IPO DETAIL
株式会社ティアフォー
オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」を活用し、自動運転車両の開発・販売、実証実験、導入・運用支援、関連部品やソリューションの提供を行う企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
Autowareを軸とした自動運転の開発基盤は高いテーマ性があり、売上高も直近3期で大きく伸びています。
一方、2025年9月期の当期純損失は4,799百万円で、研究開発負担はなお大きい状況です。
仮条件上限1,085円での吸収金額は約267.2億円と非常に大きく、初値は国内外の機関投資家需要に左右されます。
主要株主の180日ロックアップは安心材料ですが、BBでは成長期待と赤字・大型需給を切り分け、慎重に判断したい案件です。
三菱UFJ eスマート証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
個人配分が見込める三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券を軸に、SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券も併用します。
当選本数は多いものの、超大型・赤字案件であるため、複数当選時の購入上限を先に決めておく方針です。
主幹事を最優先
三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、SMBC日興証券の3社が共同主幹事です。
国内個人向けでは三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券を優先します。
平幹事も取りこぼさない
SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、岩井コスモ証券なども当選機会を広げる申込先です。
三菱UFJ eスマート証券や岡三オンラインなどの委託取扱いも確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,085円の場合、100株あたりの申込資金は108,500円です。
BB申込前に、各証券会社の前受金ルールと資金拘束のタイミングを確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 共同主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券を優先する
- 仮条件上限1,085円に合わせて10.85万円以上を準備する
- ネット抽選対応のSBI証券やマネックス証券なども併用する
- 大型案件のため複数当選時の資金配分を事前に決める
注意点
- 吸収金額約267.2億円の超大型案件で需給負担が大きい
- 研究開発投資が先行し大幅赤字が続く
- 黒字化時期が不透明で業績評価が難しい
- テーマ人気と海外需要が弱い場合は仮条件上限近辺の初値も想定する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2026年7月6日〜7月10日
公開価格決定日: 2026年7月13日
申込期間: 2026年7月14日〜7月17日
上場日: 2026年7月22日
BB申込期間
2026年7月6日〜2026年7月10日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1,015円〜1,085円です。
抽選日
2026年7月13日公開価格決定日・抽選結果確認日は2026年7月13日です。
購入申込期間
2026年7月14日〜2026年7月17日当選後は2026年7月14日〜7月17日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2026年7月22日上場日は2026年7月22日です。
自動運転テーマ、海外需要、超大型の吸収金額、赤字継続を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ティアフォー |
|---|---|
| 証券コード | 593A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券;モルガン・スタンレーMUFG証券;SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 267.2億円 |
| 想定時価総額 | 689.2億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,015円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1015〜1085 |
| 公募価格 | 1,085円 |
| 予想初値 | 1,250円 |
| 予想利益 | 1.7万円 |
| 初値 | - |
| 初値騰落率 | - |
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 自動運転、AI、SDVにまたがる高いテーマ性
- Autowareを基盤とした国内外の実証・導入実績
- 2023年9月期から2025年9月期にかけて約5倍へ拡大した売上高
- 主要株主に価格解除条件のない180日ロックアップ
マイナス要因
- 仮条件上限ベースで約267.2億円に達する超大型需給
- 研究開発投資の先行による直近3期の大幅な最終赤字
- 黒字化までの時間と追加資金調達の可能性
- 自動運転の商用化や量産計画が遅れる事業リスク
FINANCIALS
業績推移
2023年9月期までは単独、2024年9月期以降は連結決算です。
売上高は急増していますが、研究開発費の負担により直近3期は大幅な当期純損失です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2023年9月期 | 1,294百万円 | -3,793百万円 | - |
| 2024年9月期 | 3,871百万円 | -4,834百万円 | +199.1% |
| 2025年9月期 | 6,410百万円 | -4,799百万円 | +65.6% |
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
上位株主には180日のロックアップがあり、価格による解除条件はありません。
VC株にも同条件が設定されています。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| SOMPOホールディングス株式会社 | 11,112,500株 | 21.30% | 180日 |
| 加藤 真平 | 5,750,000株 | 11.00% | 180日 |
| ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合 | 3,610,000株 | 6.90% | 180日 |
| ヤマハ発動機株式会社 | 3,459,490株 | 6.60% | 180日 |
| 出川 章理 | 3,300,000株 | 6.30% | 180日 |
| いすゞ自動車株式会社 | 3,000,000株 | 5.70% | 180日 |
| KDDI株式会社 | 2,070,000株 | 4.00% | 180日 |
| アイサンテクノロジー株式会社 | 1,575,000株 | 3.00% | 180日 |
| UTEC 4号投資事業有限責任組合 | 1,570,000株 | 3.00% | 180日 |
| 二宮 芳樹 | 1,400,000株 | 2.70% | 180日 |
株主構成コメント
SOMPOホールディングスを筆頭に、ヤマハ発動機、いすゞ、KDDI、アイサンテクノロジーなど、自動車・通信・地図関連の事業会社が上位に並びます。
ジャフコやUTECなどVC株もありますが、主要株主は一律180日で価格解除条件がなく、上場直後の追加売却は抑制されています。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ティアフォーのIPOは、自動運転の高い成長期待がある一方、超大型需給と赤字継続を重く見たい案件です。
Autowareを中核に、車両開発から実証、導入支援まで幅広く手掛け、国内外で事業基盤を築いています。
売上高は2023年9月期12.9億円から2025年9月期64.1億円へ急拡大し、事業規模は大きく成長しました。
ただし、研究開発費の負担が大きく、2025年9月期も当期純損失48.0億円を計上している点には注意が必要です。
仮条件上限1,085円では吸収金額約267.2億円となり、海外機関投資家を含む幅広い需要が需給の鍵になります。
申込みは三菱UFJモルガン・スタンレー証券を軸に、テーマ性だけで値幅を追わず慎重に判断したいと考えられます。
三菱UFJ eスマート証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

業績コメント
売上高は2023年9月期1,294百万円、2024年9月期3,871百万円、2025年9月期6,410百万円と急拡大しました。
一方、当期純損失は3,793百万円、4,834百万円、4,799百万円で、研究開発投資を背景に大幅な赤字が続いています。