IPO DETAIL
ジャパニアス株式会社
製造業やIT企業へエンジニアを派遣し、機械・電気設計、ソフトウェア開発、ITインフラなどの技術課題を支援する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
技術者不足を追い風に売上高を伸ばし、直近3期で最終黒字を維持している点は安心材料です。
吸収金額約13.4億円でVC不在、創業者側の主要株主に180日のロックアップがあるため、公開規模とのバランスも悪くありません。
一方、公募より売出株が大幅に多く、人材の採用・定着や派遣単価、稼働率が成長を左右します。
SMBC日興証券を優先し、仮条件に割高感がなければ前向きに参加を検討したい案件です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
SMBC日興証券を中心に、野村證券、SBI証券、マネックス証券などにも申込みます。
小型寄りの需給を評価しつつ、売出し中心の構成と人材採用リスクを確認します。
主幹事を最優先
SMBC日興証券が申込の中心です。
主幹事として配分が厚くなる可能性があるため、最初に申込条件と締切を確認します。
平幹事も取りこぼさない
主幹事以外の配分は限られますが、ネット抽選に対応する幹事を併用して申込機会を広げます。
資金と締切を管理
仮条件上限1,020円の場合、100株当たりの申込資金は102,000円です。
申込資金に加え、証券会社ごとの前受金と資金拘束の扱いも確認が必要です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のSMBC日興証券を優先する
- 仮条件上限1,020円で100株10.2万円を準備する
- ネット対応幹事も併用する
- 技術者採用と売出比率を確認する
注意点
- 公募を大きく上回る売出株数
- 技術者の採用難と離職率
- 派遣単価と稼働率の変動
- 景気後退時の開発投資縮小
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年8月29日〜9月2日
公開価格決定日: 2022年9月5日
申込期間: 2022年9月6日〜9月9日
上場日: 2022年9月13日
BB申込期間
2022年8月29日〜2022年9月2日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は960〜1020円です。
抽選日
2022年9月5日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-09-05です。
購入申込期間
2022年9月6日〜2022年9月9日当選後は2022-09-06〜2022-09-09の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年9月13日上場日は2022-09-13です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | ジャパニアス株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 9558 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 13.4億円 |
| 想定時価総額 | 40.8億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 960円 |
|---|---|
| 仮条件 | 960〜1020 |
| 公募価格 | 1,020円 |
| 予想初値 | 1,380円 |
| 予想利益 | 3.6万円 |
| 初値 | 2,010円 |
| 初値騰落率 | 97.1% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 製造業とIT分野の技術者不足を背景に安定した需要が見込まれる
- 売上高は直近3期で増加し最終黒字を維持している
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約13.4億円に収まる
- VC不在で創業者側の主要株主には180日のロックアップがある
マイナス要因
- 公募200,000株に対して売出株が942,000株と多い
- 技術者の採用力と定着率が売上成長を左右する
- 派遣単価と稼働率は景気や顧客の開発投資に影響される
- 急成長型のITサービスと比べると事業の評価が伸びにくい可能性がある
FINANCIALS
業績推移
単体売上高は6,055百万円、6,670百万円、7,244百万円、当期純利益は247百万円、236百万円、276百万円です。
増収基調が続き、利益も安定して黒字を確保しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年11月期(単体) | 6,055百万円 | 247百万円 | - |
| 2020年11月期(単体) | 6,670百万円 | 236百万円 | +10.2% |
| 2021年11月期(単体) | 7,244百万円 | 276百万円 | +8.6% |
業績コメント
単体売上高は6,055百万円、6,670百万円、7,244百万円、当期純利益は247百万円、236百万円、276百万円です。
増収基調が続き、利益も安定して黒字を確保しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者側の主要株主には180日のロックアップがあり、公開価格による解除条件はありません。
少数株主の一部には拘束がないため、対象範囲は株主ごとに確認します。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社ウェストリバー | 1,600,000株 | 41.68% | 180日 |
| 西川 三郎 | 1,492,000株 | 38.68% | 180日 |
| 西川 香代子 | 300,000株 | 7.78% | 180日 |
| 松島 亮太 | 161,500株 | 4.19% | 180日 |
| 西川 明宏 | 105,500株 | 2.73% | 180日 |
| 西川 優 | 104,000株 | 2.70% | 180日 |
| 照屋 喜克 | 2,300株 | 0.06% | - |
| 原澤 圭一 | 2,000株 | 0.05% | - |
| 依田 和樹 | 1,800株 | 0.05% | - |
| 森本 祥史 | 1,700株 | 0.04% | - |
株主構成コメント
ウェストリバーと西川三郎氏で約80.4%を保有し、創業者側へ株式が集中しています。
創業家と主要役員には価格解除条件のない180日のロックアップがあり、VCも存在しないため、上場直後の大口売却リスクは限定的です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ジャパニアスは技術者不足を背景とする安定需要と、吸収金額約13.4億円の需給を評価したい黒字IPOです。
製造業の設計開発からソフトウェア、ITインフラまで、顧客企業へ常駐型の技術支援を幅広く提供します。
売上高は2019年11月期の60.6億円から2021年11月期の72.4億円へ増え、最終利益も2億円台を維持しました。
VCは存在せず、ウェストリバーと西川三郎氏を中心とする創業者側の主要株主には180日の拘束があります。
ただし公募200,000株に対して売出株が942,000株と多く、技術者の採用力、離職率、稼働率の変動には注意が必要です。
SMBC日興証券を中心に、仮条件の評価と売出し中心の需給を確認しながら、やや前向きに申込みを検討する形が妥当です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年9月13日
公開価格は1,020円、初値は2,010円となり、100株当たりの損益は99,000円でした。