IPO DETAIL
マイクロ波化学株式会社
マイクロ波を用いた化学製造プロセスを開発し、研究開発から設備設計・導入まで一体で支援します。
SUMMARY
このIPOの結論
マイクロ波化学のIPOは脱炭素につながる独自技術が注目される一方、大幅赤字と厚いファンド持分から慎重に需要を見たい案件です。
マイクロ波で化学反応を効率化し、研究開発から設備設計、商業生産への導入まで支援する点に技術的な強みがあります。
売上高は案件の進捗で変動し、直近期は最終損失10億円超となっているため、商業化の速度と資金消費が評価の焦点です。
申込みは主幹事のSMBC日興証券を軸に、テーマ人気だけでなく仮条件とファンド株の解除水準を確認して判断する方針です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSMBC日興証券を最優先とし、ネット申込に対応する幹事証券の取扱いも確認します。
公開規模、業績、株主構成、ロックアップを確認して申込可否を判断します。
主幹事を最優先
申込先の第一候補はSMBC日興証券です。
主幹事として中心的な配分が見込まれます。
平幹事も取りこぼさない
主幹事以外の配分は多くありませんが、ネット抽選対応の幹事にも申し込みます。
資金と締切を管理
仮条件上限605円の場合、100株当たりの申込資金は60,500円です。
前受金の有無と資金拘束の時期は証券会社ごとに確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のSMBC日興証券を優先して申し込む
- 仮条件上限605円で資金を準備する
- ネット対応の幹事証券も確認する
- 購入申込期限を忘れない
注意点
- 市場の地合い悪化時は初値が伸びにくい
- ロックアップ解除条件と売出比率を確認する
- 上場ラッシュの資金分散に注意する
- 購入申込忘れに注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年6月9日〜6月15日
公開価格決定日: 2022年6月16日
申込期間: 2022年6月17日〜6月22日
上場日: 2022年6月24日
BB申込期間
2022年6月9日〜2022年6月15日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は580〜605円です。
抽選日
2022年6月16日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-06-16です。
購入申込期間
2022年6月17日〜2022年6月22日当選後は2022-06-17〜2022-06-22の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年6月24日上場日は2022-06-24です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | マイクロ波化学株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 9227 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 21.1億円 |
| 想定時価総額 | 91.6億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 580円 |
|---|---|
| 仮条件 | 580〜605 |
| 公募価格 | 605円 |
| 予想初値 | 600円 |
| 予想利益 | -500円 |
| 初値 | 550円 |
| 初値騰落率 | -9.1% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- マイクロ波プロセスは省エネルギーと脱炭素に貢献します
- 化学メーカーとの共同開発実績が事業化を支えます
- 研究開発から設備導入まで一体で支援できます
- 独自技術の商業生産への展開余地があります
マイナス要因
- 直近期は最終損失10億円超の大幅赤字です
- 売上高は案件進捗により期ごとの変動が大きいです
- 投資ファンド等の保有比率は概算56.22%です
- 多くのファンド株は公開価格1.5倍で拘束が解除されます
FINANCIALS
業績推移
直近3期の売上高と当期純利益を百万円単位で掲載しています。
単独・連結や決算期間の違いがある場合は注記に注意してください。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年3月期(単体) | 603百万円 | -468百万円 | - |
| 2020年3月期(単体) | 1,052百万円 | 33百万円 | +74.5% |
| 2021年3月期(単体) | 458百万円 | -1,036百万円 | -56.5% |
業績コメント
直近3期はいずれも単体業績で、売上高は603百万円、1,052百万円、458百万円と案件進捗により大きく変動しています。
当期純損益は468百万円の赤字、33百万円の黒字、1,036百万円の赤字で、収益の安定化は途上です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
上位株主のロックアップ期間は主に90日〜180日です。
解除条件は1.5倍です。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| UTEC2号投資事業有限責任組合 | 2,985,700株 | 19.84% | 90日/1.5倍 |
| ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 | 2,151,000株 | 14.29% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社INCJ | 1,893,600株 | 12.58% | 90日/1.5倍 |
| 吉野 巌 | 1,484,300株 | 9.86% | 180日 |
| 塚原 保徳 | 1,424,300株 | 9.46% | 180日 |
| 三井化学株式会社 | 771,700株 | 5.13% | 180日 |
| PNB-INSPiRE Ethical Fund 1投資事業有限責任組合 | 642,800株 | 4.27% | 90日/1.5倍 |
| OUVC1号投資事業有限責任組合 | 532,800株 | 3.54% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社新生銀行 | 280,000株 | 1.86% | 90日/1.5倍 |
| DBJキャピタル投資事業有限責任組合 | 255,700株 | 1.70% | 90日/1.5倍 |
株主構成コメント
UTEC2号、ジャフコSV4、INCJ、PNB、OUVC、DBJキャピタルなど明確に投資ファンド等と確認できる株主の合計は概算56.22%です。
これらの多くは90日または公開価格1.5倍で拘束が解除されるため、解除水準到達後の売り圧力が重要な需給リスクです。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
マイクロ波化学のIPOは脱炭素につながる独自技術が注目される一方、大幅赤字と厚いファンド持分から慎重に需要を見たい案件です。
マイクロ波で化学反応を効率化し、研究開発から設備設計、商業生産への導入まで支援する点に技術的な強みがあります。
単体売上高は案件進捗による変動が大きく、直近期は最終損失10億円超となっているため、商業化の速度と資金消費が評価の焦点です。
時価総額は約91.6億円、吸収金額は約21.1億円で、研究開発型の赤字企業としては需給負担が軽い案件とは言えません。
投資ファンド等の保有比率は概算56.22%と高く、その多くが90日または公開価格1.5倍で解除される点には注意が必要です。
申込みは主幹事のSMBC日興証券を中心に、脱炭素テーマだけで判断せず、仮条件とブックビルディング需要を確認して限定的に参加する方針です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年6月24日
公開価格は605円、初値は550円となり、100株当たりの損益は-5,500円でした。