IPO DETAIL
株式会社ドラフト
オフィスや商業施設の企画、設計、デザイン、施工を一体で担い、空間を通じて企業ブランドと働き方を構築する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
空間デザインの独自性と連結増収増益は評価できますが、吸収金額約21.4億円は軽くありません。
企業の設備投資と市場環境を確認して慎重に判断したい案件です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSMBC日興証券を中心に、みずほ証券やSBI証券も確認します。
業績成長は評価しつつ、公開規模と景気敏感性から直前の地合いを重視して判断します。
主幹事を最優先
SMBC日興証券は当選機会の中心となるため、抽選方式と申込期限を確認したうえで優先順位を高めます。
平幹事も取りこぼさない
引受幹事はSMBC日興証券;みずほ証券;SBI証券;野村證券;極東証券;いちよし証券です。主幹事以外ではネット申込の可否と抽選配分を確認し、資金効率を考えて申込先を選びます。
資金と締切を管理
仮条件上限1580円の場合、100株当たりの申込資金を基準に、証券会社ごとの前受金と資金拘束の時期を確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SMBC日興証券を優先する
- 連結利益の伸びを確認する
- 公開規模を同時期案件と比較する
- 企業の設備投資動向を見る
注意点
- 吸収金額は小型ではない
- オフィス投資は景気敏感
- 創業者側への株式集中が大きい
- 市場急落時は需要不足に注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年3月2日〜3月6日
公開価格決定日: 2020年3月9日
申込期間: 2020年3月10日〜3月13日
上場日: 2020年3月17日
BB申込期間
2020年3月2日〜2020年3月6日BB期間は2020-03-02〜2020-03-06です。
仮条件は1520〜1580です。
抽選日
2020年3月9日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-03-09です。
購入申込期間
2020年3月10日〜2020年3月13日購入申込期間は2020-03-10〜2020-03-13です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年3月17日上場日は2020-03-17です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ドラフト |
|---|---|
| 証券コード | 5070 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 建設業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 21.4億円 |
| 想定時価総額 | 70.6億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,520円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1520〜1580 |
| 公募価格 | 1,580円 |
| 予想初値 | 1,400円 |
| 予想利益 | -1.8万円 |
| 初値 | 1,221円 |
| 初値騰落率 | -22.7% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 連結増収増益
- デザインから施工まで一貫提供
- 主要株主に180日ロックアップ
- VC株がない
マイナス要因
- 吸収金額約21.4億円
- 企業の設備投資に左右される
- 創業者側へ株式が約95%集中
- 市場不安時は需給が重い
FINANCIALS
業績推移
2017年3月期は提出会社の単独数値、2018年3月期と2019年3月期は目論見書の連結数値を百万円単位に丸めています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2017年3月期(単独) | 3,125百万円 | -79百万円 | - |
| 2018年3月期(連結) | 4,341百万円 | 173百万円 | +38.9% |
| 2019年3月期(連結) | 4,697百万円 | 261百万円 | +8.2% |
業績コメント
2017年3月期は単独売上高3,125百万円・純損失79百万円です。
連結では2018年3月期が売上高4,341百万円・純利益173百万円、2019年3月期が売上高4,697百万円・純利益261百万円となりました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
山下泰樹氏、TDA、主要役員には180日のロックアップがあります。
その他の一部役職員株は継続保有対象で、公開価格による解除条件はありません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 山下泰樹 | 2,750,000株 | 69.90% | 180日 |
| TDA株式会社 | 1,000,000株 | 25.42% | 180日 |
| 長谷川幸司 | 19,000株 | 0.48% | 180日 |
| 荒浪昌彦 | 15,000株 | 0.38% | 180日 |
| 黒田直子 | 14,000株 | 0.36% | 180日 |
| 那須俊貴 | 9,000株 | 0.23% | 継続保有 |
| 平野紗枝子 | 7,500株 | 0.19% | 継続保有 |
| 松永航 | 7,500株 | 0.19% | 継続保有 |
| 吉岡隆之 | 7,000株 | 0.18% | 継続保有 |
| 深澤伸行 | 6,000株 | 0.15% | 継続保有 |
株主構成コメント
山下泰樹氏が69.90%、資産管理会社TDAが25.42%を保有し、創業者側の保有は約95%です。
VC株はなく、上位株主には180日のロックアップがあります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ドラフトは空間デザインの独自性と増収増益を評価できる一方、約21億円の公開規模から初値は慎重に見たいIPOです。
オフィスや商業施設の企画・設計・施工を一体で担い、空間を通じた企業ブランドや働き方の構築を支援しています。
連結売上高は2018年3月期の43.4億円から2019年3月期の47.0億円へ増え、最終利益も2.6億円へ伸びています。
吸収金額は約21.4億円で軽量案件ではなく、市場のリスク回避姿勢が強い局面では公開株を吸収する需要が弱まりやすいと考えられます。
景気や企業のオフィス投資に左右されやすく、創業者と資産管理会社に株式が約95%集中している点も確認が必要です。
申込みは主幹事のSMBC日興証券を中心に、業績の伸びと市場環境を見比べ、公開価格の評価を踏まえて慎重に判断する方針です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年3月17日
公開価格1,580円に対し初値は1,221円となり、100株当たりの初値売り損益は-35,900円でした。