がる収益源
- 2025年5月期の最終黒字転換
- 主要株主の180日または360日ロックアップと海外機関投資家需要
マイナス要因
- 吸収金額約971.6億円に達するグロース市場の超大型案件
- 公募株がなく既存株主の売出しだけで構成される公開株
- 成長期待を織り込んだ評価とグロース株の地合いへの感応度
- 乗務員不足、規制変更、競合サービスとの競争
FINANCIALS
業績推移
2023年5月期は単独、2024年5月期・2025年5月期は連結数値です。
2024年5月期から連結決算のため、グラフを見る際は基準の違いに注意してください。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2023年5月期 | 14,460百万円 | -8,697百万円 | - |
| 2024年5月期 | 23,955百万円 | -3,307百万円 | +65.7% |
| 2025年5月期 | 31,434百万円 | 2,000百万円 | +31.2% |
業績コメント
売上高は2023年5月期14,460百万円、2024年5月期23,955百万円、2025年5月期31,434百万円と拡大しました。
当期純損益は8,697百万円の赤字、3,307百万円の赤字を経て、2025年5月期に2,000百万円の黒字へ転換しています。
決算基準が単独から連結へ変わるため、単純比較には注意が必要です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
上位株主の多くに180日または360日のロックアップがあります。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 日本交通ホールディングス | 20,000,000株 | 23.2% | 360日 |
| ディー・エヌ・エー | 20,000,000株 | 23.2% | 180日 |
| NTTドコモ | 14,198,400株 | 16.5% | 180日 |
| トヨタ自動車 | 5,000,000株 | 5.8% | 180日 |
| グローバルグロースホールディングスツー | 4,935,200株 | 5.7% | 180日 |
| あいおいニッセイ同和損害保険 | 4,798,500株 | 5.6% | 180日 |
| 中島 宏 | 2,256,000株 | 2.6% | 180日 |
| 川鍋 一朗 | 1,866,200株 | 2.2% | 180日 |
| SMBC信託銀行 | 1,700,000株 | 2.0% | - |
| KDDI | 1,500,000株 | 1.7% | - |
株主構成コメント
日本交通ホールディングスとDeNAが各23.2%、NTTドコモが16.5%を保有し、交通・通信・自動車の有力事業会社が上位を占めます。
戦略株主の厚みは評価できますが、上場時は既存株主による大規模な売出しが中心であり、株主の質と換金色は分けて見る必要があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
GOのIPOは、圧倒的な知名度と黒字化を評価できる一方、約971.6億円の需給を慎重に見たい案件です。
タクシー配車を軸に、決済、車内広告、法人管理、GX支援へ収益源を広げ、モビリティDXを推進しています。
売上高は2023年5月期144.6億円から2025年5月期314.3億円へ拡大し、同年度に最終黒字へ転換しました。
仮条件上限2,400円では時価総額約1,864億円となり、グロース市場では突出した大型上場と考えられます。
公募がなく既存株主の売出しだけであるため、海外機関投資家を含む幅広い需要が初値形成の鍵になります。
申込みは野村證券を軸に、大幅上昇を前提とせず、事前の需要状況と市場環境を確認して判断したいと考えられます。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2026年6月16日
公開価格2,400円に対して初値は2,910円となり、騰落率は+21.3%でした。
初値売り利益は100株で51,000円でした。