IPO DETAIL
株式会社AViC
インターネット広告の運用支援とSEOコンサルティングを通じ、企業の集客効率やデジタルマーケティング成果を改善します。
SUMMARY
このIPOの結論
売上高が直近3期で2.4億円から13.3億円へ伸び、吸収金額約13.2億円に収まる点は評価できます。
広告運用とSEOを組み合わせることで、顧客のデジタル集客を幅広く支援する事業です。
一方、直近期の最終利益は前期を下回り、独立系VC比率概算約9.8%、1.5倍解除株、潜在株式の存在には注意が必要です。
みずほ証券を優先し、仮条件と広告市場の地合いを見ながら申込量を調整したい案件です。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
みずほ証券を軸に、配分比率の高いSBI証券やマネックス証券、楽天証券にも申込みます。
13.2億円の需給を評価しつつ、利益の伸び悩みと1.5倍解除株を確認します。
主幹事を最優先
みずほ証券が申込の中心です。
主幹事として配分が厚くなる可能性があるため、最初に申込条件と締切を確認します。
平幹事も取りこぼさない
主幹事以外の配分は限られますが、ネット抽選に対応する幹事を併用して申込機会を広げます。
資金と締切を管理
仮条件上限1,020円の場合、100株当たりの申込資金は102,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のみずほ証券を優先する
- 仮条件上限1,020円で100株10.2万円を準備する
- SBI証券やマネックス証券も活用する
- 利益動向と1.5倍解除株を確認する
注意点
- 直近期の最終利益が前期比で減少
- 広告プラットフォームへの依存
- 独立系VC比率概算約9.8%
- 潜在株式による将来の希薄化
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年6月14日〜6月20日
公開価格決定日: 2022年6月21日
申込期間: 2022年6月22日〜6月27日
上場日: 2022年6月30日
BB申込期間
2022年6月14日〜2022年6月20日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は920〜1020円です。
抽選日
2022年6月21日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-06-21です。
購入申込期間
2022年6月22日〜2022年6月27日当選後は2022-06-22〜2022-06-27の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年6月30日上場日は2022-06-30です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社AViC |
|---|---|
| 証券コード | 9554 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 13.2億円 |
| 想定時価総額 | 58.1億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 970円 |
|---|---|
| 仮条件 | 920〜1020 |
| 公募価格 | 1,020円 |
| 予想初値 | 1,020円 |
| 予想利益 | - |
| 初値 | 1,266円 |
| 初値騰落率 | 24.1% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 売上高は直近3期で2.4億円から13.3億円へ急拡大した
- 2020年9月期に黒字化し2021年9月期も最終黒字を確保した
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約13.2億円と比較的小型
- デジタル広告運用とSEOを組み合わせて顧客の集客を支援する
マイナス要因
- 2021年9月期の最終利益は前期から減少している
- 広告プラットフォームの仕様や手数料変更に影響されやすい
- 独立系VCの保有比率は概算約9.8%で一部に1.5倍解除がある
- コタエル信託の243,000株は新株予約権信託に係る潜在株式
FINANCIALS
業績推移
単体売上高は236百万円、697百万円、1,330百万円、当期純利益は△2百万円、86百万円、79百万円です。
売上高は急拡大していますが、2021年9月期の最終利益は前期から減少しました。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年9月期(単体) | 236百万円 | -2百万円 | - |
| 2020年9月期(単体) | 697百万円 | 86百万円 | +195.3% |
| 2021年9月期(単体) | 1,330百万円 | 79百万円 | +90.8% |
業績コメント
単体売上高は236百万円、697百万円、1,330百万円、当期純利益は△2百万円、86百万円、79百万円です。
売上高は急拡大していますが、2021年9月期の最終利益は前期から減少しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
経営関係者側の主要ファンドには180日、みずほ系とMICのファンドには90日または公開価格1.5倍の解除条件があります。
潜在株式とロックアップ対象外株も区別して確認します。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 市原創吾・ミダス投資事業有限責任組合 | 2,676,520株 | 44.07% | 180日 |
| 岩田匡平・ミダス投資事業有限責任組合 | 1,688,080株 | 27.80% | 180日 |
| 吉村英毅・ミダスA投資事業有限責任組合 | 500,000株 | 8.23% | 180日 |
| みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合 | 270,000株 | 4.45% | 90日/1.5倍 |
| MICイノベーション5号投資事業有限責任組合 | 270,000株 | 4.45% | 90日/1.5倍 |
| コタエル信託株式会社 | 243,000株(新株予約権信託に係る潜在株式) | 4.00% | - |
| 笹野 誠 | 80,500株 | 1.33% | 180日 |
| 瓜生 翔 | 63,500株 | 1.05% | 180日 |
| 静岡キャピタル8号投資事業有限責任組合 | 53,000株 | 0.87% | - |
| 高野 英樹 | 46,300株 | 0.76% | 180日 |
株主構成コメント
市原氏・岩田氏・吉村氏に関連する3ファンドで約80.1%を保有し、経営関係者側へ株式が集中しています。
みずほ成長支援、MIC、静岡キャピタルの合計は概算約9.8%で、一部に1.5倍解除があり、コタエル信託の243,000株は新株予約権信託に係る潜在株式です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
AViCは高い売上成長と吸収金額約13.2億円の需給を評価しつつ、利益の持続性と解除株を確認したいIPOです。
インターネット広告の運用とSEOコンサルティングを組み合わせ、データ分析を基に顧客の集客成果を改善します。
売上高は2019年9月期の2.4億円から2021年9月期の13.3億円へ急拡大しましたが、直近期の最終利益は前期を下回りました。
経営関係者側の3ファンドで約80.1%を保有する一方、独立系VCの保有比率は概算約9.8%で、一部に1.5倍解除があります。
広告プラットフォームへの依存、競争激化、顧客獲得費用に加え、コタエル信託の潜在株式による希薄化には注意が必要です。
みずほ証券を優先し、小型需給と成長性を評価しながら、仮条件と利益動向を確認して申込みを判断したい案件です。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年6月30日
公開価格は1,020円、初値は1,266円となり、100株当たりの損益は24,600円でした。