IPO DETAIL
フィットクルー株式会社
女性向けパーソナルトレーニングジム「UNDEUX SUPERBODY」などの運営を主力とし、継続型のアフターサービスやトレーナー養成スクールも手掛ける会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
フィットクルーIPOは、売上高が2年間で約2.1倍に伸び、最終黒字へ転換した点と、仮条件上限ベース約8.5億円の軽い公開規模が評価材料です。
女性向けジムという分かりやすい事業に加え、アフターコースなどの継続収入を伸ばせれば、店舗型ビジネスの収益安定化が期待できます。
一方、利益水準はまだ薄く、出店・採用コストの増加には注意が必要です。
VC保有分には公開価格1.5倍の解除条件があるため、需給面ではこの水準も意識しつつ、みずほ証券を中心にやや前向きに参加を検討します。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を最優先とし、SBI証券、楽天証券、松井証券、岡三証券のネット申込も確認します。
仮条件上限2,200円では100株22万円が必要です。
小型需給は魅力ですが、利益水準とVCの1.5倍解除を踏まえ、過度な評価でなければやや積極的に参加します。
主幹事を最優先
みずほ証券が主幹事で、配分の中心です。
最初に申込方法と抽選日程を確認します。
平幹事も取りこぼさない
SBI証券、楽天証券、松井証券、岡三証券にも申込機会があります。
資金拘束と抽選方式を比べて併用します。
資金と締切を管理
仮条件上限2,200円の場合、100株あたりの申込資金は220,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のみずほ証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限2,200円で資金を準備する
- ネット対応の幹事証券も確認する
- 当選後の購入申込期限を忘れない
注意点
- 利益額が小さく、出店先行で収益性が悪化する可能性がある
- VC保有株は公開価格1.5倍でロックアップ解除となる
- 店舗型サービスの競争環境と人材確保を確認する
- 購入申込期限を忘れない
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2025年11月27日〜12月3日
公開価格決定日: 2025年12月4日
申込期間: 2025年12月5日〜12月10日
上場日: 2025年12月12日
BB申込期間
2025年11月27日〜2025年12月3日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は2000〜2200円です。
抽選日
2025年12月4日公開価格決定日・抽選結果確認日は2025年12月4日です。
購入申込期間
2025年12月5日〜2025年12月10日当選後は2025年12月5日〜2025年12月10日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2025年12月12日上場日は2025年12月12日です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | フィットクルー株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 469A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 8.5億円 |
| 想定時価総額 | 23.7億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,910円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2000〜2200 |
| 公募価格 | 2,200円 |
| 予想初値 | 3,200円 |
| 予想利益 | 10.0万円 |
| 初値 | 3,000円 |
| 初値騰落率 | 36.4% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 仮条件上限ベースの吸収金額が約8.5億円と軽い
- 売上高が2期連続で大きく伸び最終黒字へ転換している
- 女性向けパーソナルジムと継続型サービスを組み合わせている
- 創業者が過半数を保有し経営基盤が明確
マイナス要因
- 最終利益は0.4億円台で収益余力がまだ小さい
- 新規出店費用とトレーナー採用費が利益率を圧迫しやすい
- VC2社が約33.6%を保有している
- VC株は公開価格1.5倍でロックアップ解除となる
FINANCIALS
業績推移
2022年11月期から2024年11月期までの単体売上高と当期純利益を掲載しています。
金額は百万円単位で四捨五入しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年11月期 | 1,178百万円 | -31百万円 | - |
| 2023年11月期 | 1,768百万円 | 33百万円 | +50.1% |
| 2024年11月期 | 2,454百万円 | 44百万円 | +38.8% |
業績コメント
単体業績は、2022年11月期の売上高1,178百万円・最終損失31百万円から、2023年11月期は売上高1,768百万円・最終利益33百万円、2024年11月期は売上高2,454百万円・最終利益44百万円へ改善しました。
増収基調は明確ですが、利益率はまだ低く、店舗拡大と収益性の両立が焦点です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者は180日、VC2社は180日または公開価格1.5倍まで拘束されます。
役職員欄の一部は潜在株式です。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 鹿島紘樹 | 592,500株 | 58.44% | 180日 |
| サファイア第一号投資事業有限責任組合 | 265,487株 | 26.19% | 180日/1.5倍 |
| Social Entrepreneur3投資事業有限責任組合 | 75,000株 | 7.40% | 180日/1.5倍 |
| 株式会社ベルパーク | 12,500株 | 1.23% | 売出しで全株放出 |
| 大下雅之 | 10,500株(全量潜在株式) | 1.04% | 180日 |
| 従業員 | 10,500株(全量潜在株式) | 1.04% | 180日 |
| 矢野佑樹 | 10,000株(全量潜在株式) | 0.99% | 180日 |
| 武田定男 | 7,000株(全量潜在株式) | 0.69% | 180日 |
| 従業員 | 7,000株(全量潜在株式) | 0.69% | 180日 |
| 森山瑛司 | 3,000株(全量潜在株式) | 0.30% | 180日 |
株主構成コメント
創業者の鹿島紘樹氏が58.44%を保有し、経営の支配力は安定しています。
一方、2つの投資ファンドが合計約33.6%を保有しており、公開価格1.5倍到達後は需給の節目になり得ます。
下位に記載された役職員の株式は新株予約権由来の潜在株式で、上場前から保有する普通株式と区別して評価しました。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
フィットクルーのIPOは、小型需給と増収・黒字転換を評価しつつ、利益の薄さとVC株の解除条件を慎重に見たい案件です。
女性向けパーソナルジムを主力に、継続型のアフターコースやトレーナー養成事業まで収益源を広げています。
売上高は2022年11月期の11.8億円から2024年11月期の24.5億円へ伸び、最終損益も黒字へ転換しました。
吸収金額は仮条件上限ベースで約8.5億円と軽く、公開株の少なさは初値形成を支える材料と考えられます。
一方で利益額はまだ小さく、出店費用や人材採用費に加え、VC株の1.5倍解除には注意が必要です。
申込みはみずほ証券を中心に、仮条件の評価と店舗拡大後の収益性を確認して参加を判断したいです。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2025年12月12日
公開価格2,200円に対して初値は3,000円となり、初値騰落率は+36.4%でした。
100株当たりの初値売却益は80,000円です。