IPO DETAIL
大栄環境株式会社
廃棄物の収集運搬、中間処理、再資源化、最終処分を一貫して行い、処理施設と許認可を基盤に環境関連事業を展開する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
大栄環境は、許認可と大型処理施設を必要とする一貫型の廃棄物処理事業に強みがあります。
連結最終利益は高水準で、安定収益型のプライム市場案件として評価できます。
一方、吸収金額約498.4億円は非常に大きく、ウイングトワによる大規模売出しの消化が焦点です。
SMBC日興証券を中心に、機関投資家需要と価格の割安度を確認して選別参加とします。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSMBC日興証券を優先し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券や大和証券なども確認します。
大型案件のため、配当・同業比較と機関投資家需要を重視します。
主幹事を最優先
SMBC日興証券が主幹事で、国内個人向け配分の中心となる申込先です。
平幹事も取りこぼさない
主幹事以外の配分は多くありませんが、ネット抽選対応の幹事にも申し込みます。
資金と締切を管理
仮条件上限1,350円の場合、100株当たりの申込資金は135,000円です。
前受金の有無と資金拘束の時期は証券会社ごとに確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のSMBC日興証券を優先する
- 仮条件上限1,350円で資金を準備する
- 同業比較と配当方針を確認する
- 機関投資家の需要を重視する
注意点
- 吸収金額が約498.4億円と非常に大きい
- 売出し中心で既存株主の換金色が強い
- 筆頭株主の残存持分が大きい
- 大型案件は市場地合いの影響を受けやすい
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年11月29日〜12月2日
公開価格決定日: 2022年12月5日
申込期間: 2022年12月6日〜12月9日
上場日: 2022年12月14日
BB申込期間
2022年11月29日〜2022年12月2日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1270〜1350円です。
抽選日
2022年12月5日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-12-05です。
購入申込期間
2022年12月6日〜2022年12月9日当選後は2022-12-06〜2022-12-09の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年12月14日上場日は2022-12-14です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 大栄環境株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 9336 |
| 市場 | 東証プライム |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 498.4億円 |
| 想定時価総額 | 1283.6億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,270円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1270〜1350 |
| 公募価格 | 1,350円 |
| 予想初値 | 1,450円 |
| 予想利益 | 1.0万円 |
| 初値 | 1,710円 |
| 初値騰落率 | 26.7% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 廃棄物処理を収集から最終処分まで一貫して提供します
- 許認可と処理施設が高い参入障壁になります
- 連結売上高と最終利益は高水準です
- 主要株主には価格解除のない180日ロックアップがあります
マイナス要因
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約498.4億円です
- 公開株の多くが筆頭株主による売出しです
- 株主構成がウイングトワへ極端に集中しています
- 大型案件のため機関投資家需要と市場環境に左右されます
FINANCIALS
業績推移
2020年3月期は単体、2021年3月期以降は連結数値です。
会計範囲の違いに注意しつつ高い収益力を確認してください。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年3月期(単体) | 33,758百万円 | 8,035百万円 | - |
| 2021年3月期(連結) | 61,608百万円 | 9,230百万円 | +82.5% |
| 2022年3月期(連結) | 64,992百万円 | 8,870百万円 | +5.5% |
業績コメント
2020年3月期は単体で売上高33,758百万円、当期純利益8,035百万円です。
連結では2021年3月期の売上高61,608百万円・最終利益9,230百万円、2022年3月期は売上高64,992百万円・最終利益8,870百万円でした。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は180日拘束で価格解除条件はありません。
筆頭株主の大規模な残存持分に注意してください。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| ウイングトワ株式会社 | 89,999,500株 | 98.28% | 180日 |
| 大栄環境従業員持株会 | 1,190,700株 | 1.30% | 継続保有 |
| 金子 文雄 | 47,300株 | 0.05% | 180日 |
| 井上 吉一 | 46,800株 | 0.05% | 180日 |
| 大田 成幸 | 46,800株 | 0.05% | 180日 |
| 篠原 啓二 | 46,800株 | 0.05% | 180日 |
| 東井 基光 | 15,600株 | 0.02% | 180日 |
| 石川 光一 | 15,600株 | 0.02% | 180日 |
| 出射 邦彦 | 15,600株 | 0.02% | 180日 |
| 下田 守彦 | 15,600株 | 0.02% | 180日 |
株主構成コメント
ウイングトワが98.28%を保有し、IPOでは同社が28,600,000株を売り出す大株主売出し案件です。
180日のロックアップは短期需給を支えますが、残存持分が大きいため中長期の追加売却方針を確認する必要があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
大栄環境のIPOは高い収益力と参入障壁を評価できる一方、約498.4億円の大型需給を最優先で確認したい案件です。
廃棄物の収集から最終処分までを自社グループで担い、処理施設や許認可が安定した事業基盤になっています。
2021年3月期以降の連結売上高は616.1億円から649.9億円へ増え、2022年3月期の最終利益は88.7億円でした。
仮条件上限1,350円では時価総額約1,283.6億円となり、初値形成には国内外の機関投資家を含む幅広い需要が必要です。
ウイングトワが98.28%を保有し、今回の売出し後も大株主として残るため、180日の拘束後の資本政策も確認点です。
申込みはSMBC日興証券を軸に、同業比較、配当方針、機関投資家需要に割安感が確認できる場合に検討したい案件です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年12月14日
公開価格は1,350円、初値は1,710円となり、100株当たりの損益は36,000円でした。