IPO DETAIL
MITホールディングス株式会社
社会インフラ分野のシステム開発・運用保守を中核に、デジタルブック、CAD、顔認証などの自社ソリューションも提供するITグループです。
SUMMARY
このIPOの結論
MITホールディングスは、約3.8億円の超小型需給と低単価、連結黒字を評価できるIPOです。
事業の派手さは限られますが、公開株の希少性を重視して前向きに参加を検討します。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSBI証券を軸に、マネックス証券や楽天証券などの抽選も併用します。
超小型案件のため当選本数は少なく、申込可能な正式幹事へ広く参加する方針です。
主幹事を最優先
SBI証券は主幹事で割当の中心となるため、最優先で申し込みたい証券会社です。
抽選方式と購入申込期限を確認します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は12社です。
主幹事のSBI証券に配分が集中する一方、マネックス証券や楽天証券などのネット抽選も活用します。
資金と締切を管理
仮条件上限690円の場合、100株当たりの申込資金は69,000円です。
前受金の有無と資金拘束の時期は証券会社ごとに確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SBI証券を最優先に申し込む
- ネット抽選対応の幹事を併用する
- 連結業績と顧客集中を確認する
- 無拘束のファンド株を確認する
注意点
- 当選本数が少ない
- 投資事業組合にロックアップなし
- 受託開発の成長率は穏やか
- 特定顧客への依存に注意
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年11月6日〜11月12日
公開価格決定日: 2020年11月13日
申込期間: 2020年11月16日〜11月19日
上場日: 2020年11月25日
BB申込期間
2020年11月6日〜2020年11月12日BB期間は2020-11-06〜2020-11-12です。
仮条件は630〜690です。
抽選日
2020年11月13日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-11-13です。
購入申込期間
2020年11月16日〜2020年11月19日購入申込期間は2020-11-16〜2020-11-19です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年11月25日上場日は2020-11-25です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | MITホールディングス株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 4016 |
| 市場 | JASDAQスタンダード |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 3.8億円 |
| 想定時価総額 | 13.7億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 610円 |
|---|---|
| 仮条件 | 630〜690 |
| 公募価格 | 690円 |
| 予想初値 | 1,800円 |
| 予想利益 | 11.1万円 |
| 初値 | 3,590円 |
| 初値騰落率 | 420.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額約3.8億円の超小型需給
- 低単価で個人投資家が参加しやすい
- 連結売上高38億円台で黒字
- SBI証券が主幹事
マイナス要因
- 受託開発中心で成長性は穏やか
- 特定顧客への売上依存
- ロックアップのないファンド株が約13%
- IT人材の採用競争
FINANCIALS
業績推移
2017年11月期は持株会社単独、2018年11月期以降は連結の売上高と当期純利益を百万円単位で掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2017年11月期(単独) | 340百万円 | 31百万円 | - |
| 2018年11月期(連結) | 3,827百万円 | 58百万円 | +1025.6% |
| 2019年11月期(連結) | 3,845百万円 | 60百万円 | +0.5% |
業績コメント
2017年11月期は単独で売上高340百万円、純利益31百万円です。
連結移行後は売上高が3,827百万円、3,845百万円、純利益が58百万円、60百万円で推移しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者、役職員、事業会社には180日のロックアップがあります。
ちば新産業育成ファンドと高梨政彦氏にはロックアップがありません。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 鈴木 浩 | 357,400株 | 18.53% | 180日 |
| ちば新産業育成投資事業有限責任組合 | 250,000株 | 12.96% | - |
| 株式会社7ベルティーピー | 240,000株 | 12.44% | 180日 |
| 朝日生命保険相互会社 | 128,000株 | 6.63% | 180日 |
| MITホールディングス従業員持株会 | 96,800株 | 5.02% | 180日 |
| 中森 将雄 | 87,600株 | 4.54% | 180日 |
| 増田 典久 | 82,200株 | 4.26% | 180日 |
| 沼倉 巧和 | 65,200株 | 3.38% | 180日 |
| 高梨 政彦 | 38,000株 | 1.97% | - |
| TDCソフト株式会社 | 36,000株 | 1.87% | 180日 |
株主構成コメント
鈴木浩氏と資産管理会社7ベルティーピーで約31.0%を保有し、役職員、持株会、金融機関が分散保有しています。
需給面では、VC比率は約13.0%で、ちば新産業育成ファンドにロックアップがないため、上場時の売却動向は確認が必要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
MITホールディングスのIPOは、約3.8億円の超小型需給と低単価を重視し、前向きに申し込みを検討したい案件です。
社会インフラ向けシステム開発を基盤に、デジタルブックやCAD、顔認証などの自社製品も育成しています。
連結売上高は2018年11月期38.3億円、2019年11月期38.5億円で、最終利益も黒字を維持しています。
時価総額約13.7億円に対して公開株は55万株に限られ、事業の地味さを補う良好な初値需給が期待されます。
創業者側には180日のロックアップがありますが、約13%を持つ投資事業組合に拘束がない点には注意が必要です。
申込方針はSBI証券を軸とし、顧客集中や人材確保のリスクを踏まえながら、ネット幹事も併用する考えです。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年11月25日
公開価格690円に対し初値は3,590円となり、100株当たりの初値売り損益は290,000円でした。