IPO DETAIL
株式会社豆蔵デジタルホールディングス
DXコンサルティング、クラウド、AI、組み込みソフトウェア、ロボット開発を担う技術会社を傘下に置き、顧客企業のデジタル競争力向上を支援する持株会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
DX・AI・組み込み開発の事業基盤と黒字業績は評価できますが、吸収金額約68.3億円の売出し中心案件です。
PEファンド傘下の親会社が96.74%を保有しており、中長期の追加売却も意識して慎重に参加します。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
SMBC日興証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券を優先し、マネックス証券、松井証券、SBI証券も併用します。
黒字IT企業という評価だけでなく、約68.3億円の売出しを吸収できる需要を確認します。
主幹事を最優先
SMBC日興証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券が共同主幹事です。
国内配分を期待できる両社を申込の中心にします。
平幹事も取りこぼさない
マネックス証券、松井証券、SBI証券などのネット抽選も利用し、大型案件の配分機会を広く拾います。
資金と締切を管理
仮条件上限1,330円では100株当たり133,000円が必要です。
共同主幹事への配分を厚くし、その他幹事は資金拘束の条件を見ながら申し込みます。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 共同主幹事2社を優先する
- 133,000円を準備する
- 連結利益の伸びを確認する
- 親会社の売出し後保有株数を意識する
注意点
- 公開規模が大きい
- 売出し中心でファンドの換金色がある
- 親会社への株式集中
- 180日後の追加売却余地
- IT技術者の採用競争
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年6月11日〜6月17日
公開価格決定日: 2024年6月18日
申込期間: 2024年6月19日〜6月24日
上場日: 2024年6月27日
BB申込期間
2024年6月11日〜2024年6月17日BB期間は2024-06-11〜2024-06-17で、仮条件は1280〜1330円です。
抽選日
2024年6月18日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-06-18です。
購入申込期間
2024年6月19日〜2024年6月24日当選後は2024-06-19〜2024-06-24の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年6月27日上場日は2024-06-27です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社豆蔵デジタルホールディングス |
|---|---|
| 証券コード | 202A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券;三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
| 吸収金額 | 68.3億円 |
| 想定時価総額 | 213.5億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,280円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1280〜1330 |
| 公募価格 | 1,330円 |
| 予想初値 | 1,430円 |
| 予想利益 | 1.0万円 |
| 初値 | 1,348円 |
| 初値騰落率 | 1.4% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- DX・AI・組み込み開発の継続需要
- 連結最終利益10億円超の収益力
- 製造業を中心とする顧客基盤
- 親会社株に180日のロックアップ
マイナス要因
- 吸収金額は約68.3億円
- 公募より売出しが中心
- 親会社が96.74%を保有し追加売却余地がある
- 技術者採用と人件費上昇が利益を圧迫する可能性
FINANCIALS
業績推移
2021年3月期は設立初年度の単体決算、2022年3月期以降は連結決算です。
売上高は連結2期で増加しましたが、最終利益は小幅に減少しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年3月期(連結) | 8,175百万円 | 1,134百万円 | - |
| 2023年3月期(連結) | 8,859百万円 | 1,103百万円 | +8.4% |
業績コメント
2021年3月期は設立後4カ月余りの持株会社単体で、売上高なし・最終損失5百万円です。
連結では2022年3月期の売上高8,175百万円・最終利益1,134百万円から、2023年3月期は売上高8,859百万円・最終利益1,103百万円となりました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
親会社には180日のロックアップがあり価格解除条件はありません。
役員等の上位表示株は全量が新株予約権由来です。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社豆蔵K2TOPホールディングス | 16,000,000株 | 96.74% | 180日 |
| 中原 徹也(全量潜在株式) | 186,000株 | 1.12% | - |
| 宮田 賢治(全量潜在株式) | 18,000株 | 0.11% | - |
| 牟田 嘉寿(全量潜在株式) | 16,000株 | 0.10% | - |
| 福富 三雄(全量潜在株式) | 14,400株 | 0.09% | - |
| 平田 雅敏(全量潜在株式) | 14,000株 | 0.08% | - |
| 日比生 和彦(全量潜在株式) | 14,000株 | 0.08% | - |
| 金子 聖史(全量潜在株式) | 12,000株 | 0.07% | - |
| 南雲 暢之(全量潜在株式) | 12,000株 | 0.07% | - |
| 粟津 雅浩(全量潜在株式) | 8,000株 | 0.05% | - |
株主構成コメント
豆蔵K2TOPホールディングスが96.74%を保有する極めて集中した株主構成です。
上場時に一部売出しを行っても支配株主として残るため、短期の需給は180日ロックアップに支えられる一方、将来の流通株式比率引き上げや追加売出しが論点になります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
豆蔵デジタルホールディングスのIPOは黒字IT企業として評価できる一方、大型売出しの需給を慎重に見たいグロース市場案件です。
DX支援、クラウド、AI、組み込みソフト、ロボット開発まで幅広く手掛け、製造業を中心に継続取引が見込める顧客基盤を築いています。
2023年3月期の連結売上高は8,859百万円、最終利益は1,103百万円で、利益水準は安定しており事業の収益性は確認できます。
吸収金額は約68.3億円、想定時価総額は約213.5億円で、グロース市場のIT案件として公開規模は大きく、需給には厚い需要が必要です。
親会社が96.74%を保有する売出し中心の構成で、180日の拘束後には追加売却余地が残るため、中長期の需給には注意が必要です。
申込みはSMBC日興証券を中心に、利益水準と公開規模のバランスを確認し、共同主幹事での需要状況を見ながら判断する方針です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年6月27日
公開価格1,330円に対して初値は1,348円となり、公開価格比1.4%上昇しました。
100株当たりの初値売却益は1,800円です。