IPO DETAIL
株式会社揚羽
企業の採用・コーポレートブランディングを企画し、映像、Webサイト、広告などの制作・運用を一体で支援します。
SUMMARY
このIPOの結論
超小型需給、黒字化、VC不在は評価できますが、案件型収益、競争、人材依存、緩やかな成長からやや慎重参加です。
岡三証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の岡三証券を最優先に、野村證券、SBI証券、SMBC日興証券などにも申し込みます。
超小型需給を評価しつつ、案件型収益と事業成長の持続性を踏まえて申込額を調整します。
主幹事を最優先
主幹事は岡三証券です。
超小型案件のため配分の中心となる同社を優先します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は岡三証券、野村證券、SBI証券、SMBC日興証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、あかつき証券の8社です。
資金と締切を管理
仮条件上限1,400円の場合、100株の申込資金は140,000円です。
岡三証券の申込方法と入金期限を確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 岡三証券を最優先
- 超小型需給を評価
- 案件型収益の変動を確認
- 潜在株式を通常株と区別
注意点
- 採用・広告予算に依存
- 案件獲得競争
- 人材採用と定着
- 小規模企業で業績変動が出やすい
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年9月4日〜9月8日
公開価格決定日: 2023年9月11日
申込期間: 2023年9月12日〜9月15日
上場日: 2023年9月21日
BB申込期間
2023年9月4日〜2023年9月8日BB期間は2023-09-04〜2023-09-08で、仮条件は1340〜1400円です。
抽選日
2023年9月11日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-09-11です。
購入申込期間
2023年9月12日〜2023年9月15日当選後は2023-09-12〜2023-09-15の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年9月21日上場日は2023-09-21です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社揚羽 |
|---|---|
| 証券コード | 9330 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | 岡三証券 |
| 吸収金額 | 7.2億円 |
| 想定時価総額 | 18.9億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,390円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1340〜1400 |
| 公募価格 | 1,400円 |
| 予想初値 | 1,450円 |
| 予想利益 | 5,000円 |
| 初値 | 1,490円 |
| 初値騰落率 | 6.4% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額約7.2億円の超小型案件
- 上場時時価総額約18.9億円
- 赤字から黒字へ転換
- VC不在で創業者株に180日ロックアップ
マイナス要因
- 案件型収益で年度ごとの変動が大きい
- 採用・広告予算の影響を受けやすい
- 制作会社との競争が激しい
- 人材確保が成長の制約
FINANCIALS
業績推移
単体決算です。
売上高は緩やかに拡大し、2021年9月期に黒字転換、2022年9月期は利益が増えました。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年9月期 | 1,147百万円 | -40百万円 | - |
| 2021年9月期 | 1,168百万円 | 32百万円 | +1.8% |
| 2022年9月期 | 1,399百万円 | 80百万円 | +19.8% |
業績コメント
単体売上高は1,147百万円、1,168百万円、1,399百万円へ増え、最終損益は40百万円の赤字から32百万円、80百万円の黒字へ改善しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
湊氏とポルトの普通株は180日の価格解除なしロックアップです。
その他の上位表示株は潜在株式です。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 湊 剛宏 | 700,000株 | 63.49% | 180日 |
| 株式会社ポルト | 300,000株 | 27.21% | 180日 |
| 役職員等(新株予約権) | 10,000株(全量潜在株式) | 0.91% | 潜在株式 |
株主構成コメント
湊剛宏氏と資産管理会社ポルトで普通株の90%超を保有し、両者は180日拘束です。
VCはなく、その他の上位役職員の表示株は全量が潜在株式のため通常株と区別しました。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
揚羽のIPOは、超小型需給と黒字転換を評価できる一方、BB時点では案件型ビジネスの成長持続性を丁寧に見極めたい案件です。
採用・コーポレートブランディングを企画し、映像、Web、広告の制作と運用を一体で支援する事業を企業向けに幅広く展開しています。
売上高は11.5億円から14.0億円へ増え、最終損益も赤字から0.8億円の黒字へ改善して収益基盤が着実に整いつつあります。
吸収金額は約7.2億円、時価総額も約18.9億円と小さく、VC不在と創業者株への180日ロックアップが初値需給を支えます。
ただし企業の採用・広告予算に左右されやすく、制作人材の確保や同業他社との競争が成長の制約となる点には特に注意が必要です。
申込みは主幹事の岡三証券を中心に、超小型案件としての需給妙味を評価しながら申込資金を抑えながら慎重に参加を検討する方針です。
岡三証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年9月21日
公開価格1,400円に対して初値は1,490円となり、騰落率は+6.4%でした。
100株当たりの初値売り損益は+9,000円です。