IPO DETAIL
株式会社オンデック
中小企業を主な対象として、株式譲渡・事業譲渡などのM&A仲介と財務・事業デューデリジェンスを提供します。
SUMMARY
このIPOの結論
事業承継M&Aという成長分野に加え、仮条件上限で吸収金額約9.8億円の小型需給が魅力です。
共同代表による安定した株主構成も評価できますが、案件成約時期による業績変動とVC株の1.5倍解除には注意が必要です。
野村證券を中心に前向きに参加します。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の野村證券を最優先とし、大和証券、みずほ証券、SBI証券も確認します。
小型M&A案件として前向きに申し込みます。
主幹事を最優先
主幹事は野村證券です。
公開株の配分が集中するため、野村證券からの申込を最優先とします。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は10社です。
大和証券、みずほ証券、SBI証券のほか、ネット申込に対応する楽天証券とマネックス証券も活用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,550円の場合、100株当たりの申込資金は155,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 野村證券を最優先にする
- M&A関連銘柄の需要を確認する
- 成約時期による業績変動を織り込む
- 公開価格1.5倍の解除条件を確認する
注意点
- 案件成約の遅延リスクに注意する
- VC株の解除価格を確認する
- 同時期IPOによる資金分散を考慮する
- 専門人材の採用コストを確認する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年12月11日〜12月17日
公開価格決定日: 2020年12月18日
申込期間: 2020年12月21日〜12月24日
上場日: 2020年12月29日
BB申込期間
2020年12月11日〜2020年12月17日BB期間は2020-12-11〜2020-12-17です。
仮条件は1400〜1550です。
抽選日
2020年12月18日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-12-18です。
購入申込期間
2020年12月21日〜2020年12月24日購入申込期間は2020-12-21〜2020-12-24です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年12月29日上場日は2020-12-29です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社オンデック |
|---|---|
| 証券コード | 7360 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 9.8億円 |
| 想定時価総額 | 43.1億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,270円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1400〜1550 |
| 公募価格 | 1,550円 |
| 予想初値 | 2,200円 |
| 予想利益 | 6.5万円 |
| 初値 | 4,500円 |
| 初値騰落率 | 190.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 事業承継M&Aの成長市場
- 吸収金額約9.8億円
- 共同代表が約70%を保有
- 主幹事配分が大きい
マイナス要因
- 案件成約時期で業績が変動
- 四半期損益がぶれやすい
- VC株は1.5倍で解除
- 専門人材の採用と定着が必要
FINANCIALS
業績推移
目論見書に掲載された直近3期の単独決算を百万円単位に丸めて記載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2017年11月期 | 426百万円 | 137百万円 | - |
| 2018年11月期 | 342百万円 | 23百万円 | -19.7% |
| 2019年11月期 | 648百万円 | 78百万円 | +89.5% |
業績コメント
売上高の推移を見ると、2017年11月期426百万円、2018年11月期342百万円、2019年11月期648百万円です。
当期純利益は137百万円、23百万円、78百万円で推移しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主には90日または180日のロックアップがかかります。
Angel Bridgeとタケオホールディングスは公開価格の1.5倍で解除されます。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 久保 良介 | 903,900株 | 35.03% | 90日 |
| 舩戸 雅夫 | 903,900株 | 35.03% | 90日 |
| Angel Bridge Deal-by-Deal Fund 9号株式会社 | 366,000株 | 14.19% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社ペイフォワード | 150,000株 | 5.81% | 90日 |
| 株式会社タケオホールディングス | 81,000株 | 3.14% | 90日/1.5倍 |
| オンデック従業員持株会 | 64,440株 | 2.50% | 180日 |
| 山中 大輔 | 59,520株 | 2.31% | - |
| 中井 裕介 | 19,830株 | 0.77% | - |
| 中垣 洋祐 | 19,830株 | 0.77% | - |
| 大西 宏樹 | 11,160株 | 0.43% | 90日 |
株主構成コメント
久保良介氏と舩戸雅夫氏で約70.1%を保有し、共同代表を中心とする安定した株主構成です。
一方、VCのAngel Bridgeは14.19%を保有し、90日または公開価格1.5倍で解除されるため、上昇局面では売り圧力に注意が必要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
オンデックのIPOは事業承継M&Aの成長市場と約9.8億円の小型需給を評価し、前向きに検討したい案件です。
中小企業の株式譲渡や事業譲渡を仲介し、経営者の高齢化と後継者不足を案件獲得の追い風にしています。
売上高と利益は成約時期で変動しますが、2019年11月期は売上高6.5億円、当期純利益0.8億円へ回復しました。
仮条件上限では時価総額約43.1億円、吸収金額約9.8億円で、M&A関連の人気を取り込みやすい需給と考えられます。
共同代表2名が約70%を保有する一方、Angel Bridgeなどの株式は公開価格1.5倍で解除される点に注意が必要です。
申込みは野村證券を優先し、案件成約による業績変動と解除価格を確認しながら参加する方針が適切です。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年12月29日
公開価格1,550円に対して初値は4,500円となり、騰落率は+190.3%でした。
初値売り損益は100株で295,000円でした。