IPO DETAIL
モビルス株式会社
コンタクトセンター向けにチャット、ボイスボット、LINE配信などのSaaSと導入支援を提供します。
SUMMARY
このIPOの結論
モビルスは、企業の問い合わせ対応をチャットや音声ボットで効率化するコンタクトセンターDX企業です。
売上高は6.8億円から9.5億円へ伸び、2020年8月期は純利益74百万円へ黒字回復しました。
仮条件上限1,280円では吸収金額約16.2億円、時価総額約71.3億円と成長企業として許容可能な規模です。
VC・事業会社株の1.5倍解除を確認しつつ、テーマ性と黒字化を評価して前向きに検討したい案件です。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主な申込先は大和証券です。
あわせてSMBC日興証券、SBI証券、楽天証券、野村證券も確認します。
公開規模、仮条件、同時期のIPO需給を確認して申込方針を決めます。
主幹事を最優先
主幹事の大和証券を最優先にします。
申込方法、抽選配分、購入期限を確認して申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
その他の幹事はSMBC日興証券、SBI証券、楽天証券、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、極東証券、静銀ティーエム証券です。
主幹事より配分は小さいものの、ネット抽選に対応する証券会社は当選機会を増やす候補です。
資金と締切を管理
仮条件上限1,280円の場合、100株あたりの申込資金は128,000円です。
申込資金に加え、証券会社ごとの前受金と資金拘束の扱いも確認が必要です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 大和証券を最優先に確認する
- 仮条件上限に合わせて申込資金を準備する
- ネット抽選対応の幹事も併用する
- 購入申込期限を証券会社ごとに確認する
注意点
- 同時期のIPO集中による資金分散に注意する
- 仮条件と公開規模の変化を確認する
- 当選後の購入申込忘れに注意する
- 上場直前の新興市場の地合いを確認する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年8月18日〜8月24日
公開価格決定日: 2021年8月25日
申込期間: 2021年8月26日〜8月31日
上場日: 2021年9月2日
BB申込期間
2021年8月18日〜2021年8月24日BB期間は2021-08-18〜2021-08-24で、仮条件は1060〜1280円です。
抽選日
2021年8月25日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-08-25です。
購入申込期間
2021年8月26日〜2021年8月31日当選後は2021-08-26〜2021-08-31の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年9月2日上場日は2021-09-02です。
公開規模、業績、株主構成、同時期のIPO需給を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | モビルス株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 4370 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 大和証券 |
| 吸収金額 | 16.2億円 |
| 想定時価総額 | 71.3億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,060円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1060〜1280 |
| 公募価格 | 1,280円 |
| 予想初値 | 2,110円 |
| 予想利益 | 8.3万円 |
| 初値 | 1,830円 |
| 初値騰落率 | 43% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- コンタクトセンターDXとAIのテーマ性
- 売上高が3期で拡大
- 直近期に黒字回復
- 吸収金額約16.2億円
マイナス要因
- VC比率約20.8%
- 複数株主が1.5倍で解除
- 過去に最終赤字
- 競合SaaSとの価格・機能競争
FINANCIALS
業績推移
目論見書の単独または連結財務情報を百万円単位で掲載しています。
売上成長、利益推移、赤字の有無を同じ基準で確認してください。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年8月期 | 680百万円 | 69百万円 | - |
| 2019年8月期 | 741百万円 | -103百万円 | +9.0% |
| 2020年8月期 | 952百万円 | 74百万円 | +28.5% |
業績コメント
売上高は2018年8月期680百万円から2020年8月期952百万円へ拡大し、2019年8月期の赤字を経て2020年8月期は純利益74百万円へ回復しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主には90日〜180日のロックアップが設定されています。
一部株式は公開価格1.5倍で解除されます。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| ラン・ホアン | 1,783,524株 | 31.12% | 90日/1.5倍 |
| 阮明徳 | 600,000株 | 10.47% | 180日 |
| 三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 | 533,556株 | 9.31% | 90日/1.5倍 |
| NTTコムウェア株式会社 | 521,400株 | 9.10% | - |
| トランス・コスモス株式会社 | 366,228株 | 6.39% | 90日/1.5倍 |
| グローバル・イノベーション・ファンドIII | 366,228株 | 6.39% | 180日 |
| 石井智宏 | 258,000株 | 4.50% | 180日 |
| 株式会社オウケイウェイヴ | 210,000株 | 3.66% | 90日/1.5倍 |
| KSP4号投資事業有限責任組合 | 192,000株 | 3.35% | 90日/1.5倍 |
| SMBCベンチャーキャピタル3号投資事業有限責任組合 | 97,668株 | 1.70% | 90日/1.5倍 |
株主構成コメント
ラン・ホアン氏が31.12%を保有し、創業関係者、NTTコムウェア、トランス・コスモスなどが並ぶ構成です。
その一方、VC・事業会社株の多くは90日または公開価格1.5倍で解除されるため、解除条件到達後の売り圧力に注意が必要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
モビルスのIPOは、コンタクトセンターDXの成長性と約16.2億円の需給を評価し、前向きに検討したい案件です。
チャットサポート、ボイスボット、LINE配信などをSaaSで提供し、企業の問い合わせ対応の自動化と省人化を支援します。
売上高は2018年8月期6.8億円から2020年8月期9.5億円へ伸び、2019年の赤字を経て純利益74百万円へ回復しました。
時価総額約71.3億円に対して公開規模は過度に重くなく、AIとSaaSのテーマ性が初値需要を支えると考えられます。
VC比率は約20.8%で、複数のVC・事業会社株が90日または公開価格1.5倍で解除される点には注意が必要です。
申込みは大和証券を優先し、黒字の持続性と解除価格を確認しながら、ネット幹事も併用して当選機会を広げる方針が適切です。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年9月2日
公開価格1,280円に対して初値は1,830円となり、100株当たり損益は+55,000円、騰落率は+43.0%でした。