IPO DETAIL
monoAI technology株式会社
大人数が同時接続できるメタバース基盤「XR CLOUD」を開発し、法人イベントやバーチャル店舗の企画・運営を支援する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
monoAI technologyは、法人イベント向けメタバースという分かりやすい事業テーマと小型の公開規模が強みです。
売上は立ち上がっていますが、BB時点では連結最終赤字が続き、開発・営業投資を吸収できる収益基盤の確立が課題です。
仮条件上限で吸収金額約11.1億円と需給は軽い一方、90日・1.5倍で解除される株式があります。
SMBC日興証券を優先し、短期人気と中期的な収益リスクを分けて参加を検討します。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
配分の中心となるSMBC日興証券を優先し、みずほ証券やネット申込可能な幹事も併用します。
小型需給は魅力ですが、赤字継続と1.5倍解除株を確認して申込比重を決めます。
主幹事を最優先
SMBC日興証券が主幹事です。
公開株の配分面で最も有効な申込先として優先します。
平幹事も取りこぼさない
主幹事以外の配分は多くありませんが、ネット抽選対応の幹事にも申し込みます。
資金と締切を管理
仮条件上限660円の場合、100株当たりの申込資金は66,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のSMBC日興証券を優先する
- 仮条件上限660円で申込資金を準備する
- ネット証券の抽選機会も活用する
- 公開価格1.5倍の解除水準を確認する
注意点
- 連結最終赤字が続いている
- メタバース関連の人気は市場環境で変化しやすい
- 新株予約権による希薄化余地がある
- 上場ラッシュによる資金分散に注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年12月5日〜12月9日
公開価格決定日: 2022年12月12日
申込期間: 2022年12月13日〜12月16日
上場日: 2022年12月20日
BB申込期間
2022年12月5日〜2022年12月9日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は630〜660円です。
抽選日
2022年12月12日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-12-12です。
購入申込期間
2022年12月13日〜2022年12月16日当選後は2022-12-13〜2022-12-16の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年12月20日上場日は2022-12-20です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | monoAI technology株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 5240 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 11.1億円 |
| 想定時価総額 | 65.5億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 630円 |
|---|---|
| 仮条件 | 630〜660 |
| 公募価格 | 660円 |
| 予想初値 | 1,335円 |
| 予想利益 | 6.8万円 |
| 初値 | 1,280円 |
| 初値騰落率 | 93.9% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- メタバース基盤「XR CLOUD」は法人イベントなど用途が明確です
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約11.1億円です
- 100株の申込資金は6.6万円で個人需要を集めやすいです
- 2020年12月期の大幅赤字から2021年12月期は損失が縮小しました
マイナス要因
- BB時点では通期の最終赤字が続いています
- メタバース市場の競争と開発投資の負担に注意が必要です
- 一部株主は90日または公開価格1.5倍でロックアップが解除されます
- 新株予約権による潜在株式が将来の希薄化要因になります
FINANCIALS
業績推移
2019年12月期は単体、2020年12月期以降は連結数値です。
会計範囲の違いを踏まえて売上成長と赤字縮小を確認してください。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年12月期(単体) | 218百万円 | -22百万円 | - |
| 2020年12月期(連結) | 1,110百万円 | -976百万円 | +409.2% |
| 2021年12月期(連結) | 1,111百万円 | -207百万円 | +0.1% |
業績コメント
2019年12月期は単体で売上高218百万円、当期純損失22百万円です。
連結では2020年12月期の売上高1,110百万円・最終損失976百万円から、2021年12月期は売上高1,111百万円・最終損失207百万円となり、赤字幅が縮小しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は90日または180日拘束です。
一部に公開価格1.5倍の解除条件があり、潜在株式は通常株式と分けて表示しています。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 本城 嘉太郎 | 3,754,000株 | 38.62% | 180日 |
| 株式会社ベリサーブ | 1,026,680株 | 10.56% | 180日 |
| 銭 錕 | 673,340株 | 6.93% | 90日/1.5倍 |
| GMCM VENTURES PTE. LTD. | 660,000株 | 6.79% | 継続保有 |
| 株式会社イグニス | 545,020株 | 5.61% | 90日/1.5倍 |
| 脇本 博道 | 472,100株 | 4.86% | 潜在株式(全量) |
| 中嶋 謙互 | 400,000株 | 4.12% | 180日 |
| 森川 幸人 | 390,000株 | 4.01% | 180日 |
| 成澤 理恵 | 390,000株 | 4.01% | 180日 |
| 山下 真輝 | 348,000株 | 3.58% | 潜在株式(全量) |
株主構成コメント
本城嘉太郎氏を中心に経営陣と事業会社が保有する一方、GMCM、きらぼし、阪急阪神系を含む投資事業組合等の比率は概算約8.9%です。
脇本博道氏と山下真輝氏の記載株数は全量が新株予約権由来の潜在株式で、通常の流通株とは区別しました。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
monoAI technologyのIPOは小型需給とメタバースのテーマ性を評価できる一方、赤字継続には注意が必要です。
法人向けの「XR CLOUD」は多数の参加者が集まる展示会やイベントを仮想空間上で構築できる点が特徴です。
2019年12月期は単体、2020年以降は連結で、売上高は2.2億円から11.1億円へ伸びましたが最終赤字が続きました。
仮条件上限660円では吸収金額約11.1億円、時価総額約65.5億円となり、低単価と公開株の少なさが需給を支えると考えられます。
一方、投資事業組合等の保有比率は概算約8.9%で、一部株主には90日・公開価格1.5倍の解除条件があります。
申込みはSMBC日興証券を軸に、テーマ人気だけでなく赤字縮小の持続性と解除価格を確認して判断したい案件です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年12月20日
公開価格は660円、初値は1,280円となり、100株当たりの損益は62,000円でした。