IPO DETAIL
株式会社ファブリカコミュニケーションズ
中古車販売店向け業務クラウドと法人向けSMS配信を中核に、集客、在庫管理、顧客対応をデジタル化する企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
ファブリカコミュニケーションズは、中古車販売支援クラウドとSMS配信という成長性のある二つのサービスを持ちます。
2020年3月期まで増収を続け、2021年3月期は純利益345百万円への大幅増益を見込んでいました。
仮条件上限では吸収金額約35.3億円、時価総額約130.5億円となり、成長株としても需給は軽くありません。
一部株主の1.5倍解除と高い申込資金を確認しつつ、車流通DXの評価を重視して参加したいIPOです。
東海東京証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の東海東京証券を最優先とし、SBI証券、野村證券、楽天証券も確認します。
高額申込資金と1.5倍解除を考慮します。
主幹事を最優先
主幹事は東海東京証券です。
配分の中心として最優先で確認します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は11社で、東海東京証券を主幹事に、SBI証券、野村證券、楽天証券などが参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限6,000円の場合、100株あたりの申込資金は600,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 東海東京証券を最優先に申し込む
- 2021年3月期の増益予想を確認する
- 公開価格1.5倍の解除水準を意識する
- 高額な申込資金を調整する
注意点
- 吸収金額約35.3億円を確認する
- 同日上場の資金分散を考慮する
- 一部株主の早期解除に注意する
- 中古車市場の変動を確認する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年3月23日〜3月29日
公開価格決定日: 2021年3月30日
申込期間: 2021年3月31日〜4月5日
上場日: 2021年4月7日
BB申込期間
2021年3月23日〜2021年3月29日BB期間は2021-03-23〜2021-03-29で、仮条件は5500〜6000円です。
抽選日
2021年3月30日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-03-30です。
購入申込期間
2021年3月31日〜2021年4月5日当選後は2021-03-31〜2021-04-05の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年4月7日上場日は2021-04-07です。
公開規模、業績、株主構成、同時期のIPO需給を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ファブリカコミュニケーションズ |
|---|---|
| 証券コード | 4193 |
| 市場 | JASDAQスタンダード・名証二部 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 東海東京証券 |
| 吸収金額 | 35.3億円 |
| 想定時価総額 | 130.5億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 5,500円 |
|---|---|
| 仮条件 | 5500〜6000 |
| 公募価格 | 6,000円 |
| 予想初値 | 8,000円 |
| 予想利益 | 20.0万円 |
| 初値 | 6,900円 |
| 初値騰落率 | 15% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 中古車流通DXとSMSの成長テーマ
- 2021年3月期は大幅増益予想
- クラウド型の継続収益
- 主要株主に180日のロックアップ
マイナス要因
- 吸収金額約35.3億円
- 一部株主は1.5倍で解除
- 申込単価が高い
- 同日上場による資金分散
FINANCIALS
業績推移
2019年3月期と2020年3月期は連結実績、2021年3月期はBB時点の連結予想を掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年3月期(連結) | 3,017百万円 | 109百万円 | - |
| 2020年3月期(連結) | 3,903百万円 | 113百万円 | +29.4% |
| 2021年3月期(連結予想) | 4,670百万円 | 345百万円 | +19.7% |
業績コメント
連結売上高は2019年3月期3,017百万円から2020年3月期3,903百万円へ増加し、純利益は109百万円から113百万円へ伸びました。
2021年3月期は売上高4,670百万円、純利益345百万円を見込んでいました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主には180日のロックアップがあり、一部事業会社とVC株は公開価格1.5倍でも解除されます。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社カービュー | 777,000株 | 30.34% | 180日 |
| 株式会社インディゴベース | 340,000株 | 13.28% | 180日 |
| 谷口政人 | 296,000株 | 11.56% | 180日 |
| 奥岡征彦 | 229,400株 | 8.96% | 180日 |
| 近藤智司 | 215,200株 | 8.40% | 180日 |
| 株式会社SKコーポレーション | 129,000株 | 5.04% | 180日 |
| 株式会社新東通信 | 66,600株 | 2.60% | 180日/1.5倍 |
| あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 | 40,000株 | 1.56% | 180日/1.5倍 |
| 株式会社エフケイ | 40,000株 | 1.56% | 180日/1.5倍 |
| シナノベンチャーレーシング合同会社 | 40,000株 | 1.56% | 180日/1.5倍 |
株主構成コメント
カービューが30.34%、インディゴベースが13.28%を保有し、経営陣の潜在株式を含む保有が続きます。
明確なVCに分類した比率は約1.56%です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ファブリカコミュニケーションズのIPOは、車流通DXと増益見通しを評価しつつ、約35.3億円の需給を見極めたい案件です。
中古車販売支援クラウドと法人向けSMS配信を中核に、販売店の集客、在庫管理、顧客対応を一体で効率化します。
連結売上高は2019年3月期30.2億円から2020年3月期39.0億円へ伸び、2021年3月期は純利益3.5億円を見込んでいました。
時価総額約130.5億円、吸収金額約35.3億円で小型とはいえませんが、SaaSとSMSの成長テーマが需要を支えると考えられます。
カービューなど主要株主には180日の拘束があり、一部事業会社とVC株は公開価格1.5倍でも解除される点に注意が必要です。
申込みは東海東京証券を最優先に、高額な申込資金と同日上場、解除価格を丁寧に確認して参加する方針が適切です。
東海東京証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年4月7日
公開価格6,000円に対して初値は6,900円となり、100株当たり損益は+90,000円、騰落率は+15.0%でした。