IPO DETAIL
株式会社プロディライト
自社クラウドPBX「INNOVERA」とクラウド電話回線を一体提供し、企業の固定電話・コールセンター業務をクラウド化する通信DX企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
クラウドPBXの市場拡大、3期連続の増収増益、約7.9億円の小型公開規模が評価材料です。
創業経営者の持分が厚く、事業の継続性も確認できます。
一方、VC保有比率は約20%で、多くのファンド株が90日または公開価格1.5倍で解除されます。
需給の軽さを優先しつつ、競争環境と解除価格を確認して前向きに参加します。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の野村證券を最優先に、SBI証券、岡三証券、松井証券、マネックス証券も併用します。
小型需給を評価しつつ、1.5倍解除株と競争環境を確認します。
主幹事を最優先
主幹事は野村證券です。
配分比率が高い主幹事からの申込を最優先にします。
平幹事も取りこぼさない
引受幹事は6社です。
ネット申込の可否と抽選方法を確認し、申込可能な証券会社を広く活用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,440円の場合、100株当たりの申込資金は144,000円です。
各証券会社の前受金と資金拘束のタイミングを整理します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事の野村證券を最優先に申し込む
- 仮条件上限に合わせて14.4万円以上を準備する
- SBI証券や松井証券などネット幹事も併用する
- 1.5倍解除価格と需要動向を確認する
注意点
- 売出株が公募株を上回る点を確認する
- VC比率約20%と1.5倍解除に注意する
- 大手通信会社との競争を考慮する
- 顧客獲得費と解約率の変化を確認する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年6月12日〜6月16日
公開価格決定日: 2023年6月19日
申込期間: 2023年6月20日〜6月23日
上場日: 2023年6月28日
BB申込期間
2023年6月12日〜2023年6月16日BB期間は2023-06-12から2023-06-16までです。
抽選日
2023年6月19日公開価格決定・抽選日は2023-06-19です。
購入申込期間
2023年6月20日〜2023年6月23日購入申込期間は2023-06-20から2023-06-23までです。
上場日
2023年6月28日上場日は2023-06-28です。
初値形成時の気配と売買規制を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社プロディライト |
|---|---|
| 証券コード | 5580 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 7.9億円 |
| 想定時価総額 | 22.5億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,400円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1400〜1440 |
| 公募価格 | 1,440円 |
| 予想初値 | 2,300円 |
| 予想利益 | 8.6万円 |
| 初値 | 3,005円 |
| 初値騰落率 | 108.7% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- クラウドPBXと電話回線を一体提供する継続収益型の事業です
- 売上高と当期純利益は直近3期で連続して増加しています
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約7.9億円と小さいです
- 創業経営者2名で64%超を保有し経営の安定性があります
マイナス要因
- 売出株が公募株を上回り既存株主の換金色があります
- VC保有比率は約20%で多くが公開価格1.5倍で解除されます
- クラウド電話市場では大手通信会社やIT企業との競争があります
- 金森一樹氏と岡田良平氏の保有分は潜在株式です
FINANCIALS
業績推移
単独決算の売上高と当期純利益を掲載しています。
クラウドPBXと回線サービスの拡大により、直近3期は増収増益が続きました。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年8月期 | 1,321百万円 | 39百万円 | - |
| 2021年8月期 | 1,599百万円 | 63百万円 | +21.0% |
| 2022年8月期 | 1,777百万円 | 82百万円 | +11.1% |
業績コメント
売上高は2020年8月期1,321百万円、2021年8月期1,599百万円、2022年8月期1,777百万円です。
当期純利益は39百万円、63百万円、82百万円と連続して増加しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は主に90日拘束で、VC各社には公開価格1.5倍の解除条件があります。
株主欄では潜在株式と継続保有株を区別しています。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 小南秀光 | 700,000株 | 45.11% | 90日 |
| 川田友也 | 300,000株 | 19.33% | 90日 |
| SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合 | 175,000株 | 11.28% | 90日/1.5倍 |
| 日本ビジネスシステムズ株式会社 | 100,000株 | 6.44% | 90日 |
| SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合 | 60,000株 | 3.87% | 90日/1.5倍 |
| 池田泉州キャピタルニュービジネス4号投資事業有限責任組合 | 60,000株 | 3.87% | 90日/1.5倍 |
| 奥井琢磨 | 40,000株 | 2.58% | 継続保有 |
| 三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 | 16,650株 | 1.07% | 90日/1.5倍 |
| 金森一樹 | 12,000株 | 0.77% | 潜在株式(全量) |
| 岡田良平 | 8,250株 | 0.53% | 潜在株式(全量) |
株主構成コメント
小南秀光氏と川田友也氏で64.44%を保有する経営陣中心の構成です。
VC4ファンドの比率は約20%で、1.5倍解除による上昇局面の売却圧力を意識する必要があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
プロディライトのIPOは、クラウドPBXの成長性と約7.9億円の小型需給から前向きに検討しやすい案件です。
自社システムと電話回線を一体提供するため、導入後の月額利用料を積み上げやすい事業モデルです。
売上高は2020年8月期13.2億円から2022年8月期17.8億円へ伸び、最終利益も0.8億円まで増加しました。
仮条件上限1,440円では時価総額約22.5億円で、通信DXテーマに対して公開株の供給は限られます。
一方、VC比率は約20%で多くに1.5倍解除条件があり、競争激化や顧客獲得費の増加にも注意が必要です。
主幹事の野村證券を中心に、解除価格と仮条件の評価を確認して積極参加を検討したいIPOです。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年6月28日
公開価格1,440円に対して初値は3,005円となり、公開価格比は+108.7%でした。
100株当たりの初値売り損益は156,500円です。