IPO DETAIL
MIC株式会社
小売・メーカーの販促活動を対象に、企画・コンサルティング、デザイン、印刷、物流、システム開発、BPOを一体で提供しています。
SUMMARY
このIPOの結論
吸収金額は約19.9億円で中規模ですが、長年の取引基盤と黒字実績は評価できます。
一方、売上高は2023年3月期をピークに減少し、純利益も667百万円から366百万円へ低下しています。
主要株主には90日ロックアップがあるものの、役職員の保有数には潜在株式が多く含まれるため、上場時流通と将来希薄化を分けて判断します。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
黒字企業で需給も極端に重くありませんが、減収減益と90日後の需給を考慮します。
主幹事野村證券を中心に、堅実な業績を評価する場合に参加を検討します。
主幹事を最優先
主幹事は野村證券で、配分の中心となります。
平幹事も取りこぼさない
マネックス証券、SMBC日興証券、松井証券、SBI証券、楽天証券、岡三証券、大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、あかつき証券が幹事です。
資金と締切を管理
仮条件上限960円の場合、100株の申込資金は96,000円です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 10万円未満の資金で申し込めるため、主幹事に加えてネット証券へ分散しやすい案件です。
注意点
- 直近期の減収減益、印刷関連需要、90日後のロックアップ満了、潜在株式の行使可能時期を確認してください。
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年12月9日〜12月13日
公開価格決定日: 2024年12月16日
申込期間: 2024年12月17日〜12月20日
上場日: 2024年12月25日
BB申込期間
2024年12月9日〜2024年12月13日BB期間は2024-12-09〜2024-12-13で、仮条件は900〜960円です。
抽選日
2024年12月16日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-12-16です。
購入申込期間
2024年12月17日〜2024年12月20日当選後は2024-12-17〜2024-12-20の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年12月25日上場日は2024-12-25です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | MIC株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 300A |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 19.9億円 |
| 想定時価総額 | 68.2億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 900円 |
|---|---|
| 仮条件 | 900〜960 |
| 公募価格 | 960円 |
| 予想初値 | 960円 |
| 予想利益 | - |
| 初値 | 960円 |
| 初値騰落率 | - |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 販促企画から印刷・物流・BPOまで一括提供できる体制
- 売上高100億円規模で3期連続の最終黒字
- VC保有が確認されず主要株主に90日のロックアップ
- 野村證券主幹事で複数のネット証券から申込可能
マイナス要因
- 2024年3月期は売上高と純利益がともに減少
- 吸収金額約19.9億円で初値需給は軽量ではない
- 印刷物需要の構造変化や販促予算削減の影響
- ロックアップが90日と短く役職員の潜在株式も存在
FINANCIALS
業績推移
金額は百万円。
直近3期はいずれも単体業績です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年3月期(単体) | 8,428百万円 | 667百万円 | - |
| 2023年3月期(単体) | 10,329百万円 | 409百万円 | +22.6% |
| 2024年3月期(単体) | 10,116百万円 | 366百万円 | -2.1% |
業績コメント
売上高は2023年3月期に10,329百万円まで伸びた後、2024年3月期は10,116百万円へ減少しました。
純利益も667百万円、409百万円、366百万円と低下傾向で、付加価値の高いシステム・BPO領域の拡大が課題です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要普通株主は90日・価格解除なし。
役職員の保有数には潜在株式が含まれるため、上場時流通株とは区別しています。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社エムツー | 3,568,800株 | 56.59% | 90日 |
| 水上光啓 | 1,906,200株 | 30.23% | 90日 |
| 河合克也 | 390,000株(うち潜在株式30,000株) | 6.18% | 90日 |
| 辻怜子 | 60,000株 | 0.95% | 90日 |
| 眞鍋悠子 | 60,000株 | 0.95% | 90日 |
| 谷口大輔 | 60,000株(うち潜在株式30,000株) | 0.95% | 90日 |
| 石黒陽平 | 30,000株(全量潜在株式) | 0.48% | - |
| 松尾力 | 30,000株(全量潜在株式) | 0.48% | - |
| 松崎良樹 | 15,000株(うち潜在株式9,000株) | 0.24% | 90日 |
| 従業員 | 15,000株(全量潜在株式) | 0.24% | - |
株主構成コメント
エムツーと水上光啓氏で約87%を保有する集中型の構成です。
役職員の株数には新株予約権由来の潜在株式が含まれ、権利行使時期を含めた将来希薄化の確認が必要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
MICのIPOは安定した事業基盤と黒字実績を評価できる一方、利益の低下傾向を丁寧に確認したい案件と考えられ、需給面も併せて見たいIPOです。
小売・メーカーの販促を企画からデザイン、印刷、物流、システム、BPOまで一括で支援できる体制が大きな強みで、顧客接点の広さも特徴です。
2024年3月期は売上高10,116百万円、純利益366百万円となり、売上高と最終利益は前期から減少し、減益傾向が続いています。
吸収金額は約19.9億円で極端に重くはありませんが、スタンダード市場では堅実で幅広い買い需要が必要と考えられ、初値面では慎重さが求められます。
主要株主のロックアップは90日にとどまり、印刷需要の変化や役職員の潜在株式による希薄化にも継続して注意が必要で、上場後も注視したいです。
申込みは主幹事の野村證券を軸に、システム・BPO領域の成長と仮条件の割安感を確認して、無理のない範囲で判断し、資金配分は慎重に行いたいです。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年12月25日
公開価格は960円、初値は960円となり、100株当たりの損益は0円でした。