IPO DETAIL
ジェイファーマ株式会社
SLCトランスポーターを標的とした創薬事業を展開するバイオベンチャーです。
LAT1阻害剤ナンブランラトを中心に、胆道がん、多発性硬化症などアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域で医薬品開発を進めています。
SUMMARY
このIPOの結論
ジェイファーマはLAT1阻害剤という独自性のある創薬テーマを持つバイオIPOです。
主力のナンブランラトは胆道がんを対象にグローバル第3相へ進む段階で、成功時の成長余地はあります。
一方で事業収益は未計上で赤字が続いており、仮条件上限900円ベースの吸収金額は約33.5億円と軽くありません。
仮条件が想定価格レンジから下振れしている点、VC比率の高さ、1.5倍解除条件を踏まえ、BB前条件では参加を急がず慎重に判断したいIPOです。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSBI証券を最優先に、大和証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券、SBIネオトレード証券も確認する方針です。
公募株中心で成長投資色はありますが、赤字バイオで吸収金額も軽くないため、参加を急がず慎重に判断したいIPOです。
主幹事を最優先
SBI証券は主幹事で割当の大半を占めるため、申し込む場合は最優先で確認したい証券会社です。
落選時にIPOチャレンジポイントが貯まる点も確認材料です。
平幹事も取りこぼさない
大和証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券なども当選機会を増やす候補です。
SBIネオトレード証券やDMM 株、大和コネクト証券などの取扱いも確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限900円の場合、100株あたりの申込資金は90,000円です。
証券会社ごとに前受金の有無や資金拘束タイミングが異なるため、BB締切前に各社のルールを確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のSBI証券を最優先に確認する
- 仮条件上限900円に合わせて9万円以上の資金を準備する
- 松井証券やマネックス証券などネット対応幹事も併用する
- 購入申込期間は3月16日〜3月19日なので忘れず確認する
注意点
- 赤字バイオ案件で公募割れリスクを意識する
- 仮条件が想定価格レンジから下振れしており需要面は慎重に見る
- VC保有比率が高く一部に1.5倍解除条件がある
- 臨床試験や承認取得の進捗で株価が大きく変動しやすい
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2026年3月6日〜3月12日
公開価格決定日: 2026年3月13日
申込期間: 2026年3月16日〜3月19日
上場日: 2026年3月25日
BB申込期間
2026年3月6日〜2026年3月12日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は840円〜900円です。
抽選日
2026年3月13日公開価格決定日・抽選結果確認日は2026年3月13日です。
購入申込期間
2026年3月16日〜2026年3月19日当選後は2026年3月16日〜3月19日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2026年3月25日上場日は2026年3月25日です。
赤字バイオ案件の需給、VC保有株、グロース市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | ジェイファーマ株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 520A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 医薬品 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 33.5億円 |
| 想定時価総額 | 160.5億円 |
| 総合評価 | D |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 920円 |
|---|---|
| 仮条件 | 840〜900 |
| 公募価格 | 880円 |
| 予想初値 | 860円 |
| 予想利益 | -4,000円 |
| 初値 | 809円 |
| 初値騰落率 | -8.1% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- LAT1阻害剤という独自性のある創薬テーマがあります
- 主力のナンブランラトは胆道がんを対象にグローバル第3相臨床試験を開始しています
- 公募株中心で、調達資金を研究開発費などに充てる成長投資色があります
- 想定価格帯・仮条件が低く、100株あたりの申込資金は比較的軽いです
- 主幹事がSBI証券で個人投資家にも申込機会があります
- 海外販売があり、海外投資家の需要も確認材料になります
マイナス要因
- 事業収益はまだ計上されておらず、赤字が続いています
- バイオベンチャーのため、臨床試験や承認取得の成否で企業価値が大きく変動します
- 仮条件が想定価格レンジから下振れしており、需要面は慎重に見る必要があります
- 吸収金額が約33.5億円で、赤字バイオ案件として需給は軽くありません
- VC保有比率が高く、一部株主に1.5倍でのロックアップ解除条件があります
- 同時上場案件があり、資金分散にも注意が必要です
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
上位株主には90日または180日のロックアップがあります。
一部のVCには公開価格の1.5倍で解除される条件があり、株価上昇時の売り圧力には注意が必要です。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合 | 2,021,325株 | 12.82% | 90日/1.5倍 |
| Eight Roads Ventures Japan II L.P. | 1,940,000株 | 12.30% | 90日/1.5倍 |
| Newton Biocapital I Pricaf privée SA | 1,225,000株 | 7.77% | 90日/1.5倍 |
| 大原薬品工業株式会社 | 875,000株 | 5.55% | 180日 |
| スペラファーマ株式会社 | 625,000株 | 3.96% | 180日 |
| UntroD野村クロスオーバーインパクトファンド投資事業有限責任組合 | 600,000株 | 3.80% | - |
| MSIVCグローバルアカデミックシーズ投資事業有限責任組合 | 527,500株 | 3.34% | 90日/1.5倍 |
| F-Prime Capital Partners Life Sciences Fund VI LP | 485,000株 | 3.07% | 90日/1.5倍 |
| OUVC1号投資事業有限責任組合 | 462,500株 | 2.93% | 90日/1.5倍 |
| 藤本 裕 | 440,000株 | 2.79% | 180日 |
株主構成コメント
VCや海外投資家の保有比率が高い株主構成です。
UntroD野村クロスオーバーインパクトファンドは継続保有とされており、藤本裕氏など経営陣も上位株主に入っています。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ジェイファーマは創薬テーマの注目度はありますが、赤字バイオのため公募割れリスクを重視したいIPOです。
LAT1阻害剤ナンブランラトを中心に、胆道がんや多発性硬化症などの開発を進めています。
主力パイプラインはグローバル第3相に進む段階で、成功時の成長余地は大きいと考えられます。
一方で事業収益はまだなく、研究開発費の負担が大きいため赤字が続いています。
仮条件上限900円ベースの吸収金額は約33.5億円で、グロースのバイオ案件としては軽くありません。
VC比率が高く、一部に1.5倍解除条件があるため、株価上昇時の売り圧力には注意が必要です。
申込方針は主幹事のSBI証券を中心に確認しつつ、無理に参加せず慎重判断がよいと考えられます。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2026年3月25日
公開価格880円に対して初値は809円となり、騰落率は-8.1%でした。
初値売り損益は100株で-7,100円でした。