IPO DETAIL

株式会社フツパー

証券コード:478A 東証グロース 情報・通信業 総合評価 C

外観検査AI「メキキバイト」、個別課題に対応するAI受託開発、人員配置を最適化する「スキルパズル」などを製造現場へ提供する企業です。

初値期待度 60 /100
想定利益 8,000円

SUMMARY

このIPOの結論

総合評価 C
予想初値 1,100円
予想利益 8,000円
主幹事 SMBC日興証券

製造業向けAIという分かりやすい成長テーマと、売上の伸びは評価できます。
特に、汎用AIではなく外観検査や技能配置など現場課題に踏み込んでいる点は差別化要因です。
ただし、2024年12月期まで最終赤字が続き、吸収金額約39.7億円には相応の買い需要が必要です。
VC・投資組合の保有も残り、公開価格1.5倍で解除される株式があるため、初値だけでなく上場後の需給も見ておきたいところです。
SMBC日興証券を軸に、仮条件の評価と機関投資家需要が強い場合に限って参加比重を高めます。

IPO申込の準備

SMBC日興証券でIPO申込を準備

主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。

APPLICATION STRATEGY

このIPOの申込戦略

最優先:SMBC日興証券

主幹事のSMBC日興証券を最優先とし、SBI証券や楽天証券などネット申込が可能な幹事も併用します。
AI関連の人気だけでなく、赤字企業として約39.7億円を吸収できる需要が確認できるかを重視します。

1

主幹事を最優先

配分面ではSMBC日興証券が中心です。
主幹事として優先的に申し込みます。

2

平幹事も取りこぼさない

配分が限られる幹事証券にも広く申し込み、ネット抽選の機会を積み上げます。

3

資金と締切を管理

仮条件上限1,020円の場合、100株あたりの申込資金は102,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。

優先して申し込みたい証券会社

最優先
  • SMBC日興証券
    • 抽選方式:10%同率抽選+最大5%ステージ別抽選+店頭裁量配分
    • 入金:需要申告前
    • IPO取扱:27件
    口座開設 レビュー
併用して申し込みたい証券会社
  • SBI証券
    • 抽選方式:口数比例抽選+IPOチャレンジポイント+裁量配分
    • 入金:抽選時(発行価格決定日18時以降)
    • IPO取扱:62件
    口座開設 レビュー
  • 三菱UFJ eスマート証券
    • 抽選方式:10%以上平等抽選+一部裁量配分
    • 入金:ブックビルディング申込前(買付可能額確認)
    • IPO取扱:19件
    口座開設 レビュー
  • 楽天証券
    • 抽選方式:申込株数単位の抽選(口数比例型の公平抽選)
    • 入金:公開価格決定日18時まで
    • IPO取扱:44件
    口座開設 レビュー

申込のコツ

  • SMBC日興証券を申込の中心に置く
  • 仮条件上限1,020円に対する機関投資家需要を確認する
  • 製造業DX・AI関連銘柄の地合いを確認する
  • 公開価格1.5倍で解除されるVC株を把握する

注意点

  • BB時点では通期黒字化の実績がない
  • 吸収金額約39.7億円は小型とはいえない
  • 90日・1.5倍で解除される投資組合の株式がある
  • 2022年12月期は9カ月決算である

SCHEDULE

IPOスケジュール

今日:2026年7月29日

BB期間: 2025年12月9日〜12月15日
公開価格決定日: 2025年12月16日
申込期間: 2025年12月17日〜12月22日
上場日: 2025年12月24日

1

BB申込期間

2025年12月9日〜2025年12月15日

BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は960〜1020円です。

2

抽選日

2025年12月16日

公開価格決定日・抽選結果確認日は2025年12月16日です。

3

購入申込期間

2025年12月17日〜2025年12月22日

当選後は2025年12月17日〜2025年12月22日の購入申込を忘れないようにします。

4

上場日

2025年12月24日

上場日は2025年12月24日です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。

BASIC INFO

基本情報

銘柄名 株式会社フツパー
証券コード 478A
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事 SMBC日興証券
吸収金額 39.7億円
想定時価総額 102.4億円
総合評価 C

PRICE / FORECAST

価格情報・初値予想

想定価格 960円
仮条件 960〜1020
公募価格 1,020円
予想初値 1,100円
予想利益 8,000円
初値 1,344円
初値騰落率 31.8%

LISTING RESULT

上場後の結果

初値プラス
公募価格 1,020円
初値 1,344円
初値売却損益 3.2万円
初値騰落率 31.8%

更新日:2025年12月24日

公開価格1,020円に対して初値は1,344円となり、公開価格比は31.8%上昇しました。
100株当たりの利益は32,400円です。

EVALUATION POINTS

評価ポイント

プラス要因

  • 製造現場向けの外観検査AIや人員配置最適化に用途を絞っています
  • 売上高が直近3期で大きく伸び、2024年12月期は赤字幅も縮小しています
  • 製造業の人手不足や省人化需要を取り込める事業テーマです
  • 創業者側の主要株主には180日のロックアップがあります

マイナス要因

  • 仮条件上限ベースの吸収金額は約39.7億円で赤字企業としては軽くありません
  • BB時点では通期黒字化を達成しておらず開発投資や採用費の負担が続きます
  • VCや投資組合の一部は90日かつ公開価格1.5倍でロックアップが解除されます
  • 2022年12月期は9カ月決算のため業績の単純比較には注意が必要です

FINANCIALS

業績推移

2022年12月期は決算期変更に伴う9カ月決算です。
売上高・当期純利益は単体数値で、単純な年次成長率の比較には決算期間の違いを考慮してください。

売上・利益推移

単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益

0 201 402 603 -135 -90 -44 1 2022年12月期(9カ月決算) 2023年12月期 2024年12月期 売上 利益
売上:棒グラフ 利益:線グラフ
年度 売上 利益 売上成長率
2022年12月期(9カ月決算) 112百万円 -51百万円 -
2023年12月期 310百万円 -135百万円 +176.8%
2024年12月期 603百万円 -23百万円 +94.5%
期間売上成長率 +438.4%
直近期の利益 赤字
直近売上 603百万円

業績コメント

2022年12月期は決算期変更に伴う9カ月決算です。
売上高は112百万円、310百万円、603百万円と拡大し、当期純損失は51百万円、135百万円、23百万円でした。
2024年12月期は赤字幅が大きく縮小していますが、BB時点では通期黒字化の実績はまだありません。

SHAREHOLDER / LOCK-UP

株主構成・ロックアップ

創業者側は主に180日、投資組合の一部は90日・公開価格1.5倍で解除されます。
売出し後に残るファンド持分も需給判断に含めます。

VC保有率 23%

VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。

主な株主

保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。

10件
株主名 保有株数 保有比率 ロックアップ条件
大西 洋 2,605,500株 26.40% 180日
ANRI4号投資事業有限責任組合 1,391,000株 14.10% 90日/1.5倍
黒瀬 康太 1,105,500株 11.20% 180日
弓場 一輝 855,500株 8.70% 180日
フツパー従業員持株会 343,500株 3.50% 180日
広島大学・広島県内大学発ベンチャー支援投資事業有限責任組合 274,000株 2.80% 90日/1.5倍
GA3号投資組合 228,000株 2.30% 90日/1.5倍
三菱UFJキャピタル8号投資事業有限責任組合 205,000株 2.10% 90日/1.5倍
関西イノベーションネットワーク投資事業有限責任組合 195,000株 2.00% 90日/1.5倍
創発の莟1号投資事業有限責任組合 195,000株 2.00% 90日/1.5倍

株主構成コメント

大西洋氏、黒瀬康太氏、弓場一輝氏の創業者側で46%超を保有する一方、ANRI4号をはじめ複数の投資組合が株主に並びます。
公募・売出しでは創業者と投資組合の双方が売出人となるため、経営陣の持分が残る安定感と、ファンドの投資回収が進む案件という二つの側面を分けて評価したい構成です。

BROKERS

申込できる証券会社・おすすめ口座

申込候補の証券会社

SMBC日興証券 主幹事 SBI証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 楽天証券 松井証券 ひろぎん証券 東海東京証券 中銀証券

COMMENTARY

詳細・管理人コメント

まず確認したいポイント

フツパーのIPOは、製造業向けAIの成長性を評価しつつ、赤字と公開規模を慎重に見たい案件です。

外観検査や人員配置の最適化など、工場で効果を把握しやすい課題にサービスを絞っている点が特徴です。

売上高は2022年12月期の1.1億円から2024年12月期の6.0億円へ伸び、最終赤字も縮小しました。

仮条件上限での吸収金額は約39.7億円で、黒字化前のグロースIPOとしては相応の買い需要が必要です。

創業者側の持分は厚い一方、複数の投資組合に90日または公開価格1.5倍の解除条件があります。

製造業DXのテーマ性だけで判断せず、需要動向と黒字化までの距離を確認して参加を検討したいです。

IPO申込の準備

SMBC日興証券でIPO申込を準備

申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。